一橋大学院生自治会/Hitotsubashi University Graduate Student Union

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院生ニュース5月15日号 副学長会合の制度改悪を阻止!!

2008-05-27 12:21:21 | Weblog
副学長会合の制度改悪を阻止!!~5.14「全学生・副学長ミーティング」報告~
 
5月14日、第1回「全学生・副学長ミーティング」が開催されました。先日配布した「院生ニュース」5月号号外でお知らせしたように、今回の「ミーティング」は、これまで数十年にわたって三者構成自治に基づく慣行として行われてきた副学長会合を、坂内副学長が彼の独断に基づいて改変・強行したものです。坂内副学長が提案し第1回を強行した「新たな会合」(=「ミーティング」)は、大学が学生支援のあり方を決定するうえで参考までに学生の意見を聞くタウンミーティングのようなものです。もし副学長会合が今後も坂内副学長の提案にしたがって開かれるとすれば、大学と学生とが対等な立場に立って合意形成を進めていく場としての副学長会合は失われてしまいます。
14日に開かれた第1回「ミーティング」では、院生自治会理事会がこの問題の経緯説明と坂内副学長への抗議を行い、新しい形態の副学長会合が三者構成自治の原則に基づくものとならない限り、副学長会合の制度改変を認めることはできないとの立場を示しました。「ミーティング」に出席した院生・学部生からも、「これまで歴代の学長と学生とが積み上げてきたものをこのような軽々しい思いつきで失くすのは先人たちに対して失敬だ」、「いままでの副学長会合は坂内副学長がいうような単なる意見交換の場とはいえない」など、坂内副学長への抗議や質問が多く示されました。
大学が学生の意見を聞くだけの「ミーティング」を新しく開くかどうかは別として、いままでの副学長会合のように三者構成自治の原則に基づき大学と学生とが対等な立場で議論をすすめる場が必要であるとの意見が、学生側出席者の多数を占めました。これを受けて、坂内副学長は、「ミーティング」を継続するかどうかとは別に、副学長と院生・学部生自治会との会合をこれまでどおり継続することを約束しました。
また、4月9日付の坂内副学長の文書(「院生ニュース」5月号号外・資料2)において坂内副学長が自治会の代表権を否定する見解を示したことについても、その根拠を問いただす質問が場内からなされ、坂内副学長は、自治会の代表権を否定する文言に根拠がないことを認めました。
今後は、さしあたり今までどおりの定例副学長会合が継続されることになりました。今後副学長会合のあり方が変更される場合には、制度変更の手続きおよび新たな会合のあり方が三者構成自治の原則に基づくものとなるよう、院生自治会理事会は引き続き求めていきます。
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