最近読んだ本の紹介。
『虚像の道化師 ガリレオ7』

東野圭吾ガリレオシリーズ第7作目。短編としては4作目となる作品です。
聖女の救済、真夏の方程式に続く続編となっています。
今作では
第一章 幻惑す(まどわす)
第二章 心聴る(きこえる)
第三章 偽装う(よそおう)
第四章 演技る(えんじる)
の4話が収録されています。

幻惑す(まどわす)では新興宗教の教主が起こした相手に触れずに転落死させる方法を湯川教授が解明します。
ネタがわかるとそんなことかって感じですが、読みはじめるとグッとひきこまれる感じで一気に読み上げてしまいます。
偽装う(よそおう)では、惨劇の殺人事件を偽装した女性に対する湯川教授の人間愛が感じられる作品になっています。まぁこの場合は相手が美人だったのかもしれませんが。個人てきにはこの話が一番良かったです。
湯川教授と草薙刑事のやり取りも面白くこの作品もあっという間に読み終わってしまいました。
ただ、ややネタ切れ?的なところも否めず科学で解明する!って感じは少なくなってきているかもしれません。
虚像の道化師というタイトルはおそらく最終話からきているんですが、殺人犯を演じていた女優を皮肉る意味で使っているのかもしれません。
でも自分の中では、人は自分を守るためにあえて自らピエロを演じ、本当の姿とは異なるイメージを植え付けている。その本質がわからなければ、真実が見えてこない。そんなことを言いたかったのではないでしょうか。
『虚像の道化師 ガリレオ7』

東野圭吾ガリレオシリーズ第7作目。短編としては4作目となる作品です。
聖女の救済、真夏の方程式に続く続編となっています。
今作では
第一章 幻惑す(まどわす)
第二章 心聴る(きこえる)
第三章 偽装う(よそおう)
第四章 演技る(えんじる)
の4話が収録されています。

幻惑す(まどわす)では新興宗教の教主が起こした相手に触れずに転落死させる方法を湯川教授が解明します。
ネタがわかるとそんなことかって感じですが、読みはじめるとグッとひきこまれる感じで一気に読み上げてしまいます。
偽装う(よそおう)では、惨劇の殺人事件を偽装した女性に対する湯川教授の人間愛が感じられる作品になっています。まぁこの場合は相手が美人だったのかもしれませんが。個人てきにはこの話が一番良かったです。
湯川教授と草薙刑事のやり取りも面白くこの作品もあっという間に読み終わってしまいました。
ただ、ややネタ切れ?的なところも否めず科学で解明する!って感じは少なくなってきているかもしれません。
虚像の道化師というタイトルはおそらく最終話からきているんですが、殺人犯を演じていた女優を皮肉る意味で使っているのかもしれません。
でも自分の中では、人は自分を守るためにあえて自らピエロを演じ、本当の姿とは異なるイメージを植え付けている。その本質がわからなければ、真実が見えてこない。そんなことを言いたかったのではないでしょうか。