伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

ウグイス初鳴き聞く

2021年02月21日 | 
 ウグイスの初鳴きはいつだろうか。

 2020年、昨年は2月15日に初めて聞いた。
 2019年は3月の始め、
 2018年は3月15日、
 2017年は3月中旬以降、
 2016年が3月9日、
 2015年が3月8日、
 2014年が3月23日、
 2013年が3月13日、
 2012年が3月14日。

 ツイッターで記録したもので、あくまでも、愛犬の散歩の途上、あるいは自宅付近で聞いたもので、私の体験に基づくものだ。

 ではあるが、こうして並べてみると、多くは3月に入ってから聞いている、あるいは、ウグイスの初鳴きを認識しているのだが、今年は2月21日の初鳴き。昨年の2月15日を別格として、ここ数年のうちでは早い時期の初鳴きとなっているといえると思う。

 もっとも、私自身のウグイスのさえずりに対する知識が増えて、気付きが早くなったのかもしれないのだが・・。これから、身近にも姿を現わしてくれるだろう。楽しみだ。

 今日の気温は午前10時で、すでに摂氏10度まで上がっていた。ウグイスはこの木立の付近でさえずっていた。温かいだけにウグイスの活動も活発になったとも考えられた。この温かい日に室内で作業ももったいない。戸外で作業をしようと自宅にユズの木の剪定を試みた。



 最近、あまりにも枝振りが込み入った感じがしており、また、ユズの実がなっても、高かったり、とげの枝をかき分ける必要があったり、実際には収穫できないで終わる傾向があった。

 ネットで調べると、ユズも剪定した方が良いよう。時期は3月から4月となっている。少し早いが、機会を逸する可能性があるので、とりあえず、剪定を始めた。

 葉っぱを退かしてみると、葉っぱの中はとげとげの裸の枝が密集している感じ。日光が当たらない枝が葉っぱを落とし、その枝で込み入っている。こうした枝を落としながら、余計な枝を落として日当たりも、風通しも良くしてやる必要がある。とげに時々刺されながら作業を進めた。

 枝を切ると、何とも言えない良い香りが漂う。柑橘系の良い香りだ。
 この香りに誘われているのか、気がつくとキチョウが枝の周りを舞っていた。もともとこの木で越冬していたと思われる。作業で枝が揺すられるので、驚いて飛び立ったものの、良い香りのするこの木にこだわりがあって、安心できる場所を求めているのだろう。いつまで経っても離れていこうとしない。

 やむなく、チョウの周辺での作業をやめて見守ると、枝の中に入り込んで止まった。多少の揺れは気にせずに、いつまでもそこに止まっている。

 なんかチョウがかわいそうになって、周辺を避けて作業を進めた。そのうちに、止まっている場所を貸してくれよ。剪定が終わったら、いつまでいても構わないから。


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