のほ本ブログ

このブログでは本に興味を持ってもらう事を目的としています

僕は戦争が大嫌い やなせたかしの平和への思い : やなせたかし(著)

2020-01-23 12:53:31 | 

やなせたかしさん が「未来を生きる世代」に残した最後のメッセージ…
2020年1月23日は 「僕は戦争が大嫌い やなせたかしの平和への思い」 を紹介しま
す。
この本は やなせたかしさん によって執筆されました。



【主な内容】
 日本を代表するマンガ家であり詩人「やなせたかし」。
彼は「アンパンマン」というヒーローを生み出した絵本作家、詩人として活動していたが、惜しくも2013年10月13日に94歳で亡くなった。
この本は彼が亡くなった直後に出版された一冊で、絵本の作風とはうって変わって「戦争」という重いテーマで話が展開します。
徴兵に駆り出されて軍隊に所属した事、特攻に志願した弟との別れなど、辛く悲しい思い出にも持ち前のユーモアを交えながら語っていく。



【個人的なポイント】 
 「やなせたかしさんが戦争について語る」というのが個人的にとても意外でした。
何故なら、彼は「アンパンマン」というヒーローを創った絵本作家だと考えていたので「戦争」というイメージがなかったからです。しかし、この本の内容から彼の内側に秘めていた思い、作品を通して伝えたかった事が何となくわかったような気がしました。あんパンを渡して子供達の空腹を助け、悪を打ち砕く「アンパンマン」というヒーローが彼の子供達に残した希望だったのでしょう。



以上でこの本の紹介を終わります。
この本を読むと、やなせたかしさんが作品に込めた思い、最後にこの本を出版したいと考えた意図がわかるような気がします。
重い話は多いですが、是非1度読んでみてください。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