himetaku成長期

ビジネス書の書評更新中。

貴重な時間とお金を"投資"する書籍を選ぶ参考にして頂ければ、幸いです。

サラリーマン合気道

2009-09-30 20:58:06 | 日記
題名:サラリーマン合気道
著者:箭内 道彦
発刊日:2008年9月10日
出版社:幻冬舎

読書日:2009年9月30日
読破時間:2.0H
ページ数:214
おすすめ度:☆☆☆☆(5点満点4点)

コメント:
 クリエイティブディレクターの仕事術。

 発売当初はタイトルが気になっていたが読んでいなかった。先日、本屋でたまたま見つけたので衝動買いをしてしまいました。

 内容的は、巷の成功者が書いた仕事術とは全く逆の部分も有るが、同じような所もある。

 『流されるから遠くへ行ける』は、私の中では名言になりそうだ。

 著者の昔と同じように、現状に悩みがあったり、何とか変えたいと思ったり、悶々とした生活を送っている方へおすすめします。

目次:

 はじめに
 Ⅰ 発想の自然体を取り戻す九つのヒント
 Ⅱ 仕事と自分の気をあわせる十二のテクニック
 Ⅲ 人間関係の常識を逆手に取る十二のポイント
 Ⅳ 自分自身を脱力させる十二のメソッド 
 あとがき

読書目的:
・以前から気になっていたので、押さえる
・『流されるから遠くに行ける』の真意を確かめる

線を引いたポイント:
・袋小路でぐるぐる悩むのも実は重要である。
→行き止まりにいる時間や経験が後々の自分の力になっていく

☆流されるかこそ遠くへ行ける

・「せっかく大きい会社に入ったのに、辞めちゃうなんてもったいない。」と言う人がいるが、会社を辞めた自分を試せないのがもっともったいないと思う。

・「自分の考え」や「自分の好み」と思っていることは、世の中でいわれていることだったり、社会の流行だったりする。

・自分の本当の気持ちを発見する方法。
→極端から始める。いきなり極端なことをしたり、言ったりすることで、見えてくるものがある。
→著者は金髪にした。

・ルールや制約が沢山あるちょっと窮屈な環境で仕事をしている人がいたら、それはこれからブレーキを外していく楽しみがたっぷりある状態だ

・ダメな所を克服する前に、その使い方を考えてみることをお勧めする。
→短所を短所のままお金に換えることで、短所と生きていくことに対して、前向き諦めをしていく。

・自分のダメな部分をクリエイティブな発想で有効活用していくことにこそ、本当の仕事の面白さがある。

☆今の若い人たちはチャンスに照れ過ぎです。せっかくのチャンスを目の前にしてもそれを掴み取ろうとしゃかりきになってるのを周りの人に見られたらダサいというような変な美学があって、自分で自分を推薦するようなことが出来ない人が多いです。
→とにかく声を上げないと社会では気付いてもらえないことがいまひとつ分かっていない。
→多分、若い人たちは他人と同じ条件で、正当に自分を評価して欲しい、選んで欲しいと思っている。
→一見、まじめでフェアな考え方のようですが、ものすごく受け身で怠惰な考えでもあります。
→自然と頭ひとつ抜けでることが出来るのは、本当に一握りの天才的な人間だけです。
→だから、天才でないほとんどの人は、やっぱり世の中に飛び出せるために抜け駆けが必要です。

☆抜け駆けとは社会とコミュニケーションをとって、なんとかして自分を知ってもらうという努力です。
→どんな風に抜け駆けするかというオリジナリティは、自分のスタイルや自分の生き方を発見するきっかけとなる。

☆チャンスに照れ続けたら、一生このままかも知れないという崖っぷちの感覚がないと、チャンスに照れずに突破していくことはなかなか難しいでしょう。
→自分の現状を把握して、誰かが自分の実力に気付いて評価してくれるはず、といった甘い考えは排除して、今の状況のまま10年、20年経った自分を想像してみよう。
→「チャンスに照れてる場合じゃなかった」という自覚が、捨て身の抜け駆けを可能にする。

