住宅職人かずさんのしあわせ絵日記

家族の幸せは家庭(住まいの)環境にあり! その難しいテーマを地域や日常の出来事を通してイラストで楽しくご紹介。豊田市

熱帯魚・・・水槽の環境

2006年10月01日 | 家族のこと
我が家の子供たちは、なぜか魚が大好きで何かというと
『水族館、水族館』と言います。
長男が小さい頃は、よく お弁当を持って、竹島水族館に行きましたが
時間が取れない時は、ホームセンターの熱帯魚コーナーを水族館とごまかして連れて行ったりしていました。 

やっと長男が落ち着いてきたと思っていたら、今度は次男の番です。
次男は長男に輪をかけたお魚好きで、
スーパーヤマノブの鮮魚コーナーでいけすの魚を見ては喜び、
陳列してある魚を見ては店員さんに話しかけ・・・。
『もう行くよ』と抱っこすると『おさかな~ぁ』と大騒ぎ!!

そんな次男が、たどたどしい言葉で、
『ぱぱ、すいじょくかん。いこうね。いるかしゃんみようね。』
と言ったものですから、もうメロメロです。 

早速、名古屋港水族館へ、
次男は初めてではないのですが、
大喜びであっちの水槽こっちの水槽と飛び回っていました。
その日は久しぶりに子供たちのキラキラの笑顔を見ることが出来て幸せでした。
 
しかし、その後が大変でした。
次男の水族館攻撃が始まり、毎日のように『すいじょくか~ん、すいじょくか~ん』と、呪文を唱えます。
そんなにしょっちゅうは連れて行くことは出来ません。

そこで、水族館の水槽を我が家に作ろうと金魚飼育セット(特売品)と水草や数匹の熱帯魚を購入しました。 
『こんな風に水草を植えて、こんな色の魚を泳がして・・・。ん~いい感じ』
なんて、イメージを想い描き、早速セットしてみると 

我ながらなかなかいい出来です。
次男も長男も水槽の前から離れず見入っています。  
これで、次男の水族館攻撃をかわすことが出来る~と一安心。
 
ところが10日程経つと魚の様子がおかしいんです。
調べてみると、どうやら病気のよう・・。
しかも簡単に考えていたのですが、
小さな水槽の中にも自然界を再現することが、生き物にとっては当然最良だったわけです。
格好だけに気をとられて うっかりしてしまいました。
 これはいけない ! と思いつつ、魚の病気を治してあげ、水草を植えなおし、水質をチェックしながら『何とかいい環境が出来ますように』と

祈ること1週間・・・。  出来ました! 


今度はとってもよさそうです。
水質が安定した環境(水槽の中に水質浄化のサイクルや食物連鎖のサイクル)が
出来上がると、ろ過装置のような機械を使わなくても、
水はきれいに澄んでいるし、えさも毎日与える必要がありません。

 今、しあわせそうに水槽で泳いでいる魚は、病気から回復した魚たちです。
 環境も整ったし、魚も元気だしと喜んでいたら 
何と、いつの間にか出産していて 稚魚を10匹ほど見つけました!
  
これには僕も驚きました。水質が安定した直後の出来事だったからです。
 
生命力ってすごい・・小さな小さな命が日々元気に育っている!  
この小さな命たちに、子供よりひそかに 心躍らせるかずさんです。