伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

チョウが飛んだ

2021年02月20日 | 
 毎朝の愛犬との散歩。午前7時頃、出かける時の気温は、自宅で氷点下2度。決して温かいとは言えない気温だった。



 しかし、日射しは温かい。2日間ばかり、愛犬の散歩を短縮コースとしていて、数日ぶりにいつものコースに足を伸ばした。すると、原野とかしている休耕田のネコヤナギの木にぼんぼりのような花が開こうとしていた。





 春なんだな~っ、と思いながら、空を見上げると、アトラスエアーの貨物機が北東の空に向かって飛んでいった。成田からどこかへ飛んでいくのだろう。

 ビー、ビー。コゲラがいるようだ。見ていると離れた梢を昇っていく。



 沿道の木立の枝はエナガが渡っている。先へ先へと道案内をしているようだ。



 沿道の枯葉の中に白い影が見えた。温かい日射しを浴びているその姿をみて、チョウかもしれないと思った。近づいて見るとチョウだった。



 ウラギンシジミだ。成虫で越冬するという。少し見ていると、時折翅を開いた。翅の表は、えんじ色の周りを黒が縁取り美しい。写真を撮ろうとカメラを構えていたが、今度は一向に開いてくれない。



 散歩を終える頃、温かいために脱いだ帽子を落としてきたことに気づいた。時間をおいて探しにでかけた。その途上、チョウが目の前に止まった。アカタテハだ。このチョウも成虫で越冬するという。温かい日射しに誘われて飛び出したのだろう。



 温かい春はすぐそこ。実感した。


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