突然の死

知人のご主人が亡くなりました。

朝ごはんを一緒に食べて、
ご主人は顔を洗いに洗面所へ.....

バタン..と大きな音がしたので洗面所へ行ってみると
ご主人が倒れていたそうです。

救急車で病院へ着いた時は心肺停止状態。

そのままお別れとなりました。

私にも経験がありますから、
知人の女性の気持ちが痛々しくてたまりませんでした。

突然のお別れに、何が何だかわからない....
そんな彼女の姿は見てられませんでした。

私も主人が亡くなった時、お葬式の時、
思ったより冷静で平気だったので、
人が亡くなっても、この程度の感情なの？と
自分に疑問をいだいた程でした。

しかし、やがて三七日、四七日.....と日が経つにつれて
例えようの無い悲しみと寂しさと苦しみが一度に襲ってきたのです

夜にひとりになると、涙がとまりませんでした。
亡くなった主人と会いたい、声が聞きたい、姿形をこの手で感じたい。
毎日毎日、胸が張り裂けそうになって.....
お酒を大量に、朝まで飲む生活が続きました。

本当に辛かった。

私は彼女に何をしてあげれるだろうか....
彼女の悲しみが少しでも楽になりますように
彼女がこの最悪の出来事を無事乗り越えられますように....
見守ってあげてください....と棺に手を合わせました。