「自分を営業する」
これは、就職活動だけじゃなく生涯にわたって必要なことだと思う。
例えば、始めてであった人と仲良くなろうとするとき。
「私ってこんな人なの」ってわかってもらえるように、
「自分の好きなこと」「自分がやっている活動」「自分の夢」なんかを
語る。それには「自分てこういう奴」っていう自己理解も必要だし、
相手に語る「勇気と話術」も必要。
恋愛なんて、最たるものだよね。「私ってこんな人なの」ってアピールしなきゃならない。
「どう?いいでしょ?いいでしょ?お買い得でしょ?」
って営業するものだと思う。
だから、「就職活動」ですることって、
普段私たちが無意識にやっていることの濃縮版でしか
ないんじゃないかな。
これから社会にでたら、「突然あった人と、仲良くならなきゃいけない」場面なんて
たくさんでてくるだろうし、
そういうときは「自分営業」をしなきゃならない。
友達をつくることも、恋愛を実らせることも
無意識ではあるかもしれないけれど、ようは「自分営業」
そう感じたのは、今日ラジオで中継に行く途中の車で、
これまであまり話したことなかった共演者の人と
話す機会がったから。
彼は、実は4月から教員になる人で、
これまでどんなことして、どんなことがしたくて
教員になったか。どんなことに興味があるのか。
など、すごくわかりやすく語ってくれた。
短い15分くらいの時間の中だったけれど、
すごく彼をわかったような気になった。
しかも、面接みたいな、ぎつぎつなかんじじゃなくて、
自分の言葉で、普段の話のようにさらりと語れているのだから
すごいなと思う。
日ごろから、「自分って」ってことを考えていないと、
こんな風に短い時間の中で、自分を語れないよね。
でも、短い時間の中で話してくれたことで、
仲良くなれたし、
中継もやりやすくなった。
「仕事」でも当然こういう円滑な関係作りの力は求められるんだろうな。
中継をやって気が付いたことが一つ。
昨日、マスコミ職員の人に指摘してもらったように、
現場にきたら、「観念論」なんて
まったく意味がないってこと。
それよりも、目の前で繰り広げられていることの
どの部分を切り取るか。
どう着目して、付加価値をつけて、
伝えるか。
「その目のつけ方と伝え方」を
面接官は視たいのだと思った。
実際わたしは何もできなかった。
目の前のことに精一杯で、「楽しいです。すごいです。
人がたくさんいます」みたいなアホなコメントばかり。
あわわわわ
実際に山からそりで滑り降りて
中継するっていうのは臨場感があって好評だった。
私のアイディアじゃないけれどね(-_-;)
そんなこんなで、今日は
「自分営業は生涯続く」ってことと
「自分営業は、円滑な人間関係を作りやすくする」ってことと
「抽象論はやめよう」
てことの3個がわかりました。