<1Leg総括 2017/18 V・プレミアリーグ女子スタメン一覧>
今季は女子の数字小ネタでも、と少しだけ電卓を叩きました。もう何シーズンも男子ばかりの数字を追っていたので、女子は基本的にMB使用率が高いのかなという印象。助っ人さんにMBの選手が多いことも勿論ありますが、日本人選手だけの場合でも基本20%超え(東レのみ20%行かず)。ただ、助っ人さんがMBでも打数はびっくりする程は多くないですね。やはり前衛時のみだからかな?打数で助っ人さんの影響が大きいと感じたのは、バックアタックの打数の方かもしれません。
ちなみに、男子で一番最後にMBの助っ人さんとしてブリンクマン選手を起用した2009/10シーズンのFC東京のMB使用率は26.1%でした。
<スタメンセット数>
このスタメンセット数一覧、以前から当ブログをご覧頂いている方はご存知かもしれませんが、左側に書いてある選手がローテーションでセッターの隣に入る選手です。
<アタック使用率・得点率と1セット当たりの打数・アタック決定本数>
今まではアタック使用率・得点率のみでしたが、他の方の記事で1セット当たりのアタック打数・決定本数も分かりやすくて良いなと思ったので、今回は併記してみました!今季は男女の試合を見ようとして時間切れにつき1試合毎の計算はしておらず、手抜きな助っ人さん中心な計算です💦MB1は全日本の作戦だった(?)MB1ではなくセッターの隣のMB選手(スタメン一覧表では左側の選手)をMB1、その対角をMB2と書いています。同じ試合に表裏逆のポジションで出た選手のいる上尾とNECは、MB1、2の区別は省略で。
助っ人さんのポジションは、各所属チームの表記に合わせました。
V・プレミアリーグ男子と違い女子はセッター対角にレシーブ免除の選手を置かないチームが多く(東レのみセッター対角が打ち屋)、WSの計算はどうしたものかと迷い中…。私は基本レシーブに入れてバックアタックの打てるがWSが好きなので、この辺をレシーブに入らない選手と分けて表にしたいのですが~良い案があれば教えて下さい!
1Legの外国人選手使用率では、MBの場合は15%前後、WS(OP)の場合は40%前後とほぼどこのチームも変わらず。東レのケイディ選手は他チームと違い基本レセプションに入ることが多いため、24.7%とやや少な目。
セッターのツーやスパイク打数の多さは、予想通りというか冨永選手が頭一つ抜けていますね(笑)。
バックアタック使用率は久光が予想以上に少なかった。もし長岡選手がいれば、また違う数字になるのかもしれません。
「日レ免打数」は、東レは堀川選手、NECは基本柳田(光)選手等でカウントしてあります。
久光はミスや被ブロック数も1番少ない。
<勝敗数と順位順にひと言>
久光:7勝0敗(勝ち点20)○○○○○○○
久光は一つも星を落とさず7連勝。前評判から今季優勝候補の筆頭だったが、やはり強い。全日本組も多過ぎで、長岡選手が復帰したらスタメン争いはどうなるのか…。今季よりスタメンセッターが栄選手に。助っ人の大物アキンラデウォ選手も頼りになり過ぎる。どこまでこの快進撃が続くのか気になるところ。
車体:4勝3敗(勝ち点12)○○●○○●●
ポリーナ選手が抜けどんなチームになるのかなと思っていたが、ネリマン選手は熱くて盛り上げてくれてカッコ良い!車体は前半戦は好調だったものの、NEC戦で高橋(沙)選手が負傷し、その後チームも調子を落としている。WS以外はスタメンは固定で、セッターは比金(桃)選手、MBは渡邊(彩)-荒木(絵)、リベロは榊原選手、OPにはネリマン選手。
JT:4勝3敗(勝ち点12)○●○●○○●
JTは田中(瑞)選手がベンチアウトしていた期間は、ミハイロビッチ-金杉対角。開幕戦のスタメンセッターは柴田選手先発も、、その後は田中(美)選手スタメンが増加。勝っても負けてもセッター以外は基本固定で、MBは奥村-芥川、リベロは小幡選手、セッター対角には橘井選手。みなさん怪我には気を付けて欲しいですね。
上尾:4勝3敗(勝ち点11)○●○○●●○
正直強いのか弱いのか判断に困るチーム。良い時は良いし、ダメなときはダメな様な。しかしプレミア再昇格後の1Legを4位という位置で終えたのは上出来かも?2017全日本でも活躍したセッター冨永選手のツー&スパイク率の高さに笑う。カルカセス選手は好不調の波がある印象。セッター冨永選手とリベロ山岸選手が固定で、MBは色々試している。
デンソー:3勝4敗(勝ち点9)●○●●●○○
デンソーはもし数字小ネタをマメにやろうとすると一番WSカウントがめんどくさそうな、もといよく言えば面白いチーム(笑)。今季の石井(里)選手はMBとして固定されている。WSは鍋谷選手が固定だが、対角は色々試しており、坂本選手が多め。リベロは2人併用で、小口選手+前半は山田(美)選手、後半は中川(千)選手の出番も増えた。
東レ:3勝4敗(勝ち点8)●●●●○○○
開幕から4連敗とスタートダッシュには失敗したものの、滋賀HGで初勝利を上げると、勢いそのままに後半は3連勝とし勝ち点を9まで伸ばした。メディアも注目の黒後選手はサーブでも狙われ大変そうだが、伸びて欲しいところ。今季のスタメンリベロは中川(有)選手で、木村(美)選手はレシーバーとして起用されている。
NEC:2勝5敗(勝ち点7)●○●○●●●
昨季優勝のNECだが、今季は2勝5敗と出遅れている。昨季の主力選手である近江選手や鳥越選手らが抜け、新人選手達にも活躍の機会が与えられている。1Legのスタメンセッターは塚田選手中心となった。外国人選手の助っ人さん不在で臨む今シーズン、一体どのようなバレーを目指すのか。割と助っ人さんがいても日本人なこともあるチームなイメージもあるけれど。
日立:1勝6敗(勝ち点5)●●○●●●●
日立は1勝6敗と非常に苦しい試合が続くが、まだまだここから。内瀬戸選手の移籍もあり、WSは若手の長内選手とベテランの栗原選手という新鮮な対角。長内選手の成長にも期待!渡邊(久)選手の復帰も待たれる。セッターは佐藤(美)選手、MBはジャクソン-芳賀で固定。リベロは後半から佐藤(あ)選手と小池(杏)選手の2人併用となった。
ひたちなかのHGでは勝ち試合が見られて嬉しかったまた勝ち試合が見たい。