ふとした疑問

西武線が節電仕様で運行していることは前にも書いた。
今日も各駅停車で出勤した。少し遅目の電車に乗ったら空調はおろか車内照明まで消されていた。
驚くほどの徹底ぶりである。
東北がこんなおりだから私も含め誰も文句も言わずに混んでいるのも暑いのも暗いのも我慢している。
日本人は本当に我慢強い民族だとつくづく思う。
ただ西武鉄道が節電したおかげで利益率をあげて儲かっているとしたらそれは納得できない。

お花見

来週の週末にお花見をすることにした。
まだ震災から1ヶ月もたたないこの時期ではあるが、あえてしばし桜を愛で宴会を開こうと思う。
もちろん今も大変な思いをされている被災者の方々を思うと後ろめたい気持ちもある。

それでも毎年桜は咲く。

それは関東大震災の後だって太平洋戦争の後だって同じように花を咲かせたのだ。
その桜を見て私たちは何度でも立ち上がってきたのだろう。
今回だって同様だ。それを誓うために花見の宴を催すのである。

新御徒町

仕事で新御徒町へと出かけた。初めて降りた駅だったが都立の白鵬高校の近くでこの辺には来たことがある。
白鵬高校といえば旧制の府立第一高女だったはず。今はどうだか知らないがかつては名門校だ。
少しあたりを歩いてみたくなったので御徒町の方に歩いた。
この辺はあまり馴染みがないのに景色がなんだか懐かしくてそのまま上野まで歩いて電車で帰った。

お昼には九段下のトニーローマでスペアリブを食べた。懐かしい一日だった。
家で途中で放り投げていたIQ84を読みだしたら、ちょっと不思議な感覚にとらわれた。

水槽のセッティング

自分のではなく友人の水槽のセッティングを手伝った。

まずは水槽や機材を良く洗い、ざるに開けて流しておいたコーラスサンドを水槽に敷き詰めた。
その上で水槽に水を入れ（今回は２５センチの水槽なので１５リットルくらいか）をいれコントラコロラインと呼ばれるカルキ抜きを入れた。フィルターをセットし呼び水を入れ水を循環させ始める。あとは人工海水を作りバクテリアをキャップに４杯そそぎさらに水を循環させる。２，３日もすれば生体をいれても大丈夫だろう。

ライブロックとイソギンチャク、クマノミで始めるそうだ。カラフルなクマノミは見ていてきっと楽しいだろう。
それにしても計画停電やらが行われかねないこの時期に無謀な男だ。

落ち着かない

仕事が終わった後夕飯を食べに外に出て、松屋でフルコースをいただいた。
中古ｃｄ屋でフォククルセダースのｃｄなんかが目についたので１４００円で購入した。
「あの素晴らしい愛をもう一度」「白い色は恋人の色」だけは何十年たっても素晴らしいと思ったがあとはどうでも良かった。

ｃｄ屋の前に行きつけのパチンコ屋がある。いつもガラガラの店だから客がいないからといってとくに違和感がない。
ちょっと覗いてスロットを打ち始めたがこんなことをやっていることが後ろめたいような気がしてどうにもケツの座りが悪い。
２０００円を打ったところでやめて帰った。
復帰には時間がかかりそうだ。

スリーマイルを超える

福島原発が壊れたことによる放射能汚染レベルがスリーマイル島の事故を上回ったらしい。
史上最大級の惨事だというのだからチェルノブイリの事故を上回り世界一になっても不思議はない。
日本の政治家はパニックを招くとか、そうでない可能性があるからとか言って最悪の事態に対して言葉を濁す。
事実をきちんと伝え最悪の事態に陥ったらこう対処するということを示せないからいつまでたっても二流以下なのだ。
調子の良い時なんて誰が導こうと上手くいく。最悪の時にこそ政治の真価が問われるのだ。

いっそ首都機能を福島か仙台に

被災地を立て直すのは現場でやることが一番早い。
放射能の安全性を広報するのだって実際そこからなら信用できる。

いっそ首都機能を福島か仙台に移したらどうだろう。
津波で壊滅した場所をすべて買い上げそこに超近代的な都市を作るのだ。
世界に類を見ない未来都市を作りそこに首都機能を移すのだ。
エヴァでは「第三新東京市」は箱根だったが福島でも仙台でも悪くない。

