たまに道を走っていると、牛だの豚だのを荷台に積んだトラックって見ることあるよね？
その中でも、まれに、やたらと動物がギュウギュウ詰めになっているトラックってあるんだけど、あれは、（とさつ）場に行くトラックなのかな？
豚が半ば立体的に積み上げられるようにして、トラックに載せられているのを見たことがあるんだけど、やっぱりあれは、「もう、どうせ最後なんだから、大事に運ぶ必要はない」って、ことなのかな？
なんか、そう思うと、かわいそうに思えちゃうんだけど、まあ、やれ「トントロだ！」、「牛タンだ！」、「早く、吉野家を再開しろ！」と、行っている身分としては、「かわいそう」なんて、言う資格はないんだろうね。
この前も、牛がギュウギュウに詰められたトラックを見たんだよ。
そのトラックとしばらく一緒に走っていたんだけど、どこに連れられるのかを知っているのか、単に狭いのが不満なのか、牛はやたらと暴れていました。
でも、そんな牛たちが、一瞬だけ、静かになる瞬間があったんだよね。
トラックが赤信号で止まると、その真横に観光バスが止まったのよ。おそらく、この先に温泉街に向かう団体ツアーじゃないかな？
バスが信号で止まってからしばらくすると、トラック側の窓が続々と開いていって、中からたくさんのおばちゃんが顔を出し始めたんだよね。
「あ、牛よ、牛！」
「まぁ。大きい！」
「見て、見て、牛がいるわよ！」
その様子に驚いたのが、牛くんたち。
今までソワソワと騒いでいたのがウソのように、静かになると、一斉にトラックの隙間に顔をよせ、おばちゃんたちの顔を、おそるおそる覗き込みはじめたんだよ。
わずか数十センチの道路の隙間を挟んで、二つの生き物がにらみ合う姿は、なんだか、不思議な哀愁が漂っていたね。
牛くんたちは、なんだか興奮して、落ち着かないおばちゃんたちを見て、思ったんじゃないかな、
「あ、こいつらも、売られていくんじゃないのか？」
「お前らも、狭いところに詰め込まれてるな...」
「俺たちもがんばるから、お前らもがんばれよ！！」
って。
たぶん、工事現場に向かう日雇労働者たちだったのでしょう。
あれを見てドナドナ歌うのは不謹慎でしょうか。
なんだかそれも凄い話。
豚じゃなくて牛の話だけど 乳牛って乳が出なくなったら処分されるとか？ 乳専用って 肉は食べれないらしいよ。まずくて売れないとか。 それもなんだか可哀想な話だよね。
がんばれ！
まずは、ヨン様に陶酔することから、はじめよう。
>> 駐在員さん
僕も、学生時代荷台で運ばれたことがあります。
失ってはじめて解るサスペションのありがたさって、感じでした。
>> じゃすみんさん
乳牛見ていて思うんだけどね、ホルスタインって、食用の牛くんとか、水牛なんかより、アホ面しているような気がしません？
もしかしたら、「巨乳は頭が悪い説」を証明しているのでは...、って思ってみたり...。
復帰オメデトウござ(ry
一気に読破＆コメントしてまいりました。
ホントここはコメント心をくすぐられますよ（笑）
牛ですけども、ダラダラと
ヨダレを垂れっぱなしにしてるせいで
頭が悪そうに見えるのだと思われるんですが？
「拭けよっ！このバカ牛！」と何度怒鳴ったことか
で、ドナドナですけども
冷凍庫にぶら下がってる肉の塊の映像を見ると
つい口ずさみたくなりますよね
実は、ちょっと体調壊してまして、しばらくこんなアホなもん書いてる場合ではなくなったんですよね。
ま、すっかり、よくなったんで、再び、アホなことを書いている場合になったわけです。
これからもよろしゅうです。
あ、俺もさ、この前「拭けよっ！このバカ牛！」って、言ったんだけどさ「うるせぇっ！ 反芻も出来ないくせに、ナマいうんじゃねぇっ！！」って、怒鳴られてさ、言い返せなかったんだよね...。