三日月

竹取物語のかぐや姫、なぜに満月の夜を懇情の別れの日としたのか・・？

毎年のことながら、「たけふ菊人形」が終わってしまうと、急に淋しくなってしまいますね＾＾；；； 今年は例年よりも一週間も長かったロングランでしたから、尚更そう思ってしまうのかもしれません。まだあるまだまだあると思っていたのもつかの間＾＾；こんなにもあっけなく終わってしまった～＾＾；；；

今宵の月は、ちょっと満ちてきた三日月＾＾（本当の月名は夕月）のはずだが、とてもとてもこんな雨もよう続きの毎日では、暗闇に月を望めるはずもなく、冷え切った体を温めながら見えぬ月の姿を心に描いてみるばかりです。

思えば、公演の円熟とともに月はどんどん満ちていた日々だったのですが、それは、やがてくる別れを告げるが如く欠けていく姿がそこに浮かんでいたとも言えます。そして、終演とともに虹となって空をかけ巡ったのち、予言どおりにその数日後に月は闇夜に融け込んでいってしまったのでした。それから一気に冷え込んだこちらの寒さときたら、アラレは落ちてくるわでバンバンの冬モードです。雪こそ積もってはいませんが、底冷えする毎日が続いています。　

元気をいっぱい頂いて蓄積していた母だったと思ったのですが、突然また血圧が不安定に上がって頭がガンガンすると病院へ夜走る。

まあ＾＾；先生の話を聞いてるうちに平常に戻ってはくるのですが、ピークの恐怖を体験してしまうと、またそうなることへの恐怖が追いかぶさって更なる心配として襲ってくるのかもしれません・・・。薬で和らげるにも限界がありますので、ある程度は我慢なのですが～。

楽しい事だけを思い描いていてくれたらどんなにか楽なのですが、心配性ゆえに物事を悪い方へと捉えてしまうところがあるのが難点ですね～＾＾； 時に、明るく導いてあげると、猪突猛進で邁進するんだけど、頑固なゆえにそんなに再々＾＾；まじない的な言葉は効かないのである。毎日ひとり、“がんばれ、がんばれ、がんばるばんばる。” と自分自身にまじないを唱えているようです。

そして、私はといえば＾＾；そんな母とは対照的に、相変わらずなんとかなるさ～♪ の精神で頑張っております。長い冬があろうとも、必ず、春は笑顔で待っていてくれるのが分かっていますから～＾＾ｖ

そういえば、昨日までそんな毎日つづきだったにも関わらず、なぜかしら＾＾？ ぽかぽか天気に恵まれまして、その陽気につられたのか天からヒラヒラ舞い降りてきた＠＠くせものがぁ～手のひらにおります(笑)。

ほどなく、夜空に輪っかが輝いてきたであろう兆しの昨夜は三日月め＾＾ｖ　嬉しい事に想いが届いたようですね～☆