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年金カウンセラーになりませんか? Do not take pension counselor?

2014年02月28日 | 年金

 

検定:年金入門

                                                       平成二十五年二月 

                                                年金カウンセラー 高野 義博 

 

 年金は、どなたも、学習する機会もないまま受け始めるのが一般です。

 

これほどのインフラについて、これほどの国民全員がかかわる制度について、……これって少し変ですよね。

 

そこで、この「検定:年金入門」では、年金のイロハを、年金を知るきっかけをご提供いたします。

 

 年金の基本出題を一〇問選びましたので、お楽しみいただき、六問以上正解をいただければ、この検定は合格ということにさせていただきます。

なお、全問正解でしたら、年金カウンセラーを名乗ってご活躍ください。

 

 皆様がこれを機会に年金を訪ねる旅に出かけられるようになれば、筆者望外の喜びです。

 

「検定:年金入門」の合格者が巷に溢れる、などと言うのはすばらしいことではないでしょうか。

ほんの些細なことですが……

 

 

序・出

 

後段に評価がありますので、各問の答えのメモをとっておき(ここが肝要)、ご自分で採点し、評価してください。

 

 

第1問

Q 若いときは老後の年金など考えないし、当てにしないのが普通ですが、老後の生活費はどうされますか?

 

1.子供の世話になる

2.それまでに資産を貯めこむ

3.国の年金に加入する

 

 

第2問

Q 日本人は、みんな年金に加入するのかしら?

 

1.日本国民は国民年金に加入しなければならない

2.二〇歳以上六〇歳未満の日本国民は、いずれかの公的年金に加入しなければならない

3.年金なんか当てにできない

 

 

第3問

Q 厚生年金は、いつから始まりましたでしょうか?

 

1.昭和十七年

2.昭和四十一年

3.昭和三十六年

 

 

第4問

Q 会社勤めしたら、加入することになっている公的年金は、何?

 

1.共済年金

2.厚生年金

3.確定拠出年金

 

 

第5問

Q 四〇年加入(二〇歳から六〇歳)の厚生年金は、いま、幾らくらい支払われているでしょうか?

 

1.月六万円位

2.月二〇万円位

3.月三十五万円位

 

 

第6問

Q 厚生年金基金の有る会社に「三年」ほど勤めた場合、その基金分の年金は将来どこから受けることになるのでしょうか?

 

1.企業年金連合会

2.当該会社の基金

3.社会保険庁

 

 

第7問

Q 年金は「いただく」ものですか?

 

1.Yes!

2.もらうものでしょう

3.請求するものです

 

 

第8問

Q 最近の「年金記録漏れ問題」の真因は何だと考えますか?

 

1.役人仕事

2.コンピューター不備

3.個人情報の非開示

 

 

第9問

Q 世界の年金はどうなっているのでしょうか?

 

1.世界の大半は三世代生活があるので、年金制度を持っていない

2.近代国家では、年金制度が不可欠で公的年金と企業年金の組み合わせが一般

3.多くの国で、役人が絡まない個人勘定年金が採用されている

 

第10問

Q 年金をどのように考えたらよいのでしょう?

 

1.家族→制度→個人の時代背景の推移と共に柔軟な発想が必要

2.年金を不要にするため三世代生活を復活する

3.政府一任

 

 

破・正解

 

第1問 

Q 若いときは老後の年金など考えないし、当てにしないのが普通ですが、老後の生活費はどうされますか?

 

正解 3.国の年金に加入する

 

 頼りにしたい子供は子供の生活でイッパイイッパイでしょう、資産は確実にたまるものでしょうか? 最低限のセーフティ・ネットとして国民年金だけは掛けておきたいものです。

 

 日本も百年ほど前、というか太平洋戦争前までは、「年寄り」は〈三世代同居〉の家族の中で老後生活を送っていました。それにその当時は、平均寿命も短く、五〇歳過ぎで亡くなるのが大半でした。ところが、戦後(昭和二〇年八月終戦)、日本社会の一大構造変化が始まり、つまり、第一次産業(農業、林業、水産業など)で働く人の大幅な減少、帰還兵・若者が大挙して第二次産業(製造業、建設業など)の都市に集中、都会地サラリーマンのウサギ小屋での核家族化の進捗等により、物理的に〈三世代同居〉(家族による私的扶養)が不可能になりました。この間、五〇歳過ぎの平均寿命は七〇歳、八〇歳と大幅に伸び、老後生活が長期化するという新たな現実も発生していました。

 このような日本社会の構造変化により、老後生活を支える家族による私的扶養に変わり、社会的扶養としての年金制度が必要になってきました。すなわち、「家族」から「制度」にステ―ジが移ったのです。ところがどっこい、戦後半世紀ほど「制度」により老後生活は支えられてきましたが、最近、年金制度を運営する官僚の不手際で、年金不信が一気に高まってしまいました。「制度」のほころびが始まったということでしょう。

さて、次のステージはいったい何になるのでしょう。 

(以下略)

 

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