。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

大好きをゆったりまったり楽しんで
のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

白山ロード^^(池田町-1)

2014年04月30日 | 白山車窓景

平成26年4月30日参拝

・新保 白山神社   ( 福井県今立郡 池田町新保 15-1 )
・志津原 白山神社  ( 今立郡 池田町志津原 20-24 )
・山田 八幡神社   ( 今立郡 池田町山田 33-28 )境内社/白山神社 





ここ最近、いろいろ思う事もありまして、白山神社めぐりの整理をしだしました。とりあえず^^;撮りためた写真だけでもと過去にUPしてみましたが、なかなかコメントまで行き届きません。またその気になった時にでも、おいおいと振り返りのんびりしたためていきたいと思います。

ほんでぇ~^^;;;ここにきて分かった事が、手当たりしだい^^;近場から飛び回ってきたのですが、今のとこ^^数少ない嶺南地域は制覇できたものの、越前市や鯖江市にまだ御目通りできてない白山神社が2~3社あることが判明いたしましたので、ここへは近々行っておかんなあかんと思います^^!


(ふと^^;;;思えば、参拝制覇できた嶺南の方に、我が娘はお嫁に行ってしまったんやなぁ・・・と。そんなんやったら、なんでもっと早くお隣の越前市から制覇しとかなんだんやと今更ながらにして悔やんでも、ほんなもん遅いねぇ~^(笑)^ )

~っということで、越前市に行くんかとかと思いきや、本日午後から車を走らせ向かった先は池田町だったのでした。いや^^; 実は下の娘がこちらで仕事をさせていただいている御縁もあり御礼を兼ねての参拝です。調べたら、どうやら3社だけみたいですので時間もかからないかという単純理由だけやったんですけど~ねっ^^v

本格的に忙しくなる5月のGWを前にして、英気を養いに行って参りました!

 


新保 白山神社(福井県今立郡池田町新保15-1)

 

 

 

この地区には、こじんまりとした「新保ファミリースキー場」があり、スキーシーズンの土日は家族連れのお客様で賑わう。スノボーをやる人には、平日は穴場ともなっているようです。

新保の集落に入ると、杉林を背にしながら拝殿と本殿がつながって神社はあったのだが、なぜに鳥居の場所が正面でなくここなのかがどうも理解できなかった。拝殿の目の前は、広々とした水田が開けており、低い段差を降りた境内すぐ前にもそこから山にはいる林道が整備されていたんですけれど・・。

とにかく、まずは参拝してからと拝殿の前で手を合わる。しかし、正面は光のささない雨戸の様な扉に固く閉ざされおり、しっかりと南京錠がかけられてあった。こんなにも目の前は日当たりよく明るく開けているのにと思うと、まるで天岩戸のようでもあり、神様はそこから何処を眺めているのだろうかと、ふと思ってしまった神社であった。

 

 

志津原 白山神社(福井県今立郡池田町志津原20-24)

 

 

 

 

ここはまた違って、民家に寄り添うように神社が存在している。鳥居正面は、個人の畑となっていたものですから、ちょっとお邪魔させていただき正面から写真を撮らせて頂いた。

何といっても圧倒的な威厳を放っていたのは、鳥居前に寄り添いながらも両者どちらもひけを取らないどっしりとした姿を構えてそびえ立つ杉とケヤキの巨木です。根の張り具合いが半端なくマジ凄いです。どう考えても、鳥居の方が後に建てられたと思うのですが、なぜにもうちょっと巨木から離さなかったのかと疑問だ^^?(笑)。

 

鳥居前で拝礼しそのまま進むと、今度は赤瓦の拝殿が大きな存在で迎えてくれます。まるで古民家のような佇まいをみせてくれる珍しい造りです。

鳥居の近くにあった由緒書掲示板に寄れば、

『 当白山神社は、遠い昔(室町初期ごろ)から能舞が毎年正月17日(旧)に盛大に奉納されてきた。

今は能舞は廃絶したが、2月17日能面祭として伝承されている。
能舞の奉納は廃絶したが、往昔使用されていた多数の能衣装と能・狂言の面が 十四面(大半が室町時代の作)保存されている。

福井県指定 工芸品 紺地花雲文金襴狩衣
美術品  能面 父尉・翁・三番叟   (昭和52年3月指定)

