「あそこの社長は”裸の王様”だからなぁ」
なんて、話をたまに聞くよね。想像するに、こんな社長だ。
新製品の商品名を、どうしようもなくくだらないダジャレにしようとする社長に対して周りの役員どもが
「いや、社長! すばらしい商品名です!」
「大ヒット間違いなしですよ!!」
「キュウイ味のガムで、『キューインガム!』覚えやすくて、インパクト抜群ですよ!」
ま、もちろん誰もが、「うわっ。だっせぇ!!」と、思ってるんだけど、口に出せないって感じだよね。
で、ところで、その大元の「裸の王様」の話って知ってる?
俺さ、
詐欺師に騙されて、見えない服(というか、存在しない服)を着せられて王様がいて、家来たちは王様がえらく気に入っているので、本当のことを話せない。
家来たちも「素晴らしい」と言うので、王様も半信半疑ながら、後には引けずに、街を歩いてしまう。
っていう話だと思っていたんだけど、調べてみたら、微妙に違うみたいだね。
正しくは、
詐欺師が、「馬鹿には見えない布」なるものを王様に献上する。
バカとは思われたくない王様や家来たちは、「素晴らしい布だ」と言ってしまう。
王様も家来たちも、もしかしたら自分以外の他人には布が見えているのかもしれないと思い、「自分は見えない」というのが言い出せなくなる。
で、結局、後には引けず、王様は町を歩いてしまう。
「パパ、裸の王様がいるよ!」
「コラッ! 静かにしていなさい!」
って、話らしい。
となるとさ、「あそこの社長は”裸の王様”」ってのも、正しくは、こんな感じになる。
新商品のパッケージのデザインを高名なデザイナーに依頼したのだが、どう考えても妙なデザインのシロモノが届けられた。

「......................うむ。素晴らしい、前衛的なデザインだな」
と、社長。
「......................はい。色使いがすばらしいですね」
「......................我々の製品の先進性を見事に具現化しております」
もちろん、誰もが「なんじゃこりゃ??」と、思っているが、相手が高名なデザイナーだけに、「なんじゃこりゃ」と言って、自分のセンスを疑われているのを恐れているわけ。
役所がどうしようもないデザインの建物を建てたり、センスの悪いイベントをやるときが、きっとこのパターンなんだろうね。(長野五輪の開会式とかさ、愛知万博のこいの池ナイトイベントなんかもそうだよね)
いやね、ふと、「裸の王様」って、使い方が間違ってるんじゃないの?? と、思っただけです。
まあ、なんにしろ、俺は裸の王様よりは、裸の女王様がいいね。
いや、できれば、裸の女王様よりラバーショーツの女王様の方がいいな。
「パパ、裸の女王様がいるよ!」
「うるさい! 黙ってろ! いま、いい角度なんだから!!」
なんて、話をたまに聞くよね。想像するに、こんな社長だ。
新製品の商品名を、どうしようもなくくだらないダジャレにしようとする社長に対して周りの役員どもが
「いや、社長! すばらしい商品名です!」
「大ヒット間違いなしですよ!!」
「キュウイ味のガムで、『キューインガム!』覚えやすくて、インパクト抜群ですよ!」
ま、もちろん誰もが、「うわっ。だっせぇ!!」と、思ってるんだけど、口に出せないって感じだよね。
で、ところで、その大元の「裸の王様」の話って知ってる?
俺さ、
詐欺師に騙されて、見えない服(というか、存在しない服)を着せられて王様がいて、家来たちは王様がえらく気に入っているので、本当のことを話せない。
家来たちも「素晴らしい」と言うので、王様も半信半疑ながら、後には引けずに、街を歩いてしまう。
っていう話だと思っていたんだけど、調べてみたら、微妙に違うみたいだね。
正しくは、
詐欺師が、「馬鹿には見えない布」なるものを王様に献上する。
バカとは思われたくない王様や家来たちは、「素晴らしい布だ」と言ってしまう。
王様も家来たちも、もしかしたら自分以外の他人には布が見えているのかもしれないと思い、「自分は見えない」というのが言い出せなくなる。
で、結局、後には引けず、王様は町を歩いてしまう。
「パパ、裸の王様がいるよ!」
「コラッ! 静かにしていなさい!」
って、話らしい。
となるとさ、「あそこの社長は”裸の王様”」ってのも、正しくは、こんな感じになる。
新商品のパッケージのデザインを高名なデザイナーに依頼したのだが、どう考えても妙なデザインのシロモノが届けられた。

「......................うむ。素晴らしい、前衛的なデザインだな」
と、社長。
「......................はい。色使いがすばらしいですね」
「......................我々の製品の先進性を見事に具現化しております」
もちろん、誰もが「なんじゃこりゃ??」と、思っているが、相手が高名なデザイナーだけに、「なんじゃこりゃ」と言って、自分のセンスを疑われているのを恐れているわけ。
役所がどうしようもないデザインの建物を建てたり、センスの悪いイベントをやるときが、きっとこのパターンなんだろうね。(長野五輪の開会式とかさ、愛知万博のこいの池ナイトイベントなんかもそうだよね)
いやね、ふと、「裸の王様」って、使い方が間違ってるんじゃないの?? と、思っただけです。
まあ、なんにしろ、俺は裸の王様よりは、裸の女王様がいいね。
いや、できれば、裸の女王様よりラバーショーツの女王様の方がいいな。
「パパ、裸の女王様がいるよ!」
「うるさい! 黙ってろ! いま、いい角度なんだから!!」
子供が「パパ、パンツ一丁の王様がいるよ!」と言っていたら、題名も違っていたのにね。
それとも、その「素晴らしい布だ」で、パンツも作ったんだろうか。
一生懸命「妙なデザイン」を考えているヒロ†さんを思い、ニンマリしましたよ。
「裸の王様」ってのは邦題で、原題は「皇帝の新しい服(Kejserens nye klæder)」っていうらしいよ。だから、別に裸なわけじゃなくて、おパンツは履いていらっしゃるらしい。
昔、Dr.スランプで、せんべえ博士が透明になる薬を発明して、自分で透明になって、覗きに出かける話があったんだよね。で、博士は透明になったんだけど、「いくら透明とは言え、パンツは脱げない」といって、パンツは履いたままでかけるって話だったんだよね。
やっぱり、人間なかなかパンツは脱げないものなのです。
相変わらず面白いですね。
次も期待しています!!
次ですか....。なんとか頑張りたいとは思います...。
ΩΩΩ Ω<ナ、ナンダッテーー!!
良し悪しだなぁ...。