・人間って自由でありたい生き物ですが、同時に命令もされたい。あまりに自由すぎるとどうしいいか分からず、命令されたくなってしまう。

・混沌とした時代だからこそ、自分のやるべきことを明確にしてくれる、命令の出来る上司、先輩を求めています。
→命令することと、自由に任せることのバランスがとれる人こそ理想の上司であると言える。

・かわいがられ続けられる努力を、若い人は軽視しがちな気がします。

・仕事をする上で、重要なのは「個性」とか「才能」ではなくて、「人柄」とか「コミュニケーション能力」だったりする。
→自分が誰かを採用しようとする時も、物凄い才能のある奴とよりは、一緒に仕事したい奴が欲しいです。

・他人にサービスして気持ち良くさせることなく、とにかく自分を気持ち良くして欲しいというのは、お金を預けていない銀行からお金を引き出そうとするようなもの。

・仕事にプライベートなメッセージを込めることで、自分の仕事だという実感を持つ事が出来る。

・最近、若者と接していて感じるのは、自分が人生の主役であるという実感が持てない人が多い。
→他の人の人生と差別化できるような事件も、人に語れるようなドラマや伝説も無いことが、大きな悩みになっている。

・名前の力を意識してうまく利用すれば、なりたい自分に近づくことが出来るようになります。

・十代のころの自分は仕事にも強く影響する。
→人は十代から成長しない。

・矛盾は人間が生きてきた印。

読後タスク:
・チャンスに照れない。
・大いに抜け駆けする。

編集後記:

今回より、編集後記を不定期に載せる事にしました。(これが本当のブログかもです…)

ビジネス書を1冊読んで、ブログにアップする。

文字で書くと簡単そうですが、始めてみた後の感想は本当に大変です。。。

でも、1人でも読んで頂いてると思うと『よし!今日も頑張るぞ!!』とやる気になります。

みなさん応援の程、宜しくお願いします。

コンサルタントの考える作法

2009-09-29 06:39:26 | 日記
題名:コンサルタントの考える作法
著者:樋口 陽介
発刊日:2009年9月21日
出版社:PHP研究所

読書日:2009年9月29日
読破時間:1.5H
ページ数:223
おすすめ度:☆☆(5点満点2点)

コメント:
 accenture株式会社に勤める経営コンサルタントの書かれた著書。

 accentureを表紙等で全面的に押出しているが、あまり内容的には関係なかったような気がする。

 また、3/4はロジカル・シンキングやコンサルタントの考え方等の実務的な内容であったが、最終章で読書の仕方やメモの取り方等の一般的なHOW TOの内容に変わり、一貫性に乏しかった。

 新入社員へのロジカル・シンキングの講師をされているだけあって、例題や事例が多数含まれており、ロジカル・シンキングを学ぶ為には有益な書籍だと思う。

 ロジカル・シンキングを始めて勉強される方にはおすすめです。

目次:
 はじめに
 第1章 論理的に整理する-論理的思考を身につけよう
 第2章 論理的に伝える-構造化して伝える
 第3章 ロジカル・シンキングの落とし穴-ヒューリスティック
 第4章 ノイズ思考-ロジカル・シンキングの先へ
 第5章 コンサルタントのネタの掴み方・仕込み方

読書目的:
・ロジカル・シンキングの先を学ぶ

線を引いたポイント:
・コンサルタントの仕事は『MECEに始まりMECEに終わる』

・エレベーター・トーク
→ベンチャーキャピタルや投資家が勤務するオフィスのエレベーターの前で待ち伏せし、同じエレベーターに乗り込み、その間に自分の事業の魅力を説明して資金を出してもらう30秒トーク

・人間の頭は必ずしもロジカルには出来ていない。
→ロジカルであることを追求しても、人間の思考には、どうしても非ロジカルな側面がある。

・人は、最初に与えられた情報や最初に思いついた発想を基準にして、それに微調整を加える事で判断する。
→良く言えば、最初の直感を大事にすることと言えるし、悪く言えば、最初の直感にとらわれてしまう

・ロジカル・シンキングは整理学である。ロジカル・シンキングをマスターしても、物事を整理する方法を習得したに過ぎない。それで、コンサルタントとしての仕事を遂行できるはずがない。
→ロジカル・シンキング一辺倒にとどまっていては、単なる「整理屋」と呼ばれ、存在意義はどんどん少なくなっていかざるをえない。

