himetaku成長期

ビジネス書の書評更新中。

貴重な時間とお金を"投資"する書籍を選ぶ参考にして頂ければ、幸いです。

佐藤可士和のクリエイティブシンキング

2010-10-04 08:36:58 | 日記
<書籍情報>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
題名:佐藤可士和のクリエイティブシンキング
著者:佐藤 可士和

<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
読破時間:1.0H
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

<読書メモ> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

特になし…

★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

大人気アートディレクターの佐藤可士和氏の著書。

ユニクロやドコモ等のプロデュースを行っているヒットメーカー。

前作の「佐藤可士和の超整理術」に続く、第2弾である。

前作の中にあった、「月曜日にはパソコンのデータと仕事の

整理を行ってから、仕事を始める。」を実際に毎週をしている。

今回のクリエイティブシンキングは、実際の行動に移す事が

難しい。理由は、目には見えない思考法であるからだと思うが…

<編集後記>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

私は、SEの端くれである。

ユーザーの要望に対して、「実現が難しい」とよく回答している。

「実現が難しい」と言うのは、理由は多々ある。

例としては、システムの構造上、大きく改修が必要であり、

工数を掛ければ実現可能であるが、費用対効果が良くない。

別の理由として、SEが要望に応えられる程の技術を持ち合わせていない。

また、別の理由は、改修の規模も小さく、技術的にもあるにも

関わらず、SEの怠慢で”実現が難しい”と応えている。


性善説に基づいて、SEの回答を信じたい所だが、

SEの端くれとしては、更にもう一歩踏み込んで、「なぜ?」

と問うべきだと思う。要望に対して、即答で「難しい」と

言われた場合は、尚更である。なぜなら、深く考えていない

可能性あるからだ。(たまに、私も軽率に応えてしまうので…)

「なぜ?」の質問でようやく、本気で検討する場合もあるが、

「考えもせずに、なぜ難しいと応えたんだ!!」と叱らないで

欲しい。

SEの端くれからのお願いでした。

<お知らせ>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

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サイバーエージェント流自己成長する意思表明の仕方

2010-10-03 13:28:45 | 日記
<書籍情報>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
題名:サイバーエージェント流自己成長する意思表明の仕方
著者:曽山 哲人

<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
読破時間:2.0H
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

<読書メモ> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

<意思表明>

 ・成長角度を上げるときに、最も重要なのは「意思表明」だと

  思っています。

 →自分の思いを言葉して伝えれば、上司や先輩、周囲のメンバー

  があなたのしたいことに気付いて、何らかのアクションを

  起してくれる。

  このとき、応援してくれてもダメ出しでもいいのです。

  それによってあなた自身の中に学びが増えて、現状を変化

  させる決断が生まれます。

 →「頑張っているのに認めてくれない」「成長している感じ

  がしない」と思ったら、あなた自身の意思表明不足かも

  しれません。

<ビジョンの作り方>

 ・はじめに「自分自身が本当にワクワクするものやゴール」

  を紙に書き出します。

 ・次に「自分が会社に貢献できること」を書き出します。

 ・最後に「その二つをまとめてみる」ことをやってみましょう。

<思っているなら…>

 ・思っているなら言う、言うより実行する

 ・どんなに高い意欲があっても、よいアイデアを持っていても、

  自己主張しなければ始まらないのは、どの世界でも同じです。

<内外バランス>

 ・仕事ができないのに、異業種交流会にばかり参加する人は、

  社内と社外の人脈のバランスが崩れ、社内での居心地が悪く

  なってきます。社外での出会いを、やたらと自慢げに話したり

  ブログで報告する割には、社内での成果が出ていない場合は

  なおさらです。

 →実際、本当にデキる人は仕事や勉強が忙しく、交流会に

  参加する時間は限られているずです。

  つまり、交流会はよくよく選ばないと、デキる人が

  全く参加していない単なる飲み会になってしまっている

  可能性があります。

<きっと誰かが、見てくれている>

 ・若いうちはそれでもいいでしょう。

  ただ上級管理職になってまで「事なかれ」を美徳だと

  考えていると、変化が激しい世界ではリーダーとしては

  弱いのです。

  サイバーエージェントのように若いメンバーも多く、

  新しい産業の場合や新規事業に取り組まないといけない

  ビジネスの場合はなおさらです。管理職が自分の意思を

  表明できず、目だっていないのではメンバーからも

  不安視されてしまうでしょう。

 →目立たないとどうなるか。バッシング(叩かれる)では

  なく、パッシング(通過)されてしまうのです。

  周りは抜擢されたり新しい仕事をつくり出してどんどん

  動いているのに、自分だけが流されてしまうわけです。

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<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

