旬鮮和食仁やのマスターのブログ

栃木県足利市にある和食店、仁やのマスターが料理や大好きなF1について語るブログです

根拠なき楽観が招いた人口減の危機

2016-01-29 07:44:27 | Weblog
根拠なき楽観が招いた人口減の危機 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/011900002/012700007/?n_cid=nbpnbo_twbn #日経ビジネスオンライン

必読の記事。確かにこの今の少子化の状態は人災といえる。70年代からほぼ今の状態は予測されていたが生ぬるい対策ばかりで根本的な対策はせずに先送り先送りの連続。のっぴきならない状態になることが見えてきた今でさえ、小手先の対策しかしないで先送りしようとしている。記事中にあるように少子化対策はすぐに効果はあらわれず、10年単位でないと効果が確認できないから仕方ないという人もいるかもしれない。でもそんなことが言えるのも、もう、東京オリンピック後、20年代半ばまでだろう。今程度の対策しかしなければもうそのときにはもう言い訳できない状態になることが目に見えている。
フランス並みの対策でさえ、もうすでに遅いかもしれない。
自分はもうNPに何回か書いているが、今、一番効果があるだろうと思うのは、FacebookやこのNPでもボコボコにたたかれ、ディスられていたが、第3子を出産したら無条件に1000万支給という案。いまだに縦割り社会の日本。高校までの学費&医療費無料化をはじめ、様々な意見があると思いますが、どれもおそらく間に合わない。(それが一番難しいですが)財源さえ何とかすれば、1000万支給は児童手当支給と同じながれを使えば正直明日からでもできるでしょう。親の倫理観、子供以外に使われる。非難する気ならいくらでもできます。
でもこのままいけば、年金をはじめとする社会保障は間違いなく破綻します。今の自分ぐらいの世代はそれでもいいかもしれません。ただ自分の子供達世代のことを考えれば、とてもだまっていられません。
人口を増やすこと、そこまでいかなくても日本の人口を自前で一億人を維持しようとすることを第一とするなら、このぐらいしないとすでに遅いのではないのでしょうか?もう一度言います。文句や非難は誰にでもできます。ではあなたはどうすればいいと思いますか?
今なら、まだかろうじて間に合うかもしれません。

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