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Greece Travelogues 童女のようにはしゃいだギリシャ旅行記 5/7

2010年01月05日 | 読書
5. 曇天のエーゲ海クルーズ

・翌朝、目覚めればドシャ降り。8:20、GIORGIS号、マリーナフリスボより出航。
・視界悪い中、ポロス島へまずは上陸。灯台見学後、突然、路地から絶世のギリシャ美女が私のほうへ歩み来て、微笑を浮かべてすれ違う。一瞬の胸の高鳴り! 寒いのに和子のテンション高まるばかり。

ギリシャの大地は、私の目の前に黙示録のように開かれる。大地がそんなにも多くのものを包含していたとは、私はついぞ知らなかった。私はその上を、目隠しされたまま、よろめき、ためらいながら歩いていたのだった。

ヘンリー・ミラー『マルシーの巨像』


・続いて、エギナ島上陸。アファイァ神殿、現役の教会を見学。イドラ島は波が高くて入れずとのことで取りやめ。とはいえ、瀬戸内海の高波程度。船内で、絵葉書を8枚ほど書く。記念写真屋の写真4枚購入。
・平成2年のときのクルージングの<ヘルメス号>の船影探すも、港にもエーゲ海にも見当たらず、やむを得ず、前回オリーブ油で絡めたタコをご馳走になった毛皮屋の黒木さんへの私の本(『情緒の力業』)は添乗員の小野さんに託して港の事務所経由で渡してもらうことにした。
・夕食に、ツアー仲間は日本食へ出かけたが、我々は杉田夫妻と別行動。最初<MEMORIES>に行ってみると予約がないと駄目とのことで、戻ってプラカ地区のレストランに入る。
・和子のはしゃぎは最高潮に達した。ギリシャ人のウェイターを手招きで呼んで、「あれ! あれ! 」と、隣の席の日本人の若いカップルが食べていた土鍋状の器に入っているものを注文、来てみればスパゲッティであった。4人の会話はたわいもないことで大いに弾み、10品ほど注文してたらふく食べ、赤の地ワインがまずいということで白に切り替え大いに飲む。
・支払いは一人当たり4、5千円だったと思う。翌日、杉田夫人から聞いたところでは、手書きのレシートを計算すると、計算落ちが3品ほどあったとのこと。ズボラなギリシャ! おおざっぱな大人。
・エーゲ海は、ついにこの度我々の前にその真の姿を見せず、現地で購入したギリシャ案内の本にある言葉、「星のまたたく夜の、ワイン色のエーゲ海」はまたの機会に残されてしまった。

曇天のエーゲ海クルーズ
貸しバイク…
ツーショット&集合写真
旅友と船内レストラン

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