2月3日。節分。
その福の神は、鬼を伴いながら^^;;; 我が家にやってきた。
あんなに^^;待ち望んでいた事なのに、なぜか^^;それからは素直に喜べない気持ちが日増しに膨らんで心が揺らいでいる。
2月10日。「熱烈歌劇 2013 ~歌劇のすすめ~」
あれから、づっと願い続けてきた夢が叶った。そして、その夢は更に大きくなりたいと背伸びしながら今にも羽ばたこうとしている。いや、既にもうその大きな翼で羽ばたきにかかった。みんなの夢を背負い込んで誇らしげに。これでいい、もうこのままでいいんだ。
でも、私は・・・。それ以上に何を求めようというのか・・。そうやって、やっと灯った消せない夢だからこそ、風に揺らがないように、消えないように慎重に歩き出してほしいのだが、桜が咲く季節に向かって超特急並みにみんなして走りだしていく。春はもうすぐなのだ。そうなのだ、私も前進しなくては。いつまでもこの停車場で、いつ来るとも知れない列車を待っているわけにはいかない。歩き始めたとしても、夢を追うことはいつでも何処にいてもできるのだから。
帰りの電車の中、劇中に映し出された幼い頃の写真が脳裏に何度も何度も繰り返し浮かび上がる。たぶん何かで目にした写真だと思うのだが、その笑顔は本当に我が娘の幼い頃の面影と良く似ている。
この一時だけでもと忘れていた事が、その瞬間にまた思いだすことになった。もう、どうにもできないことなんだと自分に言い聞かせ、気持ちを押さえ沈めたつもりだったんですが、ひとりで考え込んでしまうと涙が込み上げてきてどうしようもない^^;;; しかし、どうあがいても、これでいいんだよ、これが一番いいんだよと、最後に誰かが背中を押してくる。
2月16日。料亭にて初顔合わせ。
本人もさることながら、その御両親も絵にかいたようなお人柄ゆえに、今更になって断る余地などまったくない。いや、とんとんとんと、ここまで話が進んだのですから、断る気持ちなど持ってくる余裕なんて、とてもとてもなかったのですが・・。
帰りに両家揃って式場の見学に行った。一通りの行程を説明して貰いながら館内を見てまわる。そうやって、現実がひしひしと目の前に押し寄せてくると、どうにも気持ちがやはり抑えきれなくて、まわりの景色が涙でにじんできてしまった。本当に自分の中で割り切れるまでには、まだまだ月日が必要みたいだ^^:::::
ちなみに、主人は大賛成です。いや、娘のことを思えば、私も決して反対ではないのです。でも、いつか下の娘も嫁いで行ってしまう。この先、家の行く末を考えてみると、私が守りきれなかったんだと思うばかりで、ついつい・・・・・。
そう思うと、90年もの長きにわたり受け継がれてきたOSKの歴史って凄いです。しかし、この先100周年を見据えていくには、今以上に相当に頑丈な心構えが必要なんだろうと思われます。今の私は、ただただ何とかして、この我が家が受け継がれていく望みを持ち続けながら、OSKの歴史もいつまでも見守っていけたらいいなぁ~と思うばかりです。
さあ^^、今年は思ってもみなかった忙しい一年になりそうです。がんばらなくっちゃ^^v