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事例で学ぶ年金 35

2012年12月19日 | 年金
2005.09.06.
★年金カウンセリング → 65歳からは年金から介護保険料

Q 年金を受けている父が、65歳からは年金から介護保険料が引かれるというのですが、ホンとでしょうか?
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A ほんとですよ。

社会保険庁は各市区町村の依頼を受けて、65歳以降、年18万円以上の年金受給者から介護保険料を控除して各市区町村に支払います。



2005.09.09.
★年金カウンセリング → 縦割り行政の穴ぼこ

Q 年金が振り込まれていない!
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A 現況届を出し忘れると、年金は差し止められます。

住所が変わったとき、市役所や郵便局に住所変更しただけではいけません。
肝心な年金の住所変更をしなければ、現況届が郵送されてきません。

要するに、住所変更してなければ、現況届が来ない。よって現況届が出せない。
結果、年金が振り込まれないということになります。

このイタチゴッコは、縦割り行政の穴ぼこということでしょうが、住民票の変更をしても、その情報は社会保険庁に自動的に提供されないのです。
いましばらく、この縦割り行政の穴ぼこは続くようです。

【改正】
社会保険庁は、平成19年から従来の現況届の提出を住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の使用によって原則不要といたしました。
ただし、何らかの理由により住基ネットが使えない人には従来どおり現況届が郵送されますので、提出が必要です。




2005.09.18.
★年金カウンセリング → 年金の支払日?

Q 母が年金をもらい始めたというが、年金って給与みたいに毎月払われるの?
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A 公的年金は、現在偶数月15日に、前2ヶ月分が振り込まれます。2ヶ月ごとです。

将来、毎月払いにしようということは検討されているようです。

厚生年金基金連合会から受け取る厚生年金基金分の年金は、偶数月1日払いです。
少額の場合は、異なります。

直接、厚生年金基金から受ける年金は、基金ごとに異なっているようです。



2005.09.23.
★年金カウンセリング → 年金の税金が高くなったのだが

Q 67歳男性です。ここのところ年金の税金が高くなったのだが、どうして?
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A 平成17年1月から、政府は65歳以上の税法の老年者控除を廃止したりして税金を高くしました。

この結果、一例として65歳以上の年金300万円の人で、増税額(2004→2006年)は104,000円にもなる予定です。

税法改正の背景には、年金の世代間格差の現実があります。

40年加入者の厚生年金(月額・妻あり)で、おおよそ次のような格差があります。
 1)昭和20年生まれ  20~22万円位
 2)昭和1ケタ生まれ  25万円位
 3)大正生まれ     30万円位

政府は、世論に配慮してこのような格差解消の一環として税法の改正を行ったものと考えられます。

ここで一点、問題は、税収は国税に入ってしまい、年金会計には入らない点です。
年金財政的には、なんら改善されないママです。

政府会計のどんぶり勘定がここでも露呈したということなのでしょうか。
分別管理は常識ではないのだ。



2005.09.27.
★年金カウンセリング → 嫁さんは台湾女性

Q 弟が台湾女性と結婚していて、この春亡くなった。遺族年金の請求について問い合わせてきているが、どうしたものだろう。
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A 原則、台湾の女性が請求書ならびに必要書類を用意して日本の社会保険事務所に請求します。必要書類等のご案内は日本の社会保険事務所がします。

年収850万円未満でないと遺族年金は受けられませんが、その立証書類が重要になります。

台湾の物価は日本の1/4だそうですから、遺族年金を受けられるようになれば、ちょっとした金額になります。

最近、東南アジアへ出かける年金受給者が増えていますが、遺族年金を狙った事件等に巻き込まれないよう気をつけたいものです。



2005.10.10.
★年金カウンセリング → 家計の年金推移額

Q この10月で定年になり、年金生活に入るのだが、老後資金をどのように計画したらよいだろう。何か方法はありますか?
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A まず資産の棚卸でしょうか。退職金、預貯金、証券・生命保険、不動産・・・・・・・等の全体像を把握します。

次に、今後の収入と支出を押さえます。

支出の方は、月々の生活費、不動産の改修費、不慮の病気に備える医療費、慶弔費等、これがなかなか馬鹿にできない金額になります。旅行ができるでしょうか。


収入の方は、まず、失業保険の額、厚生年金の60歳からの報酬比例分の額、それに、63歳になると、定額分と加給年金分を加えた額。

さらに、企業年金がある場合は、60歳からの年金額。

加えて、配偶者の年金が幾つから、幾らというのを押さえたいですねぇ。

次頁の表のようなものを作って、年を追った額を押さえるのも良いかもしれません。バリエーションはあなたしだいです。工夫してみてください。




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