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東武練馬と上板橋の間にある不動産会社の社長ブログ(株式会社久富)

東武東上線、東武練馬、旧川越街道沿い株式会社久富の社長です…地域不動産や周辺環境、不動産コラム、街、子育て、つれづれ…

宅建試験と資格

2016-10-14 12:18:01 | 日々の仕事について

明後日の日曜日、10月16日に今年の宅建試験があります。

年に一回のこの時期。

 

早い、もう、あれから一年経ったのか…

今年も試験監督員でいって来ます。

 

不動産屋なら誰しも持っていなくてはいけない資格ですが

学生さんから主婦の方、金融関係のサラリーマン…

色々な方が受験されてきます。

 

だから受験生のテンションもまちまちです。

不動産屋が持ってる資格ですから

さほどハードルは高くない試験でしょうけど

やっぱり、本気にならなければ、なかなか…

合格率も15%ぐらいになるようにしてますからね。

 

受験される方がいらしたら、是非、頑張ってください。

 

ただ、この資格、日本の多くの資格がそうですが

一度とってしまえば、ほぼそれっきり…

その後の、講習、研修などはさほど厳しくありません。

更新の際に、聞いてるだけの運転免許の更新のようなもの。

有資格者のどれだけの人が日々変化する不動産の世界を

勉強し続けているでしょうか。

 

しかし、不動産先進国のアメリカではそうはいきません。

不動産ブローカー資格(日本で聞くブローカーとは違います)の

維持には、常にブラッシュアップが必要で、研修時間も内容も

かなりハードです。(下にセールスパーソンと言う資格がありますが)

それだけに、その資格の地位も日本とは比べ物にならないほど

高いものです。

 

一生で一番高い、何度もない買い物。人生を左右する買い物です。

そういった厳しい資格があって、高いモラルの下で初めて商売が出来る。

こちらのほうが自然な事だと思います。

日本の不動産はアメリカに10年以上は遅れているといわれます。

 

これから先、街場の不動産屋も半分はなくなるであろうとも言われています。

今は大手の看板で出来る仕事も、いずれは会社が重要なのではなく

一担当者の仕事内容、スキル・モラル・人間性までもがお客様の判断材料になる

アメリカ並みの仕組みになって、満足のいく取引が増えればよいですね。

そう、アメリカはそんなレベルになってます。

 

早く日本も追いついていけるように… 業界全体のレベルアップするように…

頑張りたいと思います。