以前、Windows 11 Dev チャンネル で「ローカルセキュリティ機関の保護」が有効化できず、レジストリで無効化した時の様子は、以下の記事を参照ください。
Windows 11 Insider Preview Devチャンネル Build 23403 にアップデート後、デバイスセキュリティに警告が出てきました。 - 私のPC自作部屋
7月6日、Dev チャンネルに Windows Security platform マルウエア対策プラットフォームの更新プログラム - KB5007651(Version 1.0.2306.10002) が配信され、アップデートしました。

このアップデートにより、Windows セキュリティの「デバイス セキュリティ>コア分離>メモリ整合性」に「ローカルセキュリティ機関の保護」が現れるかと思ったのですが、現れません。

もう少し調べてみると、イベントビューアー で有効になっているか否かチェックできることが分かり、試してみました。
コントロールパネル>Windows ツール から「イベントビューアー」をクリック。

左側ペインにある「Windows ログ>システム」を開き、ソースにある「Wininit」をクリックし「LSASS.exe がレベル 4 で保護されたプロセスとして起動されました。」とあれば、「ローカルセキュリティ機関の保護」は有効になっているとのことです。

ということで、このマシンは「ローカルセキュリティ機関の保護」が有効になっているようです。
Windows 11 Insider Preview Devチャンネル Build 23403 にアップデート後、デバイスセキュリティに警告が出てきました。 - 私のPC自作部屋
7月6日、Dev チャンネルに Windows Security platform マルウエア対策プラットフォームの更新プログラム - KB5007651(Version 1.0.2306.10002) が配信され、アップデートしました。

このアップデートにより、Windows セキュリティの「デバイス セキュリティ>コア分離>メモリ整合性」に「ローカルセキュリティ機関の保護」が現れるかと思ったのですが、現れません。

もう少し調べてみると、イベントビューアー で有効になっているか否かチェックできることが分かり、試してみました。
コントロールパネル>Windows ツール から「イベントビューアー」をクリック。

左側ペインにある「Windows ログ>システム」を開き、ソースにある「Wininit」をクリックし「LSASS.exe がレベル 4 で保護されたプロセスとして起動されました。」とあれば、「ローカルセキュリティ機関の保護」は有効になっているとのことです。

ということで、このマシンは「ローカルセキュリティ機関の保護」が有効になっているようです。
イベントビューアーで確認すると「ローカルセキュリティ機関の保護」が有効になってないぽくて、ローカルグループポリシーを使うようにして、ローカルセキュリティ機関の項目の「保護されたプロセスとして実行するようにLASSを構成します」を未構成から有効にしたのですが、有効にならないみたいで、ローカルグループポリシーを開き直すと未構成に戻ってしまってるみたいです。
https://blog.goo.ne.jp/hiros-pc/e/96e98046a4880873b63b1f8894a5cf05
ところが、今回の KB5007651(Version 1.0.2306.10002)にアップデートしたところ、ピタッと止まりました。
尚、ローカルグループポリシーで「ローカルセキュリティ機関の保護」が有効にできないとのことですが、もしかしたら、レジストリ操作(この記事の冒頭に貼り付けた 過去記事で 無効 にする方法を紹介してあるので、その逆)で有効にできるかもしれませんね。。。
我が家では、KB5007651 の古いバージョンが何度もインストールされるという現象はありましたが、Windows セキュリティサービスバージョンは古いバージョンに戻される、ということはなく、最新バージョンが維持されていたようなので、その逆の現象は経験した事が無く、謎ですね。。。
もしそういうのが、一般提供チャンネルに降ってきた場合、何度もインストールを繰り返す不具合等が発生することがあるとは言ってました。まあどこまで鵜呑みにしていいのかは不明ですが。
色々詳細は省きますが、修復インストールというものを試してきました。リモートで操作してくれたので助かりましたが。
これはアプリや個人設定等を保持し特に此方が失うものなくWindowsの修復を行うことができるものです。結論だけ言うと何度も降ってくることはそれでも変わりませんでした。
ハードウェアの方が、Updateに対応できていない可能性を示唆され、製造元に連絡を入れて欲しい用な感じだったのでそちらにも連絡を入れてきました。
ただMicrosoftとしては、(OSの再インストールなどではなく)数ヶ月以内に解決するつもりであり、半年はかかるべきではないというコメントをしてくれました。WindowsUpdateでの解決が可能とのこと。
数カ月以内に解決するとのことですが、もしかしたら、Windows11 Insider Preview の Release Preview チャンネルに変更すると、もっと早く解決する可能性もありそうです。Release Preview チャンネルであれば、簡単に受信を停止し、元に戻せるのでリスクも少ないです。
蛇足ですが、我が家の Release Preview チャンネル Build 22621.1928 では、7月7日にKB5007651(Version 1.0.2306.10002)が配信されており、その後特に問題は見られません。
net start wuauservで有効化することで一応解決はしたみたいです。ちょっと事後観察はしてる最中ですが。