今って、アーティストと企業をつなぐ架け橋となる
マネジメント・プロディユーサーの人がいないんだって。
アーティストはアーティスト。
自分の作った作品にはものすごくこだわりがあるし、
時に企業に売り渡すのではなく
芸術は芸術でとっておきたいと思うもの。
自分の芸術を売り込むなんて
ことできない人もたくさんいる。
企業は企業で自社の付加価値を高めるために、
才能ある芸術家や、
斬新な発想をもてる人を
探している。
そういった2者をつなぐのが
プロディユーサー。
今日は、そんな仕事をしている人の
ワークショップ?のようなものに参加してきた。
実はこれ、2日あったのに、
私は昨日、やんごとなき事情のため欠席。
・・嘘です。昨日はやる気がまったくでなくて、
家に引きこもっていました。
で、今日はシュウカツのため遅れて欠席。
なのに5000円。
高い授業料でした。。。。
でも、啓発されるものはあったかな。
「日本の皆さんに質問があります。なぜ自分の作品を世界に発信
しないのですか。」
と。
私はクリエイティブな人ではないので、なんとも答えられませんでしたが、
その場にいた、クリエイティブな方たちは、
色々な意見を述べていました。
って、みんなすごいな。そんなこと
聞かれてすぐ答えられるのか・・・・。
そんなことを思っていた私。ちょっと「自分には関係ないしぃ」みたいな
感じで構えていました。
そして、黙って聞いていた、現職プロデューサーの
英国人は、「色々言っているけれども、要は自信だね。」
「Confidence. That's all.」
そういいました。
そうですね、はい。ザッツ・オールですよ。
本当にThat's all
われわれに足りないのは「自信」
それが、敗戦国故の西洋コンプレックスからくるものなのか、
足元から固めていこうとする、慎重な日本人の気質なのか、
細やかな作業と永続的な作業にこそ美徳を感じる価値観の問題なのか、
作品発表の際の足かせとなる世界共通言語「英語」の問題なのか、
それはもう何とでも理由は挙げられますが、
まぁ、結局「自信がない」のです。
はい、そうです。
彼の指摘は最も。
自信がもてないのは、
褒めて伸ばそうとしない日本の教育のせいだという指摘も
ありますが、
原因がどうであれ、わたしたちは自信がないのです
自信を持つための処方箋は「やってみること」
これしかないそうです。
私には、自信がない。
アメリカに生まれて、アメリカの教育を受ければ
じゃあ自信満々の子に育ったのだろうか。
そういう気はさらさらしないが、
とにかく自信なんてねえ!
「やってみること」
これしかないんですね。本当にもう。
「やってみる」ときに使う勇気は
「恋愛のようなものだ」と形容していました。
「こうなったらどうしようという恐怖に打ち勝たなければならないのだ」
恋愛の場合と同じだ。
そうおっしゃっていた。
確かにそうかもしれません。
でも、私は恋愛の怖さの方が、夢に向かう怖さより100倍怖い。
夢は逃げないけれど、恋愛は生ものだもの。
扱い方を間違えると、二度とあらわれてくれない。
ま、恋愛の話はいいとして、
自信をもつこと、
そのためにはやってみること
やってみるためには
恐怖に打ち勝つこと
そんな一見当たり前のような、
でも当たり前すぎて
気が付いていなかった
簡単なシンプルなことを
教わりました。
これで5000円の価値はあるかな?
夢に向かってみることは、腹をくくれますが、
恋愛は無理そうです。
5000円の価値を持たせるには、
恋愛も克服しなきゃならないみたい。