無料のNASとしては、「FreeNAS」というFreeBSDベースのOSがあるので、これを用いることにして、調査を開始しました。
最新バージョンは「FreeNAS 8.0」ということで、以下のURLからダウンロードできます。
32bit版と64bit版がありますが、私は64bit版である「FreeBSD-8.0-RELEASE-amd64.iso」をダウンロードしました。
FreeNAS 8.0
次にマシン性能として、必要な要件を調べました。
FreeNAS 8.0 の最大の特徴は、「ZFS」という新しいファイルシステム(Windowsでいうところの、「NTFS」とか「FAT16,32」とかいうものと同じ類)を採用していることです。
で、このファイルシステムを導入すると、「RAID-Z」という冗長&高速化ストレージ・システムが使えると言うことで、これまで一番だと思っていた「RAID-5」より更に高速なシステムが構築できる とのこと。
前置きが長くなりましたが、そういうことでマシンに必要なスペックを調べてみると、
①メモリ:6GB以上必要
まず、「ZFS」に対応するには、メモリが6GB以上必要とのことで、これがまず最初のハードルになります、なんせ我が家で一番沢山メモリを搭載しているマシンでも、4GBが最高だからです。
②CPU:32/64 bit のIntel/AMD CPU
これは言い換えると、市販されているCPUはほとんどOKということ。クロックとかコア数等はどうでもよいようです。
③ストレージ:4GB以上
RAID-Zを構築するとなると、3台以上のストレージ(HDD or SSD)が必要、かつメーカーも容量も同じSpec.のものがベストだと思います。最近HDDの価格は低め安定なので、思い切って1TB程度のHDDを3台纏め買いしてもよいかも知れません
④USBメモリ(1GB以上)
これはOSをUSBに格納して、HDDの容量を食わないようにするため、とのことです。手順としてはOSのインストールをUSBに行い、USBから起動する、という形になるようです。
②③は手持ちのもので何とかなりますが、DDR2メモリが足りない(2GB×2枚くらい)こと、USBメモリも1GB以上のものが手元に無いので、最低限5千円くらい追加投資が必要なようです。
と言っても、これらの要件は満足しなくても、トライアルくらいはできるだろう、ということで、以下のマシンSpec.でトライアルしてみましたが、見事に失敗しました。
<トライアル用マシン>
マザー:MSI P965neo
CPU:Intek Pen4 DualCore E2180
メモリ:DDR2 3GB(1GBX3枚)
HDD:日立HDS721616PLA380(160GB 7200rpm)
USBメモリ:1GBが無かったので、256MBで何とかなるか、とやってみました。
<インストール手順>
・ダウンロードしたイメージファイル「FreeBSD-8.0-RELEASE-amd64.iso」をNero等のライティングソフトを使って「イメージから焼く」でブータブルCDにします。
・BIOSでCDからブートにしておき、このCDで立ち上げますと、しばらくすると以下の画面になります。
ここで1番を選択しOKをEnter。HDDまたはUSBへインストール、ということになります。
・次の画面では、USBか、HDDかの選択になります。とりあえず256MBのUSBでチャレンジ。
・すると、USBメモリにインストールが開始されます。特にUSBメモリの容量チェックもなく、これなら上手くいくのでは、と期待したのですが・・・。
・途中の画面で以下のようなチェックが有りました。
「ZFS」の注意として、メモリが4GB以上ないと、「Prefetch」が強制的に「Disable」になる、ということのようです。
以上、特にアラームメッセージも出ずに、一見USBにインストールされたようなので、早速インストール用CDを取り出し、マシンをリブートしました。
ところが、以下の画面まできたところで止まってしまい、いくら待っても進みません。
正常にインストールされている場合、立ち上がった後、アクセス用のURL(192.168.**.**)が表示されるようなのですが。
仕方ないので、必要要件であるメモリの増設、1GBのUSBメモリを入手しようと思います。
再チャレンジについては、次回以降、紹介します。
最新バージョンは「FreeNAS 8.0」ということで、以下のURLからダウンロードできます。
