「日本の敵」速報(海外の反応特化)+新型コロナウイルス関連海外の反応等

「日本の敵」&「新型コロナウイルス」に関する情報をまとめていきます

【#保存用】<WHOテドロス語録>

2020-06-30 05:27:29 | 雑記
「人から人への感染リスクは少ない」(1/19)
「緊急事態には当たらない」(1/22)
「WHOは中国政府が迅速で効果的な措置を取ったことに敬意を表する」(1/28)
「中国から外国人を避難させることは勧めない」(1/28)
「国際社会は過剰反応するな」(1/28)
「渡航や貿易を不必要に妨げる措置をするべきではない」(1/31)
「人の行き来を維持し国境を開放し続けるべきだ」(1/31)
「中国の対応は過去にないほど素晴らしい」(1/31)
「中国の尽力がなければ中国国外の死者はさらに増えていただろう」(1/31)
「中国の対応は感染症対策の新しい基準をつくったともいえる」(1/31)
「習近平国家主席のリーダーシップを他の国も見習うべきだ」(1/31)
「中国国外の感染者数が少ないことについて中国に感謝しなければいけない」(1/31)
「大流行をコントロールする中国の能力に信認をおいている」(2/1)
「武漢は英雄だ」(2/4)
「致死率は2%ほどだから、必要以上に怖がることはない」(2/8)
「特定の地域を連想させる名前を肺炎の名称とするのは良くない」(2/12)
「中国のたぐいまれな努力を賞賛する」(2/13)
「新型ウイルスは致命的ではない」(2/18)
「パンデミックには至っていない」(2/24)
「中国の積極果敢な初期対応が感染拡大を防いだ」(2/27)
「感染予防にマスク着用不要。マスクをしていないからといって、感染の可能性が必ずしも上がるわけではない」(2/28)

 ↓

「われわれは最初の機会を無駄にした」(3/25)
「1か月前か2か月前に対応していなければならなかった」(3/26)
「マスクを使うべきかの指針に変更を加えるべきかどうか見極める」(4/3)
「マスクは特効薬でない。パンデミックを止めることはできない」(4/7)
「このウイルスを政治問題化しないでほしい」(4/8)
「攻撃は台湾から来た。台湾の外交部は知っていたが、何もせず、むしろ私を批判し始めた」(4/8)
「われわれは天使ではなく、人間なので間違えることもある」(4/9)
「みなさん、ハッピーイースター!」(4/13)
「当初からヒト・ヒト感染に重点置いた」(4/14)
「我々は隠し事はしていない」(4/21)
「我々は最初からコロナは人類が立ち向かう悪魔だと言ってきた」(4/21)
「各国はコロナを政治利用するな」(4/21)
「1人の命も無駄にできない。今こそ声をあげよう、もうたくさんだ!」(4/21)
「私たちはウイルスと長い間つきあうことになる」(4/22)
「世界は私たちがいた元の姿に戻ることはできないでしょう。『新しい日常』になるはずです」(4/23)
「世界はあの時、WHO(の忠告)に注意深く耳を貸すべきだった」(4/27)
「WHOが最高の科学と証拠に基づき当初から適切な忠告を出してきた」(4/27)
「WHOは初期の段階から迅速かつ断固たる態度で対応し、世界に対し警告した」(4/29)
「われわれは早い段階に頻繁に警鐘を鳴らした」(4/29)
「WHOが唯一しなかったことは諦めなかったことだ」(4/29)
「タイムリーだった。世界が対応する十分な時間与えた」(5/1)
「スポーツを通して健康を共同で促進していこう」(5/16)
「今後もリーダーシップを発揮していく」(5/19)
「マスクの着用を推奨する」(6/5)
「最大の脅威はウイルスではなく、国際的な団結や指導力の欠如だ」(6/22)