表地は金襴を用い、花雲の文様が描かれ、袷仕立で、裏は萌葱色の薄絹を使用し、背に「志津原惣中 寛永拾五(1638)稔壬寅八月吉日」と墨書銘のある気品の高い能衣装である。

翁の大事(翁三面)の能舞に使用した面である。父尉面は室町時代初期、翁面は同じく中期、三番叟面は末期のもので、いずれも五百年以上の年月を経ているが保存状態がよく、形も彩色もほぼ完全な姿である。 池田町』

 

 

八幡神社(福井県今立郡池田町山田33-28)新宮神社 白山神社 

 

  

 

 

『 山田の大ケヤキ   
     池田町指定 第44号 天然記念物  (1977年3月1日指定)
  周囲5.95m 高さ約35m 樹令推定800年

根元は無数の大小のこぶに一面におおわれており特殊の風格を備えている。
現在根元が上におおわれていて屈折した部分が見えにくい。池田町教育委員会 』

 

末社として、白山神社が祀られています。ここには、天然記念物として町指定の大ケヤキがありますが、個人的には志津原のケヤキの方が魅力的に感じたのですが、あちらは記念物になぜ指定されないのでしょうか?

いやいや、そんなことより^^;;; 私的に盛り上がってしまった^^v ことが実はありまして~♪

なんと、町指定 第44号 天然記念物という数字もさることながら、鳥居前に駐車してあった福祉関係?の車でしょうか、車体の″ふれあい4号″という文字の偶然さに目が輝いてしまったのでした(爆)。

なんてないことですが、毎年初詣に行く大塩の八幡さまと一緒な、ここも八幡神社っていうのも^^嬉しい偶然ですね~ ちゃんちゃん^^v (笑).

 

 

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花びら化身^^11仏 - 岩本観音

2014年04月28日 | 途中下車の旅

GWに突入ですね^^、ポカポカ良かお天気日よりが続いております。皆さま^^どうお過ごしでしょうか? どっか^^遊びに行くの?

毎度の事ながら、私はひたすらこの期間は仕事に生きまっす^^;  しかし、パワーの源でもあった松竹座の「春のおどり」が一カ月遅れとなってしまった今年、殊更待ち遠しいこの気持ちの持ってきどころを探してみたんですが、そうそう何処にでもあるものではなく、とどのつまりは仕事に捧げるしかなく・・、頑張って稼がなあかん結末となりました^^!(笑)。

ほぉーやねぇ~、私のGWは、桜の花びらが舞いとけ込んだ青空を泳ぎまわる鯉のぼりが、ちょうど泳ぎこなれて遊びにかかる頃になるのかも^^? あんまし^^; 元気良過ぎて泳ぎ疲れてしまわんよう、あんじょう^^風さんに今からお願いしとくことにしますわ~♪

まあ^^そんなこともあって先日、少しでも充電するべくパワー 探しのドライブに行って参りました。

昨年、しだれ桜の花見に出かけた越前陶芸村の近くに、岩肌に石仏を彫った珍しい岸壁があるらしいということでしたので、これを最後の花見の見納めにするべく、しだれ桜みたさに^^すっ飛んで行ったのでした。

申し分ない真っ青な青空の下だったのですが、残念ながら散りぎわの儚さを楽しむにはもう遅かったかな、と思いながらしだれ桜の中をめぐり歩いていた。

まあるく散り広がった花びらの群れは、まるで昨年の満開の花篭を思い出させてくれるかのごとく、緑のジュータンの上に薄桃色のスポットライトとなって浮かび上がり桜の枝を照らし出してくれていた。そんな姿をみていると、散ってしまった花びらの一枚一枚までもがなんと愛おしいことだろう。

桜彦が言った! 

