考える葦のブログ

さわやかに さりげなく

緊急事態宣言は終われるのか

2020-04-24 21:15:16 | Covid-19

緊急事態宣言の期間も半分が過ぎ、ゴールデンウイークに突入しようとしている。

3か月前、こんな風にゴールデンウイークを迎えることになるとは・・・だれが想像できただろう。

そして、この緊急事態宣言を終了できるかどうか・・・だれが想像できるのだろうか。
はっきり言えば、今、想像することは無意味だ。
なぜならば、この緊急事態宣言のゴールが示されていないから。

8割削減?

馬鹿なことを言ってはいけない。8割の外出削減、接触削減は手段だ。
目的は「感染拡大の防止」のはず。何を根拠にその目的を達成したと判断するのか、宣言する前に決めておくべきものですが、おそらく決めていないだろう。いや、間違いなく。

三密だとか、パチンコは、公園は、、、なんてマスコミを中心に問題を極小化させ、本来の「感染拡大の防止」の肝が見えなくなった。
じゃぁ、感染拡大の防止を図る一番の指標って何か?

感染率です。当たり前ですが。

他国ではこれを当たり前のように感染者数で測っている。徹底的に感染の可能性のある人を検査していけば、感染者数は感染率に比例するはず。

でも、日本では検査の数や対象を意図的に操作している(操作しているかのように見えている)ため、感染者数では感染率が測れないのだ。
本来であれば、この緊急事態宣言期間の中で徹底的に検査すべきだった。

この期間中だったら、会社員も受検しやすい。会社員は自分のために会社を止めたくないので、自分の症状を隠しがちになる。そういう意味でも大事な期間だった。(この話はこれだけで長くなるので次の機会に。)

そんな期間を半分、ターミナル駅の乗降者数の推移なんて、本来は無意味な数字を喜んで見ながら過ごしてしまった。これは今回の感染予防の上でも、今後の経済の上でも無意味な2週間となったと懸念する。

早く、『緊急事態』を収めてほしい。そのためには、検査、検査、検査しかないと思う。
一人でも多くの人の感染を把握し、隔離して治療する。一歩一歩、一人ひとり。

それを可能とするために、感染の症状のない人は家に籠り、公共交通機関をライフライン従事者へ譲る。
そして、本来、感染の症状がある人は勇気をもって受検して、白黒つける。

そうしないと、いつまでも日本の緊急事態は明けないだろう。

 

<体調記録>
19日(日)~24日(金) 土日と連続して少し長い時間、散歩をしたせいか、筋肉痛があったが、この2日間は久しぶりに体調が普通に戻ってきた感じがする。体温はこの2日間、36.0度。これが平熱なんですよね。

 


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