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【異文化交流クイズ】【4-6問題】日本におけるクララの女友達関係

2021-03-15 12:00:00 | 海外の反応
異文化交流クイズ、フォースシーズン「14歳のアメリカ人少女の見た明治開花」シリーズ第6回はクララの友人関係の中でとりわけ特徴的な人たちをご紹介。
クララの日記に登場する彼女の女友達で、特徴的な人たちを挙げると以下のような人たちになります。
・勝逸子(勝海舟三女) 
・アニー・ワシントン(アメリカ人。ワシントン大統領直系の孫)
・キム・ユウメイ(元清国人。アメリカ人宣教師夫妻の養女)
・コードン・カミングス(英国人。侯爵令嬢)
逸子については既に何度も書いてきましたので省略。
まずは前回もチラリと登場した、初代大統領の直系の孫であるアニー・ワシントン。クララと初対面した明治9年の時点で21歳。その若さで女子師範学校(東京女学校)で教鞭を執り、綺麗で知的でだけど「見た目もなさることも17歳くらい」と破壊力wも抜群。クララの日記には常に憧れ的な存在として出てきます。
クララの父親はアメリカで商学校の校長はしていたとは云え、学校があったのは片田舎のニュージャージ。そこで木訥に暮らしていたクララからすれば、ワシントンの直系の孫で、なおかつ美人で頭も良いアニー・ワシントンは憧れて当然とも云える存在だったのでしょう。
北京出身の少女キム・ユウメイもまたクララとは親友になっていきます。彼女は元々清国人の牧師の娘だったのですが、孤児となったところをアメリカ人宣教師マッカーティの養女となり、養父が開成学校の英語教師として明治政府に雇用されたことで、一緒に日本にやって来ます。
クララとは明治9年11月23日の初対面の時からうち解けたらしく、しかも日本に来る前に2年アメリカに滞在していただけあってクララ曰く「英語を私と同じくらい上手に話す」……って、クララさーん、アナタの母国語は何処の言葉?w しかもこの時点で彼女はまだたったの13歳でしたが、クララより遙かに大人で……
『ユウメイはとても独立心が強く、将来先生になるつもりだと言う。私はちょっと吃驚して、うっかり「え、あなたが!」と言ってしまった。ユウメイは「あら、どうして先生になっちゃいけないの。他の人だってなるでしょう」と少し怒ったように言ったので、私ははっとして言い直しをした』。
……クララ、三歳下の女の子に圧倒されてますw。
クララの日記を読む限り、彼女は大変自負心が強すぎる子だったようですが、後に立派に大成し、アメリカで教育を受けた(元)清国人の女性としては初めて「ある職業」につくことになります。
さてここで今回のクエスチョン。このキム・ユウメイ、長じた後、どんな職業に就いたのでしょう?


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