【#海外の反応】ジム・ロジャーズ「日本は2050年に犯罪大国になるので、韓国に移民して下さい」 韓国の反応

2020-06-30 04:13:33 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-ジム・ロジャーズ「日本は2050年に犯罪大国になるので、韓国に移民して下さい」 韓国の反応。 もうここまで来ると真正の人種差別主義者によるヘイト活動でしかない。 というか何処の日本の放送局だよ、これ流したの? テレ東くさい?
-韓国人「北朝鮮、中国、日本、米国が我々に与えたものを比較してみよう」
-韓国人「韓国G7参加に現在日本だけが反対しているのですか?それとも…」
-トランプ「G7に韓国を参加させよう」日本「それには反対する」
-韓国人「まだ日本のパワーが強いようですね…G7入れません…とても悔しくて日本が憎いですね」「入っても入らなくても韓国に得なんだけど?」
-韓国全経連「輸出規制の支障はなくとも、日本との協力は必要…(チラッ」→韓国人「は???????」=韓国の反応
-[韓国の反応]韓国産の炭酸カリウム、不当廉売の疑いで調査開始 財務省など「韓国ネット民」安く売ってあげてもこいつらは難癖をつけてくるのかよ・・・ハア
-韓国「ユニクロ会長がiPS山中教授らに100億円寄付!」韓国人「韓国で稼いだ金だろ!」の声!
-韓国人「日本が作ったゲーム史上最高峰の神ゲーがこちら…」=韓国の反応
-韓国人「ベトナム人が韓国人を入店拒否!」ベトナムにはまだまだ嫌韓が存在する‥ 韓国の反応

【#海外の反応】【記録・資料】1992年に韓国政府により公表された「日帝下軍隊慰安婦実態調査 中間報告書」について

2020-06-30 04:12:10 | 海外の反応
*[海外の反応コーナー]
-【記録・資料】1992年に韓国政府により公表された「日帝下軍隊慰安婦実態調査 中間報告書」について

【#文春オンライン】フィリピンの慰安婦問題は解決したのに韓国はなぜ? 30年関わった日本人が語る「韓国政府の妨害」

2020-06-30 03:17:37 | コラム
 挺対協(現・「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」)の不実について告発した元慰安婦李容洙(イ・ヨンス)氏の記者会見によって韓国社会は大揺れに揺れている。

 はたして挺対協とはいかなる組織なのか。彼女らの実態をよく知る日本人がいる。

 その女性の名前は臼杵敬子氏という。ライターとして女性問題に関心を深く持っていた臼杵氏は、半生を韓国太平洋戦争犠牲者遺族会を支援するための活動に費やした。90年代から議論が始まった日韓歴史問題を、最も間近で見つめてきた日本人の一人であるともいえよう。

 本連載では臼杵氏から見た、なぜ慰安婦問題が歪んでしまったのか、その真実について回想してもらう。そして挺対協とはどのような組織だったのかを、当事者として批評してもらおうと考えている。(連載回6目/ #1 から続む/ 前回 から読む)

挺対協による「アジア女性基金潰し」
1997年、アジア女性基金は金田きみ子さんを含む7人の元慰安婦に償い金を渡しました。最初に受け取った7人を挺対協は「日本の汚い金を受け取った」と苛め抜きました。

 アジア女性基金からは「償い金」として200万円、そして国費から「医療・福祉支援事業」として300万円、計500万円が元慰安婦に支給されました。

「医療・福祉支援事業」としての300万円は事実上、日本政府が責任を認めたお金だったと言っても良いでしょう。しかし、挺対協は国民募金から払われた「償い金」の200万円だけを俎上に上げ、「アジア女性基金は、日本政府の責任を曖昧にし、責任を国民に押し付けるという誤魔化しだ」と糾弾を続けた。都合の悪い事実は無視し、平気でウソをつくというのが彼女らのやり方なのです。

 韓国政府は挺対協の意向を受ける形で、元慰安婦に対して3600万ウォンの支給を決めます。アジア女性基金潰しのためです。

 アジア女性基金の原文兵衛理事長は「韓日で払う形になっても構わない」という決断をし、基金からも「(日韓)両方もらう形になっても構わない」というメッセージを出しました。