「 桜は散るために咲くのではない。来年も必ず咲くために散るのだから!」

やがて、このしだれ桜にも新緑が芽吹く季節がやってきます。そう、来年の準備にかかるのですね^^v

ところで、近くにあるという充電パワーの岩仏はいったい何処におわすのかと探しあぐね、車で尋ね走らせてみたところ、江波という集落内の道沿いに突如その岩はそびえていました。一見わかりやすいようで見過ごしてしまいそうですから、ゆっくり車を走らせ探すことをお薦め致します。

その仏様は、『岩本観音』という名称で地元の人たちに慕われているようです。

 

  『 県文化保護委員、野村英一氏の調査によりますと、このような磨崖仏は県下でただ一つ、ここだけといいますから、この観音様は大変貴重なな文化財です。 彫刻は素人の手になるものではなく、専門家の手になるものですが、作者の氏名はわかりません。 製作年代は江戸時代の初期と考えられます。  平成元年三月 宮崎村教育委員会 』

  『 ここは昔「岩本地区」と呼ばれ、高さ14m、幅47mになる岸壁の東側に、高さ79cm、幅27cmの観世音菩薩の像が11体1列横隊に彫刻されています。 彫刻者は元禄11年(1698)8月7日に亡くなった、同地区の木下茂平氏だと云われています。 また、一説には、「むかし大飢饉で餓死者が続出し、腐臭があちことに充満していたとき、ここを通った行脚僧が、これをあわれんで、たくさんの屍を岸壁のところに集めて、ねんごろに葬り観世音を手ずから岸壁に刻んで、霊を弔った。」 とも云われています。  越前町指定文化財(昭和51年11月3日指定) 』

 

道沿いの石段を登っていくと、11体の石観音を目の前に見上げることができます。

もうどのくらいの年月が過ぎ去ったのでしょうか、約半分の観音様は風化されつつあるように見受けられました。お姿が拝見できるうちにお参りできたことが何よりの幸せかと思います。

皆さまもお近くをお通りの際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか^^必見の価値あり有りですよ。

さあ^^、忙しいGWやけど、元気出して乗り切るぞ~~~おっと!!!

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ピース遺伝子

2014年04月18日 | 待 合 室

久しぶりに大地が雨の恵みに潤された朝、今日は少し肌寒い一日です。思う存分に満開に咲き乱れてくれた桜の花達ちともうこれでお別れとなりそうです。

今年は、雨の日が少ない天候が続き、満開に満開を重ねた桜の姿をいつまでも夢の中にいるような気分で眺めていることができました。本当にどこもかしこも、どこの街並みまでもが薄桃色に染まってました。

そして、そんな中を車を走らせて眺めみる風に舞う花びらの競演は、まるで舞台の花吹雪を浴びているようで、向かうその先に敵無し、なんら心配する事など何も無いのだとでもいうような至福の幸せを感じることができたのでした。

桜の競演が終わりを告げると、それに続けとばかりに次々と花が咲き乱れてきますね^^v  ここの窓からも満開に咲いた花桃がすぐそこから微笑みかけています^^。残念ながら我が家のお花じゃないのでなかなか答えてあげられないのですが、塀の向こうからしきりと笑顔で話しかけてきます(笑)。一本の幹から、濃い桃色と真っ白の花が枝分かれに咲き群れていてとても綺麗なんですよ~♪

このように白と桃色が咲き混じり合う花桃には、赤い花を咲かせる遺伝子があるからなのですが、その遺伝子を peach(モモ)  anthocyanin(赤い色素の名前)  coloration(発色)  enhance(増やす)  gene(遺伝子) の頭文字から ”peace gene ” と名付けたそうです。

なんと^^まあ、「平和」の遺伝子ですって^^すてき~☆

しかし、「平和」遺伝子の働きを邪魔してしまう遺伝子(transposon)も別に持っているため、その遺伝子が「平和」遺伝子に取り付くと赤い色素を作ることが出来ないので白っぽい花になるんだそうです。

ピンクの花をつける枝は何年たってもピンクの花ですが、白い花は純白ではなく白地に大小さまざまなのピンクの斑が入っています。この白地にピンクの斑入りの花をつける枝は、時に完全にピンクの花に変わり咲くこともあるのだそうです。

でもまあ^^、ピンクにしろ、赤でも白でも、綺麗に咲いてくれるんだったら~なんだっていいように思います^^v  小難しいことは理解できないけれど、春風に揺れながら青空に映えわたって咲く花桃の姿は、まさに「平和」の遺伝子を受け継ぐ者として相応しい容姿をしているのかもしれません。だって^^とっても、きれいだもの~♪ (でも、桜の次にねっ^^;)

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いやしの薄墨桜

2014年04月09日 | お花見列車

桜花爛漫の世の中^^ 誰も彼しもが淡い桜色に心浮き立ち、モコモコに咲き乱れるその儚き花びらを恋し愛で慈しむ季節ですね。

今年は積雪が少なかったせいか、急いに任せて桜も咲きにかかるものですから、こちらもアタフタ^^するばかり、もぉ~^^;;; お花見に早く来ないと散らせちゃうぞ~とばかりに耳元を春風が通り過ぎていきます。