・拡散思考をするには、「動詞で考える」と効果的である。
 『経費の削減』⇒『経費を減らす』⇒『経費を減らしきる』
 『売上の増大』⇒『売上を増やす』⇒『売上を増やしまくる』

・無から有は生み出せない

・「ノイズ」が想像力の鍵

・よけいなこと(=Noise)こそ、人としての幅になり、創造的な仕事にも活きてくるのではないでしょうか。
→ロジカル・シンキングを踏まえた上に思考を深めていく鍵はノイズの多寡にある

☆『創造というのは、無から有を生み出すわけではなくて、あるものの組み合わせを変えてみることだ』
→子供は別に創造的であるのではなく、持ちうる知識と経験を必死で無理矢理にでもくっつけるから大人から見れば創造的に見える

読後タスク:
・アイデアに煮詰まった時に『動詞で考える』癖を付ける。

俺は、中小企業のおやじ

2009-09-28 18:44:08 | 日記
題名:俺は、中小企業のおやじ
著者:鈴木 修
発刊日:2009年2月23日
出版社:日本経済新聞出版社

読書日:2009年9月28日
読破時間:2.0H
ページ数:278
おすすめ度:☆☆☆☆(5点満点4点)

コメント:
 スズキ株式会社 代表取締役会長兼社長の鈴木修氏の回顧録。

 日本経済新聞の名物コラム「私の履歴書」を編集した著書。

 自動車会社とのお付き合いをさせて頂いてる会社に身を置く私としては、非常に親近感が沸くないようであった。

 率直な私の意見として、日本の大企業であっても中小企業の考え方や組織が根付いていると思います。

 具体的には、親方(社長・役員)からのトップダウンで組織が動く。また、その親方は創業一家や血縁者が多い。

 中小企業の考え方や組織が悪いとは全く思いませんが、この本を読んで更に考えが深まりました。

目次:
 第1章 ピンチをチャンスに変える
 第2章 どん底から抜け出す
 第3章 ものづくりは現場がすべて
 第4章 不遇な時代こそ力をためる
 第5章 トップダウンはコストダウン
 第6章 小さな市場でもいいから1番になりなさい
 終章  スズキはまだまだ中小企業

読書目的:
・スズキの会社発展を学ぶ
・自動車業界のトップがどう考えているかを知る
・インド進出についての情報を得る

線を引いたポイント:
・昔の自動車には、同じ車種でも「デラックス」や「スタンダード」などの等級があった。
→人間は誰でも自分より格上のものの存在がおもしろくない

・クルマづくりのコストは、車両の重量で決まる。
→車体が1割軽くなると、コストも1割安くなる。

・クルマの値段に「全国統一価格」が無かった。
→浜松工場で作った車を東京で売る場合の価格は、静岡県より東京の方が6000円ぐらい高い値段がついていた。
→新聞やテレビでコマーシャルをして、価格の面から訴求できなかった。

・アルトの名前の由来
→「アルトきはレジャーに、アルトきは通勤に、またアルトきは買い物に使える、アルト便利なクルマ。それがアルト」

・スズキの生産設備の償却期間は3年。
→国が定めた償却期間は8時間労働を前提にしている。
→2交代で16時間勤務+休日出勤の場合は早く償却して当たり前。

・利益の先食いは意味が無いが、その逆の「先憂後楽」は経営の王道ではないでしょうか。

・「飛行機手形」
→期日がくるたびに書き換えられて飛んでばかり、落ちることがない。
 「台風手形」
→210日、7ヶ月経って、やっと支払われる。

・セールスは断られてから始まる

・クルマの購入でも「無党派層」が増えている。

・小さなメーカーが生き残っていくためには、自分のところで売るだけでなく、ある程度OEMも必要である。

・1位と2位が本気で戦いはじめると、3位以下のメーカーなんて木端微塵に吹き飛ばされる

・いったん規則が出来ると、自分の頭で考えずに従う人が出てきます。これを世間でいう「大企業病」というのでしょうか。
→最も頭にくるのが、こういう姿勢です。

・売上高3兆円、利益900億円というと非常に大きなビジネスをしているように見えますが、実際には、1部品当たり1円50銭の利益を積み上げた結果に過ぎない。

・会社のトップが会長、社長ならそのうちひとりは技術者であるべき。

・GMさんとスズキの差は、鯨とメダカどころではありません。あえていうなら鯨と蚊のようなのもです。メダカなら鯨に飲み込まれてしまうかもしれませんが、小さい蚊なら、いざというときには空高く舞い上がり、飛んでいくことが出来ます。