 98年冬にはTBSソウル支局を元慰安婦たちが訪れて「基金を受け取りたい」と表明しました。その後も、「韓国従軍慰安婦被害者・遺族会」代表の権台任氏が、読売新聞の取材を受け同会所属の元慰安婦10人の基金の受け取りを表明。日本大使館に問い合わせをする人や、アジア女性基金に電話をしてくる人などが急増しました。

 多くの元慰安婦が「韓国からも支給を受けたが、基金のお金も受け取りたい」と問い合わせをしてきたのです。
 元慰安婦たちは戦後、赤貧の中で生活をしてきました。私は実被害者と親交を深めていく中で感じたことがあります。心身ともに傷ついた人たちを償えるものとは何か。生きていて良かったと思ってもらえることが望ましいと私はサポートを続けていましたが、現実的な部分ではお金しかないという考え方があるのも事実です。

 元慰安婦たちはお金にはうるさいし、したたかなところがあります。でも、実被害者が金銭に敏感になるのは、ある意味で当然のことなのです。

 それを挺対協のような実被害者でもない部外者が「お金を受け取るな」と言うこと自体が、傲慢で利己的な事だと私は思っています。 基金を受け取った元慰安婦らが必ず口にしたのが「絶対、匿名にして欲しい」ということでした。挺対協による報復をみな恐れていたのです。

 挺対協がしてきたことは「金による懐柔」と「脅し」だけだ、と言っても過言ではありません。本当に元慰安婦のことを考えていたというのなら、そんな乱暴な対応が出来るはずもありません。

IMFショックで支給金が倍増する“事件”も
 最終的には61名の元慰安婦がアジア女性基金からの支給を受けました。97年のIMFショックもあり、後で基金の支給を受けた元慰安婦は手にするお金が倍増するという“事件”もありました。

 金田さんらは、最初にアジア女性基金から償い金を受け取りました。彼女ら手にした500万円は韓国ウォンに換金すると約3300万ウォンになりました。

 ところが後で受け取った元慰安婦は、韓国ウォン暴落によりレートが変わり、同じ500万円でも、受け取るウォンはおよそ倍額の約7500万ウォンになったのです。韓国政府の支給金と併せるとおよそ1億1100万ウォンを受け取った元慰安婦もいたはずです。

 金田さんはそれを聞いて「私たちには運がなかった」としょんぼりしていました。

 でも彼女らの意思はお金だけではなかった。金田さんはよく私にこう話していました。

「戦争というのは終わってみれば結局、死と貧しさしか残さない。戦争をしてはダメだ。平和の中で暮らし、死んでゆくと考えるべきです」

 彼女は平和を願い日本側に歩み寄ったのです。初めに基金を受け取る意思を示した金田さん達の行動は勇気あるものであったと、私は今でも称えたい気持ちです。

フィリピンの慰安婦問題は解決したのに、韓国はなぜ?
 慰安婦問題を解決するために設立されたアジア女性基金が、なぜ失敗に終わったのかーー。

 大きな要因の一つは韓国政府が非協力的であったことです。例えば韓国とフィリピンの例を対比してみましょう。

 アジア女性基金ではフィリピンの慰安婦問題についても取組みを行ってきました。フィリピン政府は独自に慰安婦調査(戦地でのレイプ被害も含む)を行い、証言の審議の検証が行われました。フィリピン政府は全ての調査記録を基金側に提示(一般には非公開)してきました。

 フィリピンの元慰安婦支援団体も問題解決については協力的でした。元慰安婦支援団体である「リラ・フィリピーナ」は、基金についてこう、こう声明を出しています。

「元慰安婦の方々が女性基金を受け取ろうが、拒否しようが、私たちは両方のおばあさんを支援していくつもりです」

 アジア女性基金はフィリピン政府の記録に基づいて「償い金」支給事業を行い、2002年までに211名の元慰安婦やレイプ被害者に対する補償を行いました。こうしてフィリピンの慰安婦問題は「解決」したのです。

