2017初日と元旦の空

　新春を八幡神社で迎えた後、いったん自宅に帰ってとりあえず就寝。5時30分に飛び起き、出かける準備をして午後6時、八潮見城探検隊が企画する初日の出を八潮見城から見学する登山に参加しました。

　年越しの時、多くの参拝客でにぎわった八幡神社の境内に、この時間には人の姿はなく、八潮見城に登る探検隊の関係者の姿だけ。午前6時を少し過ぎた頃でまだ地上は暗い。八幡神社の境内から見る山陰の光の具合は、日の出までまだ余裕があることを教えてくれます。



　そこから息を切らしながら八潮見城に登り始めました。最初がちょっときつい。日頃の運動不足を思い知ります。林の陰に見える朝焼けが明るさを増していくことを感じながら歩く山道。



　ほどなく、30分程と思いますが八潮見城跡の南側にしつらえられた展望台に到着しました。

　日の出まではまだ間がありそう。



　薄明かりに照らされて初日を待つ、遠野町上遠野が眼下に広がっています。



　展望台からは遠く新舞子海岸辺りから勿来方面までの海が見えています。小名浜の御崎公園のマリンタワーもよく見えます。



　ただこの日は水平線辺りに雲がかかり、お日様が顔を出す時間は少し遅れそう。それでも明るさを増す空に初日を心待ちにしていました。

　やがて7時15分頃かな、雲の上に初日が顔を出しました。



　そして初日がほぼ姿を現しました。その場に居合わせてみなさんは、手を合わせたり、カメラやスマホで撮影したり、思い思いに初日の出の時間を過ごしていました。



　やがて雲はダルマ型から丸型に形を変えて、ずんずん昇っていきます。





　昇りゆく初日に山も照らされます。



　左側のとがった山は明神山というらしい。遠野と三和の間には三大明神という山がありますが、どんな関係があるのでしょう。

　展望台で初日の朝を堪能し山を下り始めました。登りの時には暗くて分からなかった山道の状況もよく分かりました。次の写真の岩壁の上の方は石垣を組んでいるように見えますけど、どうも自然石らしい。時間が岩に作ってきた造形にびっくりです。



　緑の葉っぱも沿道に見えます。



　これはヒガンバナじゃないかと・・。

　林の間から登山道を照らす光が、お日様が昇りきったことを教えてくれます。



　八幡神社まで下ると赤い実が鮮やかです。



　集合した場所まで戻ると、空に虹が見えると通りがかった人が声をかけてきました。

　確かに虹色の光の塊。幻日ですね。



　左側の住宅の上に第二のお日様が見えています。

　その後、空にはお日様を囲む虹の輪、日暈（ハロー）も出現しました。



　よく見ると日暈の外側に対をなす虹が見えています。



　写真の丈夫に太陽の周りの輪っか逆向きの円弧が見えいるのが分かりますか・・。そう上部真ん中から少し左側にある丸く明るい部分はゴーストなんですが、このゴーストの下の部分にしっぽのようにつながって見えているんですけど・・。


2017初日と元旦の空

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P.S写真と説明がずれていたので2日に修正しました。すでにご覧になってくださった方、ごめんなさい。