秘密基地

ご挨拶状

昨日いただいた挨拶状を紹介です。

☆・・・・・・・・・・・・・☆

15歳!!かわべたくや展によせて

かわべたくやくんは通称たくちゃん。宮城県立光明養護学校高等部の1年生です。平成10年の8月、小学校2年生から創造表現空間“ビーアイ”に通っています。
仙台市青葉区の市民会館近く、西公園の目の前にあるビーアイ。その西公園通りに面しているWESTルームの出窓がたくちゃんの一番大好きな場所でした。一年ほど前までは、ドアを入ってきて、窓まで一直進し、出窓の棚に上がって、窓の外を眺めるのが習慣でした。(くつをそろえて、ぬいでね。)そこから、通りを走る車を見たりすることが何よりも好きで・・・その後は、大好きな車の絵を描いたり、電車をコラージュしたり、自分の興味のあるものを彼なりのペースで“アートする”のでした。

そんなたくちゃんにデジタルカメラを渡してみたのが、彼が中学1年生の冬頃のこと。機械類に興味のある彼は、すぐさま大好きな車や道路の写真を撮り始めました。始めは、ピントやタイミングが合わなかった写真も。でも、毎週カメラを持つごとに上達し、一番好きな四駆の車やワゴン車・バスがばっちりとフレームにおさまるように・・・。
さらに、それから半年程たった頃、写真の中に、車だけではなく、道行く自転車や歩く人、夕日や風にそよぐ西公園の木々などが見られるようになりました。今は、ビーアイのスタッフや友だちを被写体に写真を撮るのがとてもうれしい事のようです。それと時を同じくして、彼の描く絵も、植物や風景、時には抽象画など意欲的にテーマが広がりました。今回の展覧会は、彼の世界観が大きく変化したここ5年間の作品を展示しました。
おもわず笑顔がこぼれるかわいらしさと明るい色調。迷いなく、大胆にのびのびと描かれている彼の作品をぜひ多くの方に見ていただきたく、穂波の郷クリニックの2周年記念のお祝いとして、本作品展を開催する運びとなりました。
ぜひ、みなさまお誘いあわせの上、足をお運びくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

ハート&アート空間“ビーアイ”
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事