ヒトミのしぼりかす

瞳のひとりごとぶろぐです。
ここにしか書けないからここに書く。
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素直になれるタイミング

2006年02月13日 22時48分12秒 | 日記
タイミングが悪い。

大人はタイミングが悪い。
私と波長が合っていないだけかもしれないけれど、問い掛けてくるのが思いっきりタイミングを外している。

問い掛けられるのが嫌なのではなく、むしろ嬉しいのだけれど、その時と場所が悪かった。

私はひねくれたクソガキなので、素直になれる時となれないときがあるのです。

この間電話がきた時は、ちょうど私の気が緩んで弱くなっていた時だった。
あの時は聞かれなくても話してしまったようなことを、さっきお母さんに聞かれたって知らん振りしてしまう。

でも無理だよ、あんな聞きかたをされて素直に泣ける人がいるわけない。
朝からお父さんと喧嘩をして、それは見ていた私もお父さんに腹が立ったけれど、お母さんもそれからずっと機嫌が悪くてとげとげした雰囲気をずっと引きずっているのは、どうなの?

(やっぱり家にいると気が滅入る)

眼鏡をかけるのが面倒で、テレビの前に行ってオリンピックの女子ハーフパイプ予選を見ていた私を、後ろで正座をしてじとっと見ながら
「この間ずっと何しに行ってたの」
なんて聞かれて、なんて答えればいい?
素直に答えるなら、涙腺の緩い弱虫な私は涙をこぼしてしまうに違いないのに、そんな事が許される雰囲気ではない。
それにお母さんは私がどこかふらふらと遊びに行っていたと思っていたみたいだ。
本当はホテルに篭りっきりだったのを説明しても言い訳臭いし、どうせ信じてくれそうにない。
お母さんの見る私はかなり悪い子だ。

「家に居たくないから」
結局何も言えることがなくて、これだけにした。
暗に、仲の悪くてごたごたばかりの父、妹、母を非難したつもりだったのだけれど、どうだったんだろう。
「じゃあなんで帰ってきたの」
真顔だととてもきつい目になるお母さんの強い口調に、つい言ってしまった。
「お金がなくなったから帰ってきた」
最初の一言だけでもお母さんの頭に来るだろうと思ったけれど、二言目も同じように続けてしまったら、脳内温度が八〇くらいだったのが一気に一〇〇になってしまい、そうなるとお母さんは聞く耳をなくしてしまう。

なんでこういう時にわざわざそんなことを聞くんだろう。


誰にでも素直になれる時とそうでない時はあると思うんだけどな。






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留年

2006年02月13日 11時48分56秒 | 日記
もう欠席日数が規定をかなりオーバーしてしまっているので、留年は避けられないみたいだ。
少し前ならその事を考えるだけでどんどん落ち込んでいってしまい、どうしようもなくなっていた。
(一つ下の学年に入ったら誰かに何かを言われるんだろう、一年も遅れて無駄にしてしまうんだろう、どうしよう、それならいっそ学校を辞めてしまったら何も聞かずに住むだろうか)
ぐるぐるぐるぐる、自分の尻尾を飲み込んだ蛇みたいにそればかり考えて絶望に打ちひしがれるだけだった。この間の私は。

でも留年がどうだっていうんだろう。
一年浪人したって思えばたいした事ないじゃないか。
一年損しただなんて、八十歳まで生きればそんなに変わりはないはずだ。
いつか私の嫌いな人が、一年浪人する事のデメリットを中学二年生の私たちに説いた事があった。
年功序列制において一年のロスによる給与の損失を大仰に示してくださったけれど、それにどれだけの価値があるというのだ。
けれど意識の根底にずっと残っていたそれに、私はずっと縛られていたのかもしれない。
別にいいよ。
そんなの。

それに留年するのが前の学校だったなら、間違えて飲み込まれた石ころのような存在になって、いつか吐き出されるしかなかったかもしれないけれど、今ならそんな事はないと思う。
というより思いたい。
それなら笑って
「留年したんだ」
なんて話せるし、絶対泣いたりもしない。

でも何より、今の友達と別れたくないから。
教室が別になって、ずっと一緒にいる事はできないけれど、私の好きな人とずっと繋がっていたい。

だから誰も私をなぐさめないで。

留年するのだと決めたなら、随分気持ちが楽になった。
変に焦って余計辛くなることがなくなった。
五日間で五万円くらい使ったけれど、普通に休めるようになったからよかったのかも。




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