見て聞いて学ぶ紫式部の一日
紫式部と南越前町 9月29日(日)8:45~15:00 / 今庄住民センター
南越前町の紫式部ゆかりの地を巡るツアーや式部にまつわる講演会、講談会といった「式部尽くし」の一日を楽しめる催し。
第1部 紫式部ゆかりの地巡りバスツアー
「ふくい歴女の会」会長で、コミック版日本の歴史「紫式部」の原作者である後藤ひろみ氏と、南越前町の紫式部ゆかりの地をバスで巡る。式部が996年に父藤原為時と下向した際に越えたとされる湯尾峠や、式部が詠んだ歌に登場する「たこの呼坂」など。
第2部 後藤ひろみ氏 講演会
「紫式部と南越前町 その人生とつながりをたどる」
第3部 講談師 四代目玉田玉秀斎 講談会
幕末に活躍した神道講釈師・玉田永教の流れを汲む玉田家の四代目玉秀斎による講談入門と講談会「紫式部が見た越前」
NHK大河「光る君へ」の影響もあり、紫式部ゆかりの福井県内は様々な関連イベントに湧いています。そこで、私もちょこっとだけ足を運んで今庄へ^^;;; 一日参加は無理でしたので午後の講談会だけを楽しんで参りました。
第3部 講談師 四代目玉田玉秀斎 「紫式部が見た越前」
講談会の受付には4つのボックスが設置、ちょっとした趣向が用意されています。
「好きな果物?」「最後の晩餐に食べたいものは?」「好きな動物?」「 あなたの宝物?」
講談の話に使用するようで、この中のどれか一つに投稿してくださいとの事^^;
しかし、優柔不断な私は、、、決められないループの沼に暫し陥り困りはてた^^;;;
いや、ここは話のネタになるのなら、ありふれた物では面白みがないし、かと言って好物って言われてもなぁ~ここんところ、よく自分でもわからないのが現状・・(ほんな真剣にならんでもいいんやって、何でもいいんやってぇ~~^^;)
外食にしてもハズレの味に当たるのが嫌で、事あるごとに同じものを選んでばかりいるような気がする。新しい味を薦められて挑戦するが、ことごとくハズレる。主人に言わせると、味の妄想を膨らませ過ぎるからやとよく言われる。世の中どれも普通に美味しい物ばかりやで~と^^;
美味しいものってなんだろう? 言葉以上にその物の妄想も浮かんでこない自分がいた。
どうでもいいことなんですが~(笑)
かと言って、あまり動物は好まないし~、宝物は思い出ぐらいで物質的には何の執着も無いし~~、そんなことをあれこれ思いながら、随分とつまらん人生になったなぁ~~っと、つくづく実感!するばかりだった。
でも、そんなんが普通に幸せな毎日なんやでと世間では言うらしいけど・・^^;;;
ぐだぐだ考えてても埒が明かないので、とりあえず^^定番食を晩餐に書くことにした(笑)
さて、玉田玉秀斎さんのお名前だけは知っていたもので、一度お会いしたいと思っていた矢先の今回の講談会です。神がかりな素敵なめぐり合わせのような気がして嬉しかったです。遥々ありがとうございます。
ほどなくご登場。背にした金箔屏風の輝きにも負けじと、めっちゃ明るく朗らかな声で会場を盛り上げながら講談を進めて下さるのですが、なかなか田舎なこともあって客席の方が盛り上がりに欠けて舞台上はやりづらかったかもしれませんね^^; 個人的には講談って嫌いじゃないけど、反応の仕方というか間合いがまだよくわからないです^^;やっぱ遠慮しちゃうというか^^;;;(そんなところなんかも、初心者に解説する時に助言くださったら嬉しいかもです。)
さて、序盤は講談入門編として一生懸命に分かりやすく砕けた解説の後、講談の調べにのせて昔話「ももたろう」を引き合いに物語の構成づくりを客席の皆様と楽しみます。そうそう、そこで先ほど投稿した4つのボックスの登場となるのです。
お話の流れは無造作に引いていく紙に書かれた言葉に従って、桃太郎はアボガド太郎となりコロコロと面白可笑しく展開していきます。お供の者にカピバラが出てきた時にはさすがに客席にも笑いが出てきます。でも、ちゃんとベタに犬や猿と書いて下さっている方もいたからお話は前にちゃんと進んでいくのですが・・
ボックスによっては少ない投稿もあって、最後のお宝のボックスには紙が4枚だけ・・。
アボガド太郎が鬼から取り返した宝とは、「孫・手紙・娘」ときて、最後に「家族」でした。
そして、幸せに暮らしましたとさ^^ちゃんちゃん。。。
どなたが投稿してくださったのかは分かりませんが、宝物として本当に素晴らしい4枚だったと思います。「娘・孫・家族・手紙」この4枚の御札が揃っていたら、人生は楽しいものになりますよね^^v
ふと、我が身を振り返ってみると、私は二人の娘に恵まれながら二人共嫁がせてしまいました。三人の孫に恵まれましたが手元に置くことも叶わず・・。今は両親を亡くして夫と二人暮らしで、お気楽な日々を満喫させてもらっていますが^^;;;
最後に手元に残ってるのは、膨大な手紙の下書きが詰まった小さなUSBだけ。もうとても恥ずかしくて読み返すことはしないけど、思い出と共に御守りのような存在になっているような感じでしょうか^^; そうですね、私に残された主人と共に大事な御札です^^v
さて、本日肝心の講談会演目「紫式部が見た越前」
大河「光る君へ」のあらすじに沿って、紫式部の幼少期から始まり、父に連れ立って越前の地に赴くまでの景色を踏まえ、都へ戻るまでの経緯に沿った紫式部の心の揺れ、そして「源氏物語」を書き始めるまでの決意のすべてが講談の物語として脈々として語られたのでした。
すっごく^^玉秀斎さん演じる紫式部がチャーミングでしたので、お話も分かりやすく前のめりに物語に入り込んでしまった自分がいました。
僭越ながら、現在のドラマでもハマっているのに、こうも目の前で物語を語られちゃうと、妄想癖の私は途中からまるで自分のことを聞かされているような感覚に浮足立ってしまい、もぉーまたや^^あかんアカンと思いつつも、へぇー^^;今まで起こってきた出来事はそういう経緯があったんやぁ~と、妙に納得するものを感じとってしまった・・ (笑))))) お恥ずかしながら、皆様、妄想^^;妄想の中でのお話ですのでネッ~あしからずぅ~~♪
ほやけど^^ほんま興味ある講談でした^^玉田玉秀斎様、楽しい夢を描いて下さって有難うございます。。。
そーかぁ、、越前和紙って、”紙” だけど "神" だったのかもネー^^; なるへそ~~!
だから、その越前和紙に書かれた「源氏物語」は、千年もの長き歴史の中で人々に愛され続けられているって訳?なのね(^笑^)。そして、なんと! その物語を求めて老若男女幾多の人々が、この越前の地に夢を求めてみんな集まってくるという。ステキ☆ステキ~~☆
ホヤッ^^そういえばタイミング良いことに、ここ越前の民が、そしてOSKの劇団員が、みんなしてこの地に描き続けてきた「源氏物語」こと夢の物語りが繰り広げられる「たけふ菊人形」が今月4日から始まるんだわー!
うわぁ~~~^^;「源氏物語」って、なんてステキな物語なんでしょう。むらさきちゃん^^ありがとう~~♪
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