ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ 2021大河ドラマ「青天を衝け」予告の動画!!

今日、TVを見ていたら、次の大河ドラマ「青天を衝け」の予告が流れた。
「おお! 深谷!!」と、かつて15年間住んだ深谷が、まさに私のウォーキングコースから眺めた風景が目の前に、どか〜んと現れる。

画面いっぱいに広がる関東平野に畑、畑!
懐かしいと思って、熱心にみていたら、な、なんと、エンディングの画像に、驚いた。

2021大河ドラマ青天を衝け予告動画。

 

エンディング、主人公の渋沢青年が青天を指さしている場所は、まるで山梨か長野の峻険な南アルプス!!


関東平野の深谷は、畑が続く遙か彼方の遠景に秩父山地、そして榛名山、赤城山をのぞむのみ。
あんな峻険な山はないぞ!


私でも違和感を抱くのだから、遂に大河ご当地になった深谷市民は、納得できないに違いない。

 

 

<蛇足>

現在は長ネギ、ブロッコリー、キャベツ、レタスの野菜畑が果てしなく続く深谷であるが、渋沢栄一が元気溌剌、走り回っている時代は、藍畑と桑畑ばっかりだった。
そのうち製糸業の衰退で、桑畑の養蚕では食べていけなくなり、国道17号線沿いということもあり都心へ速攻、新鮮野菜を供給できる利点を活かして転向したという。

深谷市の古い農家の佇まいは、養蚕業を示す建築様式で、新築の家でも外観は養蚕をするための屋根裏部屋に窓がある様式で建てられている家が多い。
北海道のよそ者には、それがとても印象的だった。

 

 

<追記>
地元では、渋沢栄一には、愛人が十数人もいたという噂話しをよく耳にする。
澁澤龍彦も、その系列の子孫だ。
それ、大河でやるかな。(^。^)

 

<追記2>
深谷は中山道の宿場町でもあって、和宮が碓氷峠を越えて、いよいよ武蔵の国まできてしまったかと、京の都を思い、振り返ったといわれる、“和宮振り返りの松”というのが、私が深谷に転居したあたりは、中山道深谷の常夜灯の近くに存在していた。
しかし、老木の為か、中山道拡幅の為か、定かな理由は知らないのだけれど、ある日、伐採されてしまった。
その松が輪切りになって、深谷図書館に置いてあったけれど、今はどうなったか……。

 

 

 

 

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