新型コロナウイルスの感染が、全国で唯一確認されていない岩手県で、県立病院の医師や看護師などおよそ1000人を対象にした「抗体検査」を実施したところ、抗体を保有している人が1人もいないことが分かりました。研究グループは、感染者が出ていないことを裏付けるデータの1つだと分析しています。
抗体検査」は、ウイルスに感染すると体内で作られる「抗体」と呼ばれるタンパク質が血液中にあるか分析し、過去に感染したことがあるかどうか調べます。
盛岡市にある岩手県立中央病院の中村明浩災害医療部長らの研究グループは、全国で唯一新型コロナウイルスの感染者が確認されていない岩手県の感染状況を調べるため、ことし4月から5月にかけて健康診断で採取した院内の医師や看護師などおよそ1000人の血液を使い「抗体検査」を実施しました。
その結果、抗体を保有している人は、1人もいなかったということです。
中村医師は「感染リスクが高いはずの医療従事者に抗体を保有している人がいなかった。県内の感染状況を反映しているかは不明だが、過去に感染した人が限りなくゼロに近いと考えられる」として、感染者が出ていないことを裏付けるデータの1つだと分析しています。
抗体検査」は、ウイルスに感染すると体内で作られる「抗体」と呼ばれるタンパク質が血液中にあるか分析し、過去に感染したことがあるかどうか調べます。
盛岡市にある岩手県立中央病院の中村明浩災害医療部長らの研究グループは、全国で唯一新型コロナウイルスの感染者が確認されていない岩手県の感染状況を調べるため、ことし4月から5月にかけて健康診断で採取した院内の医師や看護師などおよそ1000人の血液を使い「抗体検査」を実施しました。
その結果、抗体を保有している人は、1人もいなかったということです。
中村医師は「感染リスクが高いはずの医療従事者に抗体を保有している人がいなかった。県内の感染状況を反映しているかは不明だが、過去に感染した人が限りなくゼロに近いと考えられる」として、感染者が出ていないことを裏付けるデータの1つだと分析しています。
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