今回も過ぎ去った応援についての記事になります。10月から時は巡って11月は第3週。我々はまたもある競技の応援のため、内地に向かったのです。
まずは、その競技の特徴を挙げるので、皆さん、考えてみてください。
・球技、球の大きさは野球ボールより10mm程度小さい
・過去6回の全国大会が行われているが、その全ての大会で関東勢が優勝している。
さあ、どうでしょうか?ここまでのヒントで分かった方は団員から1年間コナン君と呼ばれる権利を贈呈します。
続いてのヒント
・カレッジスポーツの代表
・地上最速の格闘球技と呼ばれている。
さあ、もうわかりましたね。そうラクロスです。男子ラクロス部がインカレに2年ぶりの出場を決めたため、我々も行ってまいりました。
会場はは大井競馬場にほど近い大井ふ頭中央海浜公園第二球技場、競馬場以上の盛りあがりでした。(競馬場には行っていません)
そして、対戦相手はなんと日本体育大学、いってるそばから関東1位の強豪校との対戦です。なんと、今調べたところ、日体大の選手にはU22(22歳以下)日本代表を4人も擁しているようです。
対して北大、どう戦うか。日体大は応援団が来ていません。会場のムードだけは絶対に相手に持っていかせまい、と我々にも普段より緊張感が漂います。
試合開始前の写真、選手たちもきっと緊張していたことでしょう。北海道での試合と同じく我々は応援に駆けつけています。この安心感で緊張を和らげてほしい…(ラクロス協会より引用した写真)
いよいよ試合が始まります
北大が紺のユニフォーム、日本体育大学が白のユニフォームです。
最初のフェイスオフ、取ったのは日体大。勝つために序盤で失点したくない北大、最初のディフェンスは守りきりました。
北大のフェイスオファーは大屋選手(3)
なんやかんや書いてますが、実はこれ以降あまり試合内容を覚えていません、(6週間も前なので)
そして、前半に(たしか2ピリオドの開始直後)に北大のキャプテン0番の竹下勝利選手がヒザの怪我でコートを去ってしまいます。
北大厳しい展開になってしまいます。
前半を終えてスコアは1-7、日体大に主導権を握られてしまいました。
ラクロス部員と一緒に我々も全力で応援します。 ↓ついに確立した男ラクでのタンバリン以外の楽器を使用した応援
後半は巻き返したい北大、3ピリオドでは2点を奪うものの、相手は関東王者。後半も勢い衰えず、結局試合は3-13で北大は敗北しました。
そして、試合直後、応援席に向かってラクロス部員が応援席に頭を下げてくれるわけですが、その後、竹下選手はその場で泣き崩れてしまいます。
実は、私は竹下選手とは以前から親しくさせてもらっていました。この試合の2週間ほど前にも、バイト先のコンビニに深夜にも関わらず彼が来たので、試合前なのに大丈夫なんですか?と尋ねると
「卒論書くから、またこれから研究室に行かないと。」と言って去りました。ラクロスも勉強も本気でやっているのがよくわかる人で、集団を率いるものこのような人であらねばならぬと思わされたものです。
ここまで読んでいただいた読者の皆さんは、関東の壁はやはり厚いようにも思われるかもしれません。しかし、明るい材料もあります。北大で唯一得点を挙げた角野祐貴選手は現在3年生。来年にはさら成長したプレーをこの舞台で見せてくれるはずです。
ということで、来年の男子ラクロス部の活躍にも期待です。
↑応援中の菊池(3)、今回の写真は彼の親御さんの提供です。 ↑試合中の盛り上がってるスタンド、奥にちょっぴり我々も映っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~以下おまけ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その後、我々はすぐさま帰途に着きました、とはいかず、次は北翔大学の女子ラクロス部が試合だというので、それを見に行きました。
実は北大の試合中、北翔の選手たちも応援してくれていたとか。
そういうことなら、と私と応援団は試合会場に戻りました。他の団員は他の大学は観たくないとか、やることがあるとか言って、帰ってしまいました。
こちらも、相手は関東代表、明治大学。相手に応援団がいました。
試合直後から明治大学がボールをキープし、北翔大学はボールを前に進ませることすらも難しいといった状態でした。前半終わって0-10。これではいかんと、私何か変えられないかと、行動を起こしました。その様子を応援団の三宅(1)が撮っていたので…
↓ ガラの悪い人に見えますが、中身は真人間です。 ↓ 明大の応援団の対応はあまりに丁寧であった。
そうです。相手の応援団に揺さぶりをかけにいったのです。
どう揺さぶったのかはもうほとんど覚えていませんが、効果はほとんどなく、0-20で敗れてしまいました。それもそのはずで、明治大学はラクロス部員が主体となって応援していたのです。部員の数は100人を越えるようで、なかなか迫力のある応援でした。
因みに明治大学女子ラクロス部はインカレ優勝どころか、全日本選手権も2連覇したようです。我々の立場からだと、複雑な気持ちではありますが、部員が一丸となって応援しているチームの強さを学ばせてもらった、というのが一番しっくりくる解釈ですね。
今回のインカレも男女ともに関東代表が制しこれで初回大会から7年連続で関東勢がインカレを制したことになります(男女とも)。北海道代表はインカレの緒戦の相手は毎回関東代表です。しかし、いつの日か北大が関東代表を打ち負かす日が来るはずです。
終わり。
文責:メディアで攻める2016年 山村(3)