 逆に韓国政府はアジア女性基金の活動を妨害してきました。

 基金幹部は韓国政府が1993年から「慰安婦認定書」を出していたことすら知らされていませんでした。元慰安婦から認定書の存在を聞き、初めて韓国政府が慰安婦認定を行っていたことを知ったほどです。

 基金サイドはどこに元慰安婦がいるのかも知りません。そこで新聞広告等を出して、手探りで募集等を行いました。償い金の支払い申請対象は、「慰安婦認定書」を持っている方としました。

 韓国政府の「慰安婦認定」についての疑問は前回の連載でも指摘した通りです。

「償い金」を受け取った女性たちに脅迫電話
 私の経験も明かしたいと思います。

 アジア女性基金は97年1月に7人の元慰安婦に対して「償い金」と「首相のお詫びの手紙」を渡しました。この7名の元慰安婦に対しては、韓国内で激しいバッシングが起きました。「汚い女だ」、「殺してやる」との脅迫電話が2か月あまりも続くような状況になってしまったのです。

 韓国政府担当官も、彼女らをこう脅したそうです。

「(基金を受け取ったハルモニには)毎月政府が支給している50万ウォンを打ち切る。また、今住んでいるアパート(貧困者用の公団)も出て行ってもらう」

 彼女たちは孤立し苦しい立場に追い込まれてしまいました。 前にも述べたように 、韓国名を非公表にしていた金田きみ子さんの本名を、挺対協や韓国政府はマスコミに公表しバッシングを続けました。7人の元慰安婦は人権侵害行為にも近い迫害を受けたのです。

「漠然としすぎている……」慰安婦慰労旅行での出来事
 私たちは7人を慰労しようと考えて日本の温泉に招待しました。伊豆、箱根を巡る1週間の旅行です。せっかくだから、実態調査も行おうということになりました。

 私はある慰安婦とタクシーに乗り、雑談がてら「どこの戦地に行かれたんですか?」と聞きました。

 彼女はニターと笑い、手帳を見せてきました。

〈昭和18年南洋群島〉

 手帳には日本語のメモ書きが書かれてました。彼女ではない誰かが書いたことは明らかな字でした。

 南洋群島というのは漠然とし過ぎています。その土地の慰安所で生活をしている訳ですから、地名や島名を知らないのは不自然です。

 例えば姜順愛さんは、7人の後に償い金を受け取ることになりましたが、南洋群島のパラオと地名を正確に答えています。

 その後も調査で、どのような経緯で慰安所に行くことになったのかを聞いても「小さい船で太平洋に向かった。長い時間がかかった」と漠然とした話が続きます。いくら聞いても基本的な事実が出てこないのです。

 私が頭を抱えたのは、質問を続け次の言葉を聞いたときでした。

――慰安所では日本名はあったの?

「日本名はない」

――では、ハルモニは日本兵からは何と呼ばれていたんですか?

「〇〇(苗字)ヨサと呼ばれていた」

 〇〇ヨサとは〇〇女史という意味です。先生を意味する敬称で、慰安所で使われていたとは考えにくい。もちろん彼女は韓国政府の慰安婦認定書を持っています。はたして韓国政府がどのような調査をしたのか、疑問を感じました。

 日本政府は韓国政府に要求して独自の慰安婦調査をすべきだったのです。結局、慰安婦問題において正しい事実確認が出来ていないことが、後々続く不毛な論議の蒸し返しを招いたのです。

 アジア女性基金では国民募金のお金を使った訳ですから、尚更その中身について確認、説明できるようにしておくべきだったと思います。

「挺対協ばかり見ている」アジア女性基金側の姿勢
 もう一つの問題は基金側の姿勢です。

 アジア女性基金の元専務理事の和田春樹・東京大名誉教授は「国民的な和解に失敗した」と無念を口にしました。和田氏は知韓派の学者でしたが、アジア女性基金では挺対協の方ばかりを見ていました。尹貞玉氏や尹美香氏とも密に交流をしていました。

