キヤノンが新製品を発表。『EOS Kiss X3』と『スピードライト270EX』

いよいよPIE2009が始まった。

キヤノンはPIE2009に合わせて新製品『EOS Kiss X3』を発表した。1,510万画素でフルHD動画撮影のできるエントリー機。
といっても、従来からある『EOS Kiss F』、『EOS Kiss X2』は併売されるようで、エントリー機３台というのは多すぎのような気もするが・・・。
『EOS Kiss X3』は、ISO3200（拡張で12,800まで可能）での撮影も可能となり、DIGIC4を搭載し、画質面では上位機種の50Dと同等としながら、動画撮影では50Dを超えるという下克上状態。まぁ、デジタルの世界ではよくありがちなことか。もちろん、連続撮影コマ数やペンタミラー採用などで50Dとの差別化がなされている。また、ムービーの記録画質についても、上位機種の5D Mark II のほうが優れている。
まぁ、自分は絶対買うことはないだろう。連写性能を取って50Dのほうに食指が動く（といっても、こちらも買わないが。笑）。

『デジカメWatch』のキヤノン、フルHD録画に対応した「EOS Kiss X3」はエントリー機３機種のスペックがわかりやすく比較されている。


『スピードライト270EX』は220EXの後継機種で16,800円。発光部を引き出すことGN27（50mm画角をカバー）を確保。
さらに上方90度のバウンス発光が可能とのこと。
個人的にバウンスが上方90度だけというのは縦位置撮影が無視されていて不満なのであるが、このレベルのストロボにそこまで期待するのは酷かも。むしろ220EXよりもアップグレードしたという評価をすべきか。
自分では買うつもりはないものの、ストロボのないEOS-1D/Ds系、5D系のイザというときのストロボとして需要はあるのかも。

同じく『デジカメWatch』の紹介記事キヤノン、ズームやバウンス機構を備えた小型ストロボ「270EX」をご参照されたし。