32bit版と64bit版がありますが、私は64bit版である「FreeBSD-8.0-RELEASE-amd64.iso」をダウンロードしました。
FreeNAS 8.0
次にマシン性能として、必要な要件を調べました。
FreeNAS 8.0 の最大の特徴は、「ZFS」という新しいファイルシステム(Windowsでいうところの、「NTFS」とか「FAT16,32」とかいうものと同じ類)を採用していることです。
で、このファイルシステムを導入すると、「RAID-Z」という冗長&高速化ストレージ・システムが使えると言うことで、これまで一番だと思っていた「RAID-5」より更に高速なシステムが構築できる とのこと。
前置きが長くなりましたが、そういうことでマシンに必要なスペックを調べてみると、
①メモリ:6GB以上必要
まず、「ZFS」に対応するには、メモリが6GB以上必要とのことで、これがまず最初のハードルになります、なんせ我が家で一番沢山メモリを搭載しているマシンでも、4GBが最高だからです。
②CPU:32/64 bit のIntel/AMD CPU
これは言い換えると、市販されているCPUはほとんどOKということ。クロックとかコア数等はどうでもよいようです。
③ストレージ:4GB以上
RAID-Zを構築するとなると、3台以上のストレージ(HDD or SSD)が必要、かつメーカーも容量も同じSpec.のものがベストだと思います。最近HDDの価格は低め安定なので、思い切って1TB程度のHDDを3台纏め買いしてもよいかも知れません
④USBメモリ(1GB以上)
これはOSをUSBに格納して、HDDの容量を食わないようにするため、とのことです。手順としてはOSのインストールをUSBに行い、USBから起動する、という形になるようです。
②③は手持ちのもので何とかなりますが、DDR2メモリが足りない(2GB×2枚くらい)こと、USBメモリも1GB以上のものが手元に無いので、最低限5千円くらい追加投資が必要なようです。
と言っても、これらの要件は満足しなくても、トライアルくらいはできるだろう、ということで、以下のマシンSpec.でトライアルしてみましたが、見事に失敗しました。
<トライアル用マシン>
マザー:MSI P965neo
CPU:Intek Pen4 DualCore E2180
メモリ:DDR2 3GB(1GBX3枚)
HDD:日立HDS721616PLA380(160GB 7200rpm)
USBメモリ:1GBが無かったので、256MBで何とかなるか、とやってみました。
<インストール手順>
・ダウンロードしたイメージファイル「FreeBSD-8.0-RELEASE-amd64.iso」をNero等のライティングソフトを使って「イメージから焼く」でブータブルCDにします。
・BIOSでCDからブートにしておき、このCDで立ち上げますと、しばらくすると以下の画面になります。
ここで1番を選択しOKをEnter。HDDまたはUSBへインストール、ということになります。
・次の画面では、USBか、HDDかの選択になります。とりあえず256MBのUSBでチャレンジ。
・すると、USBメモリにインストールが開始されます。特にUSBメモリの容量チェックもなく、これなら上手くいくのでは、と期待したのですが・・・。
・途中の画面で以下のようなチェックが有りました。
「ZFS」の注意として、メモリが4GB以上ないと、「Prefetch」が強制的に「Disable」になる、ということのようです。
以上、特にアラームメッセージも出ずに、一見USBにインストールされたようなので、早速インストール用CDを取り出し、マシンをリブートしました。
ところが、以下の画面まできたところで止まってしまい、いくら待っても進みません。
正常にインストールされている場合、立ち上がった後、アクセス用のURL(192.168.**.**)が表示されるようなのですが。
仕方ないので、必要要件であるメモリの増設、1GBのUSBメモリを入手しようと思います。
再チャレンジについては、次回以降、紹介します。
メモリ割り当て256MBで落ちまくってたから
8GBに割り振ったらエラーが出なくなったったー
おっしゃる通り、私もその後8GBに増設し、快適な環境を得ることができました。
このマシン、現在はOSを Windows Server 2012 載せ替え快調に動作しています。