 しかし挺対協の幹部は元慰安婦でもなければ、実被害者でもありません。カウンターパートを間違えているのです。

 元慰安婦の金田きみ子さんと和田氏が話し合いをしたことがありました。金田さんはこう聞きました。

「なぜ挺対協の方ばかりと交渉をするのか。もっと元慰安婦の話を聞くべきじゃないか?」

 和田氏はこう答えたそうです。

「挺対協は良くやっていますよ」

 金田さんは頭にきて和田氏にコップの水をぶっかけたそうです。結局、和田氏はハルモニ達の気持ちを最後まで理解しようとはしなかった。 知識人故の言葉遊びに終始し、慰安婦問題の深淵に踏み込もうとはしなかったのです。


 韓国政府が調査内容を明かさなかったこと、そして日本側が被害実態を把握しないまま「償い金」事業を行おうとしたことが、慰安婦問題の解決をより困難なものにした原因だと私は考えています。

 アジア女性基金への妨害活動を通じて挺対協はますます発言力を強めていきます。やがて日韓歴史問題は市民活動家達によって牛耳られていくことになるのですーー。

(つづく)
(インタビュー・赤石晋一郎)

赤石晋一郎 南アフリカ・ヨハネスブルグ出身。「フライデー」記者を経て、06年から「週刊文春」記者。政治や事件、日韓関係、人物ルポなどの取材・執筆を行ってきた。19年1月よりジャーナリストとして独立

勝山泰佑(1944~2018)韓国遺族会や慰安婦の撮影に半生を費やす。記事内の写真の出典は『海渡る恨』(韓国・汎友社)。

【#夕刊フジ】韓国メディア「被害者の証言に寄り添え」の詭弁 「軍艦島」展示を取材せず報道…情報センターで目撃した驚くべき会話

2020-06-30 03:08:21 | コラム
 世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に関する「産業遺産情報センター」(東京・新宿)が公開されたことについて、韓国政府や韓国メディアが猛反発している。韓国外務省は23日、世界文化遺産登録の取り消し検討を求める書簡を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に送付した。これに対し、情報センター側は、韓国メディアの中に、批判の核心部分である通称「軍艦島」(=長崎県の端島炭坑)の展示ゾーンを取材せず、貴重な元島民の証言などを無視して報道している社があることに驚き、あきれているという。ジャーナリストの大高未貴氏が緊急リポートする。

 情報センターは、「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県23施設)が世界文化遺産に登録される過程で、韓国側が軍艦島などで「朝鮮半島出身者に対する非人道的な強制労働が行われた」と反発したことを受け、日本政府が設置を表明していた施設だ。

 国内外の産業遺産や産業史の史料収集、調査研究、広報活動、教育・研修などを推進し、情報発信を行う。3月31日に開設したが、新型コロナウイルスの影響で臨時休館となり、15日に完全予約制で公開を始めた。

 ところが、韓国外務省報道官は開館当日、「施設の展示に日本が約束した後続措置が全くなされていないことに強く抗議する。歴史的事実を完全に歪曲(わいきょく)した内容が含まれ、甚だしく遺憾である」との声明を発表。同省の李泰鎬(イ・テホ)第2次官は同日、冨田浩司・駐韓日本大使を呼び抗議した。

 私(大高)は23日、加藤康子センター長の説明を受けながら、施設を回った。16日に続き、2回目の取材だ。韓国の放送局も一緒だったが、驚くべき会話を目撃した。

 韓国の放送局「なぜ、報道規制がこんなに厳しいのか? 韓国メディアだけに厳しいのか?」

 加藤氏「とんでもない。今日も日本のテレビ局より先に、韓国メディアの取材を受けている。韓国メディアの中には(軍艦島の展示部分を)取材していないのに、取材したかのように報道している(社がある)。私も含めて(日本側の)発言が一人歩きしている。そういった齟齬(そご)が起きないように、こちらも記録(=録画)をとらせてもらっている」