サイバーエージェント社の人事本部長の曽山氏の人材育成に

関する作品です。

サイバーエージェントの人材戦略が垣間見られる作品で、

入社直後からマネージャーまでを各階層ごとに分けて、

実践向きのアドバイスが満載です。

これも、弟が就職した後に、プレゼントしようと思います。

<編集後記>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

今回の本で、マネジメント向けのアドバイスが書かれている

箇所を読んでいると、自分自身には関係ないのですが、

上司がどういう考え方をしているのかが分かった事が

この本で1番の収穫でした。

明日から、上司のニーズや考え方を先回りした仕事が出来る

ように少し工夫してみようと思います。

<お知らせ>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

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 もちろん、コメントでもOKです。

20代でやっておきたいこと

2010-10-01 22:26:51 | 日記
<書籍情報>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
題名:20代でやっておきたいこと
著者:川北 義則

<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
読破時間:2.0H
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

<読書メモ> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

<もっとも気楽な生き方は…>

 ・宗教評論家のひろさちや氏の言葉

  「もっとも気楽な生き方は、他人から自己限定してもらって

  自己を持たないことです。自己の魂を他人に預けることです」

<つまらないことでも>

 ・つまらないことでも一生懸命やれるのも、一つの才能である。

  この才能を磨いてみるのもいいのではないか。

<アフター5のつきあいのポイント>

 1.上司と部下、先輩と後輩のけじめをしっかりとつける

 2.言葉遣いに気をつけて敬語をしっかり使う

 3.上司、先輩が打ち解けても、なれなれしくしない

 4.個人の陰口は絶対に言わない(伝わる可能性が大)

<愛社精神>

 ・企業アドバイザーの宋文洲氏の言葉

  「私がきらいな言葉に、愛社精神や会社人間があります。

  会社の一員であるかぎり、自分の企業に愛着を持つのは

  人情であり、それ以上要りませんし、それ以下もなかなか

  ありません。」

<会社との関係>

 ・最近の20代の若者たちを見ていると、雇われ人根性が

  強すぎるように感じられる。会社に忠誠を誓い、

  終身雇用、年功序列を望み…

  こういう考えの社員ばかりだったら、会社は活力を

  失ってしまう。それで会社がおかしくなれば、

  真っ先にリストラされるのは、従順な、雇われ人根性の

  人たちなのだ。

<学ぶ理由は?>

 ・ノーベル賞を貰ったジョーン・ロビンソンという

  女性経済学者が「経済学を学ぶメリットは?」と

  聞かれて、「経済学者にだまされなくなること」と

  と答えたとう話が伝わっている。

 →だまされない為にも学ばなければならない。

<恋愛とは>

 ・作家の阿久悠さんの言葉

 →恋愛とはフラれることである。

  失恋と得恋との比率は、どう考えても9対1である。

  だが、その不幸な9の中に想い出があったり、

  魂の輝きがあったり、自己の成長があったりするのである。

 ・一回フラれる度に、男は確実に輝きを増してくる。

 →モテ男とはフラれる経験を山ほど積んだ男たちだ。

<結婚。20代にしておくことは>

 ・20代のうちに、まずしなければいけないのは、結婚相手を

  見つける前に自らの結婚観をもつことである。

<”羊”よりも”狼”に>

 ・ナポレオンの言葉

  「一頭の羊に率いられた百頭のオオカミの群れは、

  一頭のオオカミに率いられた百頭の羊の群れに敗れる」

 →いまの日本が弱体化しているのは、一頭の羊に率いられた

  百頭の羊の群れだからだろう。

 →世界はオオカミだらけだが、日本がたとえ多くの羊の群れ

  であっても、力強いオオカミが幾頭かいてくれれば、

  十分に世界に伍していけるはず。

  30代はともかく、40代から上の世代にそれを望むのは

  無理だろう。

 →そんな力強いリーダーの出現を、私はいまの20代の

  若者に期待したい。

<空気は読まない!>

 ・一生懸命に生きようとしている人は、みんな他人なんか

  気にしてない。空気なんか読んでないのだ。

  若い人たちにいいたい。

  空気なんか読む必要は無い。

  若いうちはそんなことにかまけてはいけない。

  他人が何といおうと「自分はこの道を行く」という

  姿勢を持ってもらいたい。

★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

読んでおいて損は無い本。

厳しい事を書かれている所もありますが、読み終わった後は

「さぁ!頑張るぞ!!」とヤル気が漲ってくる作品。

特に、就活中の方や入社すぐの若手社員の方には、おすすめです。

私の兄弟も就職活動前なので、この本をプレゼントしようと

思います。

<編集後記>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
10/1~たばこの値上げですね。

今回は、値上げ幅がとても大きかったので、買い溜めをされた方も

多いと聞きました。

たばこは専売特許があって、全国何処でも同じ値段ですし、

販売には許可がいるみたいですね。

昔に比べて、たばこを吸う人が減って来ましたし、

吸えるスペースも少なくなって来ました。

たまにテレビで出ていると思いますが、昔の国会中継では、

政治家の皆さんがたばこを吸いながら議論をしていて、驚かされます。

恐らく、この先もたばこを吸う人は少なくなっていくでしょうし、

たばこの業界も先細りしてしまうのではないでしょうか。

そうなる前に、たばこに関する規制を全て自由化するべきでは

ないでしょうか。

新規参入のたばこ会社が活気的なたばこを開発するかも、

知れませんし、そうなれば税収もアップするのではないでしょうか。

<お知らせ>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

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