どこかで見た薄暗さ

お昼を近所のダイエーに買いに行った。
中に入ると節電のため薄暗かったのだが、それがちょうど北京や大連の超市と同じくらいで不思議な感じである。

明るすぎる店内や街に慣れてしまったが、そういえば昔はこんなものだったような気もする。
暗くなれば家に帰ったし、夜遅くにほっつき歩くこともなかった。
ただ昔は家にかえればたくさんの家族がいたが今はひとりだ。
私を含めて今の人は孤独になった結果、より灯りを求めるようになってしまったのかもしれない。

スーパーカブ

行きも帰りも各駅停車だった。しかも帰りはすし詰めの状態で疲労度が倍増した。
今は春休みだし多くの企業が出社を見合わせたりしているのにこの様である。
新学期が始まったらどれだけ混雑し、どれだけ遅れるのかと不安になる。
反面、都内の道は空いているようだ。ガソリンと駐車場の問題を解決出来れば車の方が良いのかもしれない。
その折衷案としてスーパーカブを買おうかと思い立った。
いざという時には小回りもきくし燃費も良い。小さいから駐車にもそれほど困らない。
10キロくらいなら自転車なのだがさすがに30キロ近くだと体力的に自信がない。
健康には大変良いのだろうけど・・

メルトダウン

被災した福島原発のメルトダウンを回避すべく東京消防庁や自衛隊のみなさんが必死に作業している。
3号機に電源が通り試験運転が開始された。3号機と4号機は大丈夫そうだ。
しかし、破損がはげしい2号機と1号機はそうは行かない。炉心内の温度は400度近くまで上がっていると聞く。
いくら3,4号機を回復したところで1,2号機がメルトダウンしたらどうにもならないと思うのだが、、

水辺に建てると津波をくらう。しかし内陸だといざという時に冷やす水もない。
ダムの近くに作るのが正解か？

それにしても我が国の首相にはこんなときこそ先頭にたって国民を守ろうという姿勢が感じられない。

久しぶりに出勤

うちの会社はいわるゆIT企業なのでパソコンとネットがあればある程度はどこでも仕事はできる。
ということで、昨日までは会社に出勤せず自宅のパソコンで仕事をしていた。

今日から漸次出勤ということになってまずはお呼びがかかった。
身体がなまっていたから調度良い。朝いつもの時間に所沢駅に行くと急行が走っていない。
計画停電の影響を受け各駅停車と準急だけで間引き運行しているそうだ。
しかもその各駅停車が何も拔かれずに池袋まで先着するという。

各駅停車で池袋まで行くなんて何年ぶりのことだろう・・・
短い８両編成の最後部に乗って過ぎゆく線路を眺めていた。
むかし猫というグループが歌っていた「各駅停車」という曲を思い出した。
たぶんそのくらい久しぶりのことだったのだろう。

復興支援

阪神淡路大震災時にボランティアを経験をかわれて、今回の大震災における当社の対応をまとめる係を仰せつかった。
仰せつかったからには価値のあるそして我社の知名度が上がるような企画を練りたい。
本当に役に立つ支援策が実行出来れば必然的に知名度は上がるはずである。

ざっと業界を見渡したところどこも「とりあえず」といったところで親身になっているとは思えない。
売名に走り顰蹙をかったところもあるようだ。

一企業でできることなど小さなことでしかないだろうが世の中をあっと言わしてやるつもりだ。

震災太り

震災からはや10日が経つ。あまり家から出ないようにしているせいで完全に運動不足である。
しかも三度三度の食事が炭水化物に偏ってしまうから大変不健康だ。
心なしか太った気がして被災者の方に申し訳ない。
明日から適度に運動をすることにした。

灯を消すな

ヤシマ作戦と一部で言われる節電の協力は当然必要だ。
計画停電も致し方無いと思う。
だがあまり過敏になりすぎて活気を失ってはいけない。
一時的な義援金では追いつかない話だからなんとしても日本全体の経済を活性化させて復興の支援をし続けなければならない。
呑み屋やパチンコ屋や娯楽施設の灯りを消してもいけない。
まだどこにも行きたいとは思わないが、早く元の姿に戻して様々なことを頑張る必要がある。
同情による支援は1回限りだ。それは自分が安全であったことを証明するに過ぎない。
支援は継続的でなければならない。だから早く元に戻せる人からもとに戻すべきである。

東京消防庁

今回の震災で一番男を上げたのは東京消防庁である。
任務とはいえあの危険に敢然と立ち向かう姿に感動した。
そして自衛隊の活躍も見事であった。
どちらの会見も堂々としたものでまさに男の中の男である。

逆に男を下げたのが東京電力と政治家たちだ。
腹が座ってないことが会見からも伺えた。
こんな時に男を見せられない政治家は不要だと思う。