余命

映画の内容はあらすじだけしかしらないので
まぁ、何とも言えないんですけどね.....

妊娠と乳癌....命を縮める事になっても出産を選ぶか...
なんてくだりがあり

とくダネで松雪さんのインタビューがあって
現在妊娠中の佐々木アナウンサーも、
自分の命をとるか、子供を産むのか.....みたいな事を言ってありましたけど

私は違和感を覚えましたね.....。

全ての人とは言いませんが、おそらく多くの女性が
自分と子供の命を天秤にかけるような事はしないでしょうし
（言うまでもなく、子供の命を優先させるから....）

私なら、子供を産んだ後、おそらくは子供の成長を見届ける事が
出来ないであろう....というところでの葛藤になると思うし....

まぁ、映画の中でもそんなシーンもあるかもですが
何だか、母親の愛が薄っぺらく言われてるみたいで
少しばかり意見を言いたくなってしまいました。

多分、母親になる前の女性と
母親になった女性との感性の違いでしょうかね.....
（松雪さんは母ですけど....)


乳癌の病名を聞いた時、真っ先に思い浮かんだ事は息子の事。
当時９歳。
祈りましたよ....神様、仏様に。

「子供が成人するまでで結構ですから、命を下さい。」....と

自分の命が惜しいと思ったことなどありません。

でも、息子を大人に育てあげるまでの自分の命は欲しかったですね。