先日、友人の結婚式に出席したときの話。
チャペルで、神父さんがこんなお話を始めました。
この前、小さな子供に、1円、5円、10円、50円、100円、500円の硬貨を見せて、「どれが一番ほしいかい?」と、尋ねました。
そうしたら、その子供は「10円玉」を選びました。
(ここで神父は、にっこりと笑顔)
「どうして10円玉なの?」と尋ねると、その子はこう言いました。
「だって、10円玉だったら、お母さんとお話することができるから」
(ここで神父は、得意満面の笑み)
そうです。子供にとってはお金の価値は額面ではないのです。
その子は、10円玉があれば、公衆電話でお母さんとお話ができるということに価値を見出しているのです....。(以下、略)
いや、わかった。あなたが、ツッコミたくなる気持ちはよくわかる。
うん、うん。もちろん、チャペルもそんな雰囲気だった。
「何年前の話をしとるんだ!」
「お前、何十年、同じ話をチャペルでしてるんだ!」
と、そこにいた大多数が、今にもツッコミを入れたい顔をしていたよ。
(まあ、「感動」していたおばちゃんも少しはいたかなぁ? あと、「(公衆電話そのものを知らないから)よーわからん」という甥っ子、姪っ子たちもいましたよ)
だけどね、つっこむ前に、落ち着いて、ちょっと考えてみようよ。
神父のおっさんが、「何十年も同じ話を得意げにし続けている」って、考えるのは早計かもしれないじゃん。
確かに、今時「公衆電話」はないよ。うん。
でもね、たかだか10年ちょっと前までは、普通に「公衆電話」を使ってたんだよ。
んん??
10年前????
公衆電話は使ってたけど、テレホンカードだったよね??
公衆電話に10円玉なんて入れていたのは、20年以上前かい????
神父のおっさんは、20年も同じ話を???
いやいやいや....。
よく考えてみたら、相手は子供だからね、今でも携帯ではなくて、公衆電話で話をしていてもおかしくないじゃん。ね?
んん??
子供は公衆電話かもしれないけど、相手のお母さんはきっと携帯だよね???
現在、公衆電話から携帯への通話で、平日昼間に10円で話すことができる時間は約15秒。
「もしもし、お母さん??? あのね、今日ね、お弁当でね、えっと.....。うんん、タコさんがね。うん、タコさんのウインナーがね...」で、終わり。
子供が公衆電話を使っていたとしても、10円ってことはないぞ????
100円を使うんじゃなんかい???
いやいやいや、神父のおっさんは、携帯を知らないほど年取ったおっさんでもなかった。それに、すごく得意気に話をしていたんだから、そんな何十年も前の話を平気でするとは思えない。
きっと、この話は、ここ数年に聞いた話に違いない。
となると、唯一の解釈はこういうことかい?
神父「1円、5円、10円、50円、100円、500円のどれが一番ほしい?」
子供「10円玉」
神父「なんで?」
子供「この10円玉は昭和XX年の10円玉で、発行部数が少なく、コイン商に約1000円で売ることができるから。で、その1000円があれば、お母さんと家族割引で約35分間通話できるから!」
神父「.....」
とか、言ったのかな??
この話を端折れば、確かに「10円玉なら、お母さんと電話でお話ができるから」になる!
よね?????
ならない??????
いやさぁ、神父さんさぁ。
もう少し、新しい話を仕入れてもいいんじゃないかなぁ、なんて下世話なことを思ったわけですよ....。はい....。
チャペルで、神父さんがこんなお話を始めました。
この前、小さな子供に、1円、5円、10円、50円、100円、500円の硬貨を見せて、「どれが一番ほしいかい?」と、尋ねました。
そうしたら、その子供は「10円玉」を選びました。
(ここで神父は、にっこりと笑顔)
「どうして10円玉なの?」と尋ねると、その子はこう言いました。
「だって、10円玉だったら、お母さんとお話することができるから」
(ここで神父は、得意満面の笑み)
そうです。子供にとってはお金の価値は額面ではないのです。
その子は、10円玉があれば、公衆電話でお母さんとお話ができるということに価値を見出しているのです....。(以下、略)
いや、わかった。あなたが、ツッコミたくなる気持ちはよくわかる。
うん、うん。もちろん、チャペルもそんな雰囲気だった。
「何年前の話をしとるんだ!」
「お前、何十年、同じ話をチャペルでしてるんだ!」
と、そこにいた大多数が、今にもツッコミを入れたい顔をしていたよ。
(まあ、「感動」していたおばちゃんも少しはいたかなぁ? あと、「(公衆電話そのものを知らないから)よーわからん」という甥っ子、姪っ子たちもいましたよ)
だけどね、つっこむ前に、落ち着いて、ちょっと考えてみようよ。
神父のおっさんが、「何十年も同じ話を得意げにし続けている」って、考えるのは早計かもしれないじゃん。
確かに、今時「公衆電話」はないよ。うん。
でもね、たかだか10年ちょっと前までは、普通に「公衆電話」を使ってたんだよ。
んん??
10年前????
公衆電話は使ってたけど、テレホンカードだったよね??
公衆電話に10円玉なんて入れていたのは、20年以上前かい????
神父のおっさんは、20年も同じ話を???
いやいやいや....。
よく考えてみたら、相手は子供だからね、今でも携帯ではなくて、公衆電話で話をしていてもおかしくないじゃん。ね?
んん??
子供は公衆電話かもしれないけど、相手のお母さんはきっと携帯だよね???
現在、公衆電話から携帯への通話で、平日昼間に10円で話すことができる時間は約15秒。
「もしもし、お母さん??? あのね、今日ね、お弁当でね、えっと.....。うんん、タコさんがね。うん、タコさんのウインナーがね...」で、終わり。
子供が公衆電話を使っていたとしても、10円ってことはないぞ????
100円を使うんじゃなんかい???
いやいやいや、神父のおっさんは、携帯を知らないほど年取ったおっさんでもなかった。それに、すごく得意気に話をしていたんだから、そんな何十年も前の話を平気でするとは思えない。
きっと、この話は、ここ数年に聞いた話に違いない。
となると、唯一の解釈はこういうことかい?
神父「1円、5円、10円、50円、100円、500円のどれが一番ほしい?」
子供「10円玉」
神父「なんで?」
子供「この10円玉は昭和XX年の10円玉で、発行部数が少なく、コイン商に約1000円で売ることができるから。で、その1000円があれば、お母さんと家族割引で約35分間通話できるから!」
神父「.....」
とか、言ったのかな??
この話を端折れば、確かに「10円玉なら、お母さんと電話でお話ができるから」になる!
よね?????
ならない??????
いやさぁ、神父さんさぁ。
もう少し、新しい話を仕入れてもいいんじゃないかなぁ、なんて下世話なことを思ったわけですよ....。はい....。
地下鉄とか乗っててもおもろい人たちいっぱいいますからねぇ。
ひょっとしたら、そこで仕入れたネタなのカモ・・・
んとぉ・・・
15年くらい前かなぁ・・・
それはスクープかも???
いやー、だとしたら、ショックだなぁ.....。
やっぱ、放送のすぐあとでは話せないから、10年ぐらい暖めてたのかなぁ??????