いやはや^^;;; こちらにも段取りっちゅうもんがあります。もうちょっと待ってね^^とばかりに延ばし延ばしに待っててもらったお花見に本日やっと行って参りました。天気予報によれば、明日は雨になるかもと呟いてましたので、ギリギリセーフ^^でしたね。ありがとうございます^^

本日は更に気温も上昇して春一番のポカポカ桜花日和のお花見となりました。出向いた先は^^粟田部の花筐公園。やっと^^念願が叶ってお目通り願えた薄墨桜です。(近くに居ながら、なかなか出逢う機会ってないんです。)

ドライブのお供は、やはり、ここは何をおいても桜彦を乗せて出発でしょ^^とばかりに、その想い出に浸りながら約1,000本の桜が咲き誇る桜の名所でもある花筐公園を一路目指します。
懐かしい桜彦は、今になっても艶っぽい魅力のまま語りかけてくれる・・(そらそうじゃ^^;;;DVDじゃもん!)。すると、道を曲がった瞬間、パッと目の前が一面ピンク色に染まった。

  

きゃぁ~^^これは、まるで夢見ごごちのような景色が目の前に広がっています。して^^; 目指す”薄墨桜〟は何処にと問えば、ここより歩いて30分先とある。この上まで坂を登るのか^^?30分も^^;;;(ふむぅ^~^、どうやら簡単にお目通りは願えないようで^^:)、

ここは何かのためにと持参した桜花さんのソロアルバムの手助けを頂きながらゆっくり登ることにした。まるで、この日のために作られたCDかと思えるように^^ジャ~~ンと始まった「桜花咲くLIFE」の歌に元気づけられながら坂道を登り始めた。

~曲がりくねった道でもいい デコボコだらけの道だってへっちゃら~~♪ 

よくぞ、この歌を初めに持ってきたものだと感心しながら登っていったら、なんと!途中に狭いながらも駐車場があって車が止まっていた^^? それはちょっと、ずる過ぎるんでないんかえ^^!!!

 

でも、まあ^^まあ^^とばかりに、ここからは皆んなちゃんと歩いてのぼるんやでと^^vと、のぼる看板が手招きしてくれた。なんとも優しいことに杖も用意して待っていてくれたのです。のぼる君が案内するには薄墨桜まで900mとある。

真田幸村の応援歌に奮いたち、杉林のくねくねした山道の小道を登り始める。山登りをするつもりは全くなかったのだが、ここまで来たらもう行くしかない^^;途中やすみ休み足を進める。

~ありがとう ありがとう ありがとう あなたがいたから~~♪

そして、ようやく^^たどり着いたのだが、その思いもよらぬ痛々しい姿に我が目を疑った。
しかし、その薄墨桜は山肌にしっかりと息衝いて伸び伸びと枝を広げていた。そして、その枝の隅々まで散りばめられた可憐な花びらの影から桜の聖霊の如くこちらを見下ろしていた。

  

~それは夢 それは愛 美しく 凛として~~♪

あっ^^そうだ!この歌は薄墨桜にもぜひ聞かせてあげたいと、誰もいないことをいいことにイヤホンを外しボリュームを最大に上げてみたが、どうもこの距離では届きそうもなかったので山肌を登って木の根元に行ってみることにした。

近くに行ってみて分かったのだが、この薄墨桜の樹木は中が空洞になっているようで、がっちりとした数本のワイヤーが、その身を四方八方からしっかり抱きかかえて支えていたのです。

 

根元のくぼみにICレコーダーを寝かせ高山右近の歌声を薄墨桜に聞いてもらう。
その思いを込めた澄みきった歌声に私も聞き惚れ、空に伸びていくその桜の枝ぶりを見上げながら写真を撮っているうち自然に涙が溢れてきたのである。薄墨桜を癒してあげるつもりが、反対に私が桜に癒されたかたちになってしまった。

 

そんなふうにしながら、今も咲き続けている薄墨の貴女は、いくつになったのですか^^?

私は、今日で54回めの誕生日を祝います。 あなたに逢えて本当によかった~♪

コメント (2)
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