あせらず ゆっくり まわり道

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八千代座(熊本 山鹿)

2019-06-14 06:57:48 | 私の住む街
おはようございます。

今日で6勤務が終わります〜

やっぱり‥6勤務はきついです!


今回‥山鹿へワインを買いに行って‥八千代座へ
一度ゆっくり‥公演がないときに建物を見たいと思ってました。


1910年‥山鹿の旦那衆が町の繁栄のため一株30円で募って芝居小屋が建てられたようです。

この頃は絹産業が盛んで‥


設計者は回船問屋の主人で灯籠師でもある木村亀太郎氏

平成には大修理があり‥

床の一つ一つもパッチワークのようにつぎはぎしてありました。

国の重要文化財となっている八千代座は修理するときも‥床ひとつとっても‥傷んでいるところだけをついでに補修するようです。

大変なんだな〜

でも‥それがまたいいですよね〜〜


小学校の社会科見学があっていて‥

天井には竹を格子状に組み「葡萄棚」があり‥見事な広告が並んでました。

ずっと見ていたいなと‥思うぐらいの素晴らしさ!

この絵も‥木村亀太郎氏が描いたものだとか‥


中央にえるシャンデリアは100年の時を超えて‥

真鍮製で‥1910年の頃はガス燈だったようです。


八千代座のシンボルマーク

よく見てください!「チ」8個、中央に「ヨ」

知らなかった!知らなかった!


舞台下
回転台の下ですね〜〜
今も人力で回します〜
小学生が見学で回す経験をさせてもらっていたので‥私は舞台の上で回転台に乗せてもらいました。



この通路も‥昔のまま!
石積みが‥いい!


「すっぽん」
セリを動かすところで‥
ここももちろん人力です。


この八千代座は30年前に玉三郎さんが公演に来てくださり‥それから毎年!
玉三郎さんのお陰で八千代座があると言われてます。

この衣装は30年前の初舞台の時の舞台衣装だそうです。

写真よりもっともっと美しい衣装でした。

まだ‥一度も玉三郎さんの舞台は観ていないので‥一度は観なきゃと思ってます。

八千代座は小さな芝居小屋なので‥花道もすぐそこにあるので‥とても良い舞台が観れると思います。