飛行機がドバイに到着して入国審査を終えてエアポートの外にを出ると、多くの
アラブ衣装をまとった人々に出会うことで異国に来たという実感がわいてきます。
街の風景は日本のビル群のそれとさほど変わらなく、イスラム世界に来たと感じ
ることはあまりないでしょう。
街行く人々やショッピングモールで家族サービスをするアラビア人家族を見て
ほほえましくなることでしょう。
モスクや博物館に行くとアラベスクと呼ばれるアラビア独特のデザインでイスラム
世界を感じ取ることができますし、そこにアラビア衣装をまとった人が現れたら
それは旅心をくすぐられることでしょう。
イスラム世界は独特の様式と宗教と思われるでしょうが、ドバイにおいてイスラム
文化を感じることは上に記したことぐらいです。
心構えとして知り、理解しておけば無用のトラブルは避けられることでしょう。
■アルコールについて
ホテルやクラブ内のレストラン、バーやプールサイドでは自由にアルコールを
楽しめます。ビールやワインも世界各地の名品を味わう事が出来ます。
しかしホテルやクラブ外のレストランではアルコールをサービスすることは許可
されていません。また旅行者や一時滞在者が酒類を購入する事も出来ません。
もしお酒を持ち込まれる場合は免税枠は大人一人あたりワイン類2リッターと
スピリット(ウィスキー)類2リッターまでとなっています。
実際には日本酒の1升ビンなら2本までビールは350ml程度の缶で24本まで大丈夫
です。
持ち込まれる場合は日本からお持ちになるよりドバイ空港の到着ロビーの荷物受け
渡しベルトそばにあるデューティーフリーショップがお薦めです。
(日本酒や日本製の酒類はありません)
イスラム教徒以外の居住者はリカーパーミットと呼ばれる酒類購入許可書の発行を
受けると各自の所得に応じた割合で各月一定金額分までの購入が可能です。
イスラム教徒以外の外国人が一定の条件のもとで飲酒をする事になんらの問題は
ありませんが泥酔状態で外出したりパーミットがあっても一般のビーチや公園等
での飲酒は認められて居らずトラブルのもととなります。
また飲酒の上で交通事故や事件を起こすと通常の場合よりも厳しく罰せられる
傾向にあります。
■写真撮影について
砂漠の地平線に沈む大きな夕日をはじめ街中での写真撮影に特に問題はありませんが、人の写真特にイスラム教徒の女性の写真を許可無く撮るのは避けてください。
男性やショップ、レストランの写真をとる場合も一言ことわってからにされた方
が無用のトラブルを避ける為も懸命です。
モスクの写真も外部の撮影に通常問題はありませんが金曜日の礼拝前後等は避け又、万が一止められた場合はすぐに従ってください。
又、軍事、石油関連施設や政府系の建物、空港等では撮影が規制されている場合が
多くありますので事前に確認してください。
■ラマダン(断食月)
ラマダンはイスラーム歴の第九番目の月にあたります。
但し、イスラム暦は太陰暦に基き毎年約11日間ほど早く始まるようになります。
ラマダンの間イスラム教徒は日の出から日の入りまで一切の飲食、喫煙等を慎み
ます。
■ラマダンって?
断食を通し持たざる者の気持ちを理解し、持てる物への感謝をする精神修養の期間
です。
期間中イスラム教徒は単に断食するだけではなく喜捨などを通し善行を積む事を
求められています。
又ラマダン中には声を荒げたり、悪口を言ったりする事等も慎むべきとされて
います。
いつもは国際感覚あふれるドバイの若者達の多くもこの時期はイスラムの伝統に
帰り静かに時を送っています。
ラマダン中にドバイ、UAEを訪れるかたはやはり日中の屋外での飲食は避けて
下さい。
イスラム教徒以外の外国人の為、ホテル内のレストランではコーヒーショップを
中心に昼間営業しますがアルコールのサービスはありません。
(夜はアルコールもあります)
街中のレストランやカフェは全て昼間は休業となります。
但しドバイでは一部のレストランはデリバリーでのみ昼間も営業します。