井戸端談義・徒然記(MEi日記)

眺める人生は 楽しい 

哀愁(2)

2013年04月24日 | Weblog




駅には何処の駅にも哀愁がある。鹿児島本線の折尾に用事があり初めて行った。それまで近くに在っても行く事もなかった。歴史ある駅舎である事は話に聞いていたが、門司港を(国の重要文化財)乗り降りする身ではあるが、其処にあるその重みは感ずるものがあった。用事に気をとられ駅に関しては何一つ調べず、パンフレット一枚貰うのも忘れていた。聞くところに依るとかしわ飯の駅弁が有名だが未だ食べた事が無い。そして案内板はあるが、

案内板と言えるのかどうか迷路のような連絡通路がある。その訳は駅には珍しい高架鉄道駅で複雑だ皆がこちらに行くからこちらであろうなんて思ったら大変な事になる。その鹿児島本線の下を走る筑豊電鉄は暗い面影があり好きになれない。やはり古い駅にありがちな駅前も狭く昔が偲ばれる。古い駅には哀愁がしっとりと秘められている。若い頃門司港駅に帰って来ると、正面に駅舎が迫りその先は線路が盛り上がり線路は無い。あ~あ帰って来

たと思うのである。そして(恐らく日本一綺麗なトイレと思う?に行くのである。)その頃の思いと、今の思いは格段の差はあるが、駅には用事が無くとも寄って見たいのは今も変わらない。
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