滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2014.09.13 比良山/蓬莱山・森山岳・長池・夫婦滝

2014-09-13 08:38:01 | 比良の山
2014.09.13[びわ湖バレイ山麓駅~金毘羅峠~蓬莱山~森山岳~獣の馬場~長池~スギヤ池~オトワ池~夫婦滝~汁谷~びわ湖バレイ山頂駅]
※蓬莱山~長池間は一般登山道ではありません!
金毘羅峠道浸水のため通行不可との看板があったのですが、打見谷徒渉点は何の問題もなく、快調に登り1時間30分で蓬莱山頂へ。途中小雨がぱらつくも天候は徐々に回復傾向。山頂の賑わいを横目に北側リフト横から笹藪に突っ込みました。最初の5分程度は膝上までのクマザサで、踏み跡らしきものもありませんが灌木が現れると踏み跡は明瞭になってきます。途中、古道らしき道がジグザグに現れますが無視してまっすぐ稜線を進みます。森山岳は明るい広い山頂ですが展望はよくありません。本来のルートは右手の広い尾根を進み北東方面のもう一つの山頂を経由するようですが、北西方面の別の広いピークに足をのばしました。ここは北側にある程度展望が開けていて武奈ヶ岳方面が一部見えます。このまま真っ直ぐに北へ続く広い尾根を進みたくなる地形ですが、草をかき分けながら右手の斜面をズンズン小さな谷に下りるとすぐに踏み跡が見つかるので再び北にルートをとります。いくつかの小さなピークと鞍部をやり過ごすと徐々に踏み跡は薄くなります。歩きやすいところを適当に北方面に進むとヒョッコリ高圧鉄塔に出ました。ここには巡視路が通っていますが道をクロスして更に北へ。次のピークより北西に進路を変え急な斜面を下ると低地で池があります。この辺りがむかし獣の馬場と呼ばれていた所でしょうか。池を越すとまもなく長池の東端に。スギヤ池オトワ池を見てニシヤ谷方面に。ムシカリの実がキレイに色づいていました。トリカブト(おそらくキタヤマブシ)も多く見られます。夫婦滝に立ち寄って白滝谷を上流へ。ゲレンデを登りびわ湖バレイ山頂駅に。今日は空気が非常に澄んでいて今までで最高ではないかと思える遠くまでくっきりと見える景色が目に飛び込みんできました。京都市内ははっきりくっきりと、その奥には大阪の高層ビルが見え、おそらくあべのハルカスと思われる突出した高いビルまでが肉眼で見ることができます。眼下の琵琶湖は全く霞むことなくリアルに望めて、鈴鹿の山々の輪郭がこれほどはっきり見えるのかとビックリするほど。伊吹山もはっきり見えるのですが残念ながらその奥は雲があり御嶽山や白山は確認できませんでした。最近足裏が痛くて下りが少々辛いのでロープウエイで山麓駅へ下りました。


金毘羅峠までの登山道脇にはママコナが多く咲いていた


地味だが小さいキノコもあちらこちらで見られた


蓬莱山頂から京都大阪方面の展望(夕方の打見山からの方が更にはっきり見えた)


小女郎峠へと向かう道


マスタケだろうか、ヒツジタケだろうか


ミドリスギタケ?


おそらくキタヤマブシの花(トリカブトの仲間は種の特定が難しい)




長池(トンボが乱舞していた)


スギヤ池(びっしり生えた水苔の中に大きな杉が立つ美しいところ)




オトワ池


オトワ池のアメンボ(いろいろな種類のトンボ、アカハラなどの生物がいっぱい)


ムシカリの実(熟すと黒くなる)


夫婦滝(いつ見ても美しい!)


白滝谷上流の小滝




打見山山頂(びわ湖バレイ山頂駅)から琵琶湖を見下ろす


比叡山と京都市内。京都のむこうに大阪のビル群が見える


拡大して明度を下げると、あべのハルカスなどがはっきり現れる


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