。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

大好きをゆったりまったり楽しんで
のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

「落ち葉のシンフォニー」  

2000年12月28日 | TAKEFU 駅

OSK日本歌劇団 グランドレビュー 秋のおどり
『 落ち葉のシンフォニー ~味真野恋唄伝説~ 』 / たけふ菊人形(2000.10.3~11.10)

 

ぽぽしゃんの大好きなOSKの舞台からほんのちょっとだけね~♪

2000年の武生公演(たけふ菊人形大劇場)のお芝居全容です。
ご覧になった方^^いらっしゃいますか~?
舞台の雰囲気だけでも楽しんでいただけたら幸いです。では、どうぞお楽しみください。。。



「落ち葉のシンフォニー ~味真野恋唄伝説~」

 

中臣宅守(なかとみのやかもり)        初瀬みき
 帝              桜花 昇

妻・狭野弟上娘子さののおとがみのおとめ 北原沙織
味真野上司 (いけにし)             高世麻央
 姉            (たまつ)             大咲せり花



都の宮廷 秋の紅葉の宴~
 帝の妻を見つめ思いを募らせる宅守。
 おとめも宅守のことを・・・帝の妻としては叶わぬ恋なのだが・・
 知ってか知らずや帝は、宴に宅守を呼び寄せ歌を望む。
 目の前に居ながら言葉をかけられぬ宅守とおとめ・・
 宅守おとめを見つめて、切々と叶わぬ恋ゆえにつのる思いを歌に込める。


宴が終わって暗闇の中~
 二人の密会は、無情にも夜明けが近づき別れの時が・・

    「いっしょに逃げましょう・・ 」
       「それではあなたの身に危険が・・」
    「宅守、恋に狂いました・・」  
   
 しかし、帝の重臣に見つかり二人は帝の前に突き立てられる。


帝の御前~

  「世はそなたを誠の友と思っていた、帝ではなく一人の人間として・・
   宅守、越前味真野に流罪を申しつける・・」

    「おとめは宅守様なしでは生きていけません死罪を・・」

  「おとめは私のものだ、その命つきるまで・・」

 

味真野 秋の実りの祭~
 一年の月日が過ぎる。
 宅守は流人の身でありながら、
 この地を納める上司の姉弟に何かとよくしてもらっていた。

 悲しくも引き離された二人だったが、
 この上司の計らいで密かに都のおとめと恋文が交わされていた。
 離れていてもお互いの思いは変わらなかったのである。

 密かに宅守を思う姉たまつは、それを見て胸に苦しみを秘めていた。


都の宮廷~
  「まだ思い切れぬか宅守のことを・・」
     「私を宅守様の元に・・」

  「何故に、身分は低いがおとめは私の妻だ・・」
     「おとめは・・宅守様の妻にございます・・」

  「なぜそちには世の心がわからぬ、これほど愛しているのに・・
   狭野弟上娘子に死罪を申す・・」


味真野~
 おとめの死罪が伝えられる。

  ♪  恋に心ゆれる、恋に心ふるう
   あなたの側にいたいと願うだけなの
   この恋が哀れな憎しみに変わらぬうちに・・

  ♪  呼べど帰らぬあなたの面影さえも消えて 
   一人口ずさむこの恋は
   季節の終わりの落葉と共に・・


落葉の舞~
 落葉が舞い散る中をおとめの姿を追い求めてさまよう宅守
 たまつの宅守によせる恋心も舞い散る。

 「宅守様・・」

 「おとめ・・
  あなたは行ってしまうのか・・
  この宅守をひとり残して・・おとめ~~~っ」

 

~完~

 


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