 関係者によると、報道向けの事前公開が行われた14日、韓国メディア3社が取材に訪れたが、1社以外は「時間がない」と言って、軍艦島の元島民の証言や、徴用関係の資料が展示されている「第三ゾーン」には足を踏み入れずに帰ってしまったという。

 第三ゾーンでは、在日韓国人2世の元島民が「端島炭鉱で働く『伍長』のお父さんを誇りに思っていた」「朝鮮人が鞭で打たれたといったことはあり得ない」という証言が公開されていた。

 また、台湾人徴用工に支払われていた「給与+ボーナスの明細書」「徴用に関する政府の公式文書」「朝鮮半島の報道記事」なども閲覧できた。

 取材を終えて、質問タイムとなった。韓国で軍艦島の悲惨さを訴えている具然●(=吉を2つヨコに並べる)(グ・ヨンチョル)氏について、軍艦島出身で、情報センターの主任ガイドを務める中村陽一氏も加わり、以下の会話があった。

 ■常套句「被害者の証言に寄り添え」でなし崩し

 加藤氏「具氏は著書に、中国人1000人を坑内に閉じ込めて爆破したなどと書いており、非常に問題だ。米ニューヨークのタイムズ・スクエアに『軍艦島で朝鮮人122人が殺害された』という広告も出た。こうした事実は絶対にない」

 韓国の放送局「何を証拠に?」

 加藤氏「こちらには、1943年以降、1年間に炭鉱で何人亡くなったといったデータが残っている。元島民の方々は、具氏の証言に疑問を持っている。事実を検証するため、昨年12月に面会希望の書簡を送ったが、返事がない。ぜひ、韓国メディアには、具氏と元島民の意見交換の機会を設ける協力をいただきたい。もし、具氏の証言が事実でなければ、元島民には冤罪(えんざい)となる。次世代に正しい歴史を継承していきたい」

 韓国の放送局「朝鮮・台湾・中国人が過酷な中で強制労働を強要されたという、日本大使の言葉に反することになりますが」

 加藤氏「なぜですか? 炭鉱の事故はきちんとデータで出します。朝鮮半島の方、日本人の方のデータも出します。でもデータを捏造(ねつぞう)はできません」

 韓国の放送局「日本政府の公式発表でも、過去に森友学園問題や財務省問題などが捏造発表されていましたね」

 中村氏「軍艦島では強制労働などなかったのに、なぜ韓国メディアは『あった』と報じるのですか? なぜ韓国の方が軍艦島を地獄島などと言っているのか、教えていただきたい。(私は軍艦島出身者として)元島民の証言を無視したウソが世界中に広まって、やりきれません」

 韓国の放送局「あなた方の証言を信じてくださいといいますが、ならば具氏の証言を真実だと受け止めることは不可能ですか? 被害者の証言に寄り添っていただけませんでしょうか?」


 何とも、後味の悪い取材だった。

 過去の慰安婦問題でも、「被害者に証言に寄り添う」といって、その証言内容の検証に踏み込むことはタブーとされ、なし崩し的に「河野洋平官房長官談話」が発表されて、慰安婦像が世界中に設置された。

 韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)の幹部だった李容洙(イ・ヨンス)氏の告発により、元慰安婦が活動家たちによって政治利用されてきたことが明白になった今、再び日韓両国が同じ過ちを繰り返す必要は微塵もない。

 ■大高未貴(おおたか・みき) 1969年、東京都生まれ。フェリス女学院大学卒業。世界100カ国以上を訪問。チベットのダライラマ14世、台湾の李登輝元総統、世界ウイグル会議総裁ラビア・カーディル女史、PLOの故アラファト議長などにインタビューする。またアフガン問題ではタリバン全盛の98年にカブール単独潜入し、西側諸国ではじめてアフガン崩壊の予兆を報道。『日韓“円満”断交はいかが?女性キャスターがみた慰安婦問題の真実』(ワニ新書)、『日本を貶める「反日謝罪男と捏造メディア」の正体』(WAC出版)など多数。