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【#朝鮮日報】ソウル市長と京畿道知事の新天地たたき、鼻白む結末

2020-03-20 01:59:04 | 海外の反応
 ソウル市と京畿道が首都圏に住む新興宗教団体「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」(以下「新天地」)の信徒を対象として、新型コロナウイルス患者を探し出すという目的で合計7万人余りの全数検査を実施したが、新たに発見された確定患者は18日現在で2人にとどまっていることが分かった。確定患者の割合はわずか0.0028%だ。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長と李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事はこれまで、新型コロナウイルスの拡散に関し、新天地の責任論を強く主張し、強制調査、殺人罪での告発などさまざまな措置を争うように取ってきた。しかし、ソウル・京畿地域の新天地信徒と新型コロナウイルスの関連性を立証することが難しくなり、2人が政治的に強引な手段を講じたのではないかとの批判が高まりそうだ。ソウル・京畿地域の新天地信徒で疑わしい症状がある人2470人余りの検査費用(1件当たり約16万ウォン=約1万3800円)は全て市、国の費用で賄われた。約4億ウォン規模になる。

 ソウル市が市内在住の新天地信徒3万8250人に対する全数調査を実施した結果、確定判定を受けた信徒は4人だった。しかし、うち2人は全数調査の開始(2月27日)以前に既に確定判定を受けており、新規の確定患者は2人だ。

 ソウル市は連絡が取れない人を除く3万8119人を対象に発熱などの症状があるかを尋ねた。その結果、症状があった1697人を対象に検体検査を実施した。うち約99%が陰性で、20人は検査予定または検査結果待ちだ。調査対象全体の3万8000人余りのうち確定患者は4人(0.01%)だ。結果が出ていない20人が全て確定患者だったと仮定しても0.06%にすぎない。ソウルの新天地信徒の検体検査数に占める陽性の割合(0.24%)は国内の検体検査総数に占める陽性の割合(3%)の12分の1だ。これに先立ち、朴市長は先月の全数調査開始に先立ち、宗教指導者らと会い、「新天地は確定患者の巣窟だ」と主張したが、全く正反対の結果が出た格好だ。

 京畿道も全数調査を実施したが、新たな確定患者は見つからなかった。李知事は当時、「京畿道内の新天地信徒3万3000人余りに対する最初の電話調査で約740人が症状ありと答えたため、大邱市での新天地の確定患者比率に照らすと600人の確定患者が出る可能性がある」と主張した。しかし、京畿道が症状を訴えた人780人余りに対する検体検査を実施した結果、陽性だったのは3人で、いずれも既に確定患者として判定を受けた人だった。このため、新たな確定患者は皆無だった。李知事は先ごろ、「新天地から確保した名簿と中央政府から提供を受けた名簿は異なる」とし、新天地による名簿の虚偽提出疑惑を指摘していた。しかし、中央安全対策本部などが検察と共同で独自に入手した信徒名簿と新天地が当初政府に提出した名簿には食い違いはないことが分かり、李知事の主張は事実とかけ離れていることが判明した。

チョン・ジソプ記者


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