のほ本ブログ

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おしいれのぼうけん : ふるたたるひ・たばたせいいち(作)

2020-02-28 09:53:27 | 
2020年2月28日は「おしいれのぼうけん」を紹介します。
この本は ふるたたるひさん・たばたせいいちさん によって執筆されました。


【あらすじ】
さくら保育園でミニカーの取り合いをしていたさとし君とあきら君は先生に叱られておしいれに入れられてしまう。2人はおしいれの奥に別の世界がある事を見つけ、そこで不気味な「ねずみばあさん」と遭遇する・・・

【コメント】
懐かしさを感じながら読みました。
子供が喧嘩していたから押し入れに入れるというのは、今の時代で言うと懲戒だなんだと騒がれるかもしれませんね。最近の先生は大変だと思います。
この本の良いところはおしいれに入れられた子供が成長していく過程があり、おしいれに入れた先生の内面も描かれているところです。
「可愛い子には旅をさせよ」とよく言われますが、この本ではそのことわざの大切さを考えさせられました。


以上でこの本の紹介を終わります。
最近だとすぐに虐待だなんだと騒がれていることもあるように、子供との接し方が難しくなっていると思います。
ネットの発展などもありすぐに情報が出回るので、今先生として働くのは大変ですよね。園児の列に車が突っ込んで児童がなくなった事件でも、園長が記者会見を開き謝罪をしていた姿が記憶に新しいです。この場合悪いのは先生方ではなく、車を運転していた人物だったはずです。見るべき視点が違うと思いました。
懐古主義ではないので昔が良かったとは言いません。しかしながら責任を先生方に追求しようとする最近の姿勢は間違っていると思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 


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