考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

ハトの脅威

2009-06-15 23:47:19 | 徒然なるままに

胸を張ってハトが歩く。
ここ数日、大騒ぎをしたハトのほうは、どうしても、落武者にしか見えなくなってしまっています。
選挙前だから、死に体内閣だから、何でもありなんでしょうか。
「正義」を叫ぶアルカイダの友人の友人?
誰もが認める「正義」なんて、どこにもないことを証明してくれています。

話は変わって・・・

鳥インフルエンザはすっかり忘れ去られそうになっていますが、
豚インフルエンザは着実に増えていますね。
日本でも感染者は600名を超えたとか。

梅雨の日本でそんなことなので、冬に向かっている南半球、オーストラリアでは1800名超。いつも間にか、日本の約3倍というところでしょうか。どこまで増えるのか。
タイミング悪く?、サッカーの代表はW杯予選のために、そして密かに?ラグビーの日本代表もオーストラリア合宿中。
サッカーはサポーターも多く行くでしょうけど、大丈夫でしょうか。

そんなことを感じていると、gooニュースで、気になる記事を見つけました。
中原英臣さんという感染症の権威?の先生が日本政府のインフルエンザ対策への評価をされています。

新型インフルエンザ対策・効果的だった水際作戦(上)(Voice) - goo ニュース

WHOが緊急委員会を開催した4/25から、日本国内で初めての発症が確認された5/9まで2週間も水際作戦のおかげで時間を稼げたのだとか。

その2週間で、感染者を水際で発見し、日本国内への進入を阻止したという事実は知りませんが、
水際作戦のおかげで時間を稼げたというのは、なかなかの解釈ですね。
こういう論理が成り立てば、ボクがマスクで予防したおかげで、1ヵ月半も東京での感染拡大を阻止したとも言えるでしょう。
まぁ、とにかく、みなさまのおかげです。

こんなことも書かれています。
「もし何の情報もなく、いきなり新型インフルエンザが上陸したとしたら、もっと大きなパニックが起きた可能性がある。そうなったら社会的な影響だけでなく経済的な損失も、もっと大きなものになっていたと思われる。」

確かに、そうかもしれません。
一方で、とにかく大騒ぎをしたせいで、ボクは、狼少年の叫びに聞こえてくる懸念をしています。
「どうせ死なないんでしょう。」なんて言いながら、学校よりも感染拡大の危険の高そうなカラオケボックスで暢気な休日を過ごすような高校生を出したことも事実で・・・
長い目で、どっちの社会的な影響や経済的な損失が大きかったんでしょうか。

何が正義で、何が正しいのか、いろいろな見方があります。
そんな中で、正義や、正しさを説明しようとすることは難しいものですね。
ハトの話も、ブタの話も、もう少し事実の説明が必要だと感じました。

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2 コメント

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正義ですか (moto金田浩)
2009-06-18 22:05:11
面白い例えがあります。

「正義」「正しいこと」は言ってはいけないという

ものです。それをふりかざすと反対出来ない、

ものが言えなくなる(笑)というものです。

今は亡き山本夏彦様のお言葉(笑)
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re:正義ですか (hoddy)
2009-06-21 10:00:40
moto金田浩さん、コメントありがとうございます。

山本夏彦さん、「正しいこと」を言いますね(笑)。
何が「正しい」か、正か誤かの二択で、議論しがちな現状では、とても大事な話ですよね。

正義、正義、で騒がした元大臣様も、
自民党であって、自民党ではない、
その点では、どこかの元首相様と同じ立場を獲得しましたね。
少なくとも次回の選挙では当確でしょうか?

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