・重大事が起こった時には、経営者が自ら現場に行っては自分で判断する事が重要。

☆『ボトムアップはコストアップ。トップダウンはコストダウン』
→下からの積み上げで決めようとすると、議論百出で時間ばかりがかかる。トップダウンこそコスト削減の近道だ。

・会社というのは、いろいろ手間がかかっても一から自分でつくりあげたほうが、いい結果が出る。

・手離れの悪さが、自体を悪化させる

・インド人の経済観念
→最もバリュー・フォー・マネーのいい商品を選ぶ
→『バリュー・フォー・マネー』=『お買い得品』

・ストのひとつやふたつで腰砕けになるようでは経営失格である。

・日本人がインド人にかなわないことの筆頭は、語学の習得
能力である。

・スズキの売上高3兆円は実は「取扱高」であtって、実際に生み出した付加価値は、ガラスやタイヤ、バッテリーなどの完全部品を除いた3000億円~5000億円程度である。

・ワゴンRの由来
→「セダンもRけど、ワゴンもRの『ワゴンR』」

・「重力」と「光」はタダ。
→機械設備でベルトコンベヤや蛍光灯の設置を考えるなら、傾きを付けて物が流れるように、暗いなら太陽の光が入るようにガラス張りにする事を考えろ。

・カネと時間がかかるものは大嫌い。会議はその最たるものである。
→民主主義だからといって時間をかければよいというものではない。カネと時間がかかるものは大嫌い。会議はその最たるものだ。

読後タスク:
・日本の経営者についての書物をもっと沢山読んでみたい。

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

2009-09-27 09:32:38 | 日記
題名:「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
著者:美崎 栄一郎
発刊日:2009年9月17日
出版社:Nanaブックス

読書日:2009年9月27日
読破時間:1.0H
ページ数:253
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

コメント:
 著者のノート活用法についての内容。

 題名は『…ノートに何を書いているのか』であるが、内容はノートの使い方である。

 推薦者である奥野宣之氏の『情報は1冊のノートにまとめなさい』と内容、文書の配置が似ている。

 ノートに焦点を当てた仕事術である面が強い。

 仕事のやり方を再考されている方におすすめします。

目次:
 はじめに
 第1章 ノートは仕事でどう使う
 第2章 仕事ノートの選び方・使い方
 第3章 ノートを使った仕事術
 第4章 ノートを使った時間管理術
 第5章 自己投資のためのノート術
 第6章 デジタルを使ったノート術
 第7章 仕事ノートに使うお勧め文房具
 あとがき

読書目的:
・ノートの新しい使い方を学ぶ
・デジタルツールの活用方法を学ぶ
・実家の文房具店へのおすすめ情報を得る


線を引いたポイント:
・社会人のノート術と学生のノート術とはまったく違います。
→学生は『覚える』為にノートを書く。社会人は『忘れる』為にノートを書く。

・ノートを脳内検索のポータルとして活用する。
→グーグルで検索出来るのは、他人の知識と経験である。
→自分の知識と経験は、自分のノートに蓄積しないといけない。

・コーネルメソッドを会議ノートに応用する。

・電話メモをノートに貼る。
→電話メモは仕事上のミスの発見と緊急事態の「記録」に使える。
→電話メモは記録に残しにくいのが難点なので、それを記録して次回の改善に活かす。

・どんなツールも紙のスケジュール帳より早く情報にアクセス出来る。

・自己投資において大切なこと
→「どういう成果」を得るために、時間とお金をかけているか

・自己投資は短期で運用するべき。

・社会人が資格試験の勉強をするときに大切なこと
(1)何のために資格をとるのかを考える(目的の明確化)
(2)取ったあとの自分の姿をイメージする(資格の活用)
(3)資格取得までの期間とプランを立てる(期限設定と計画立案)

・セミナーで期待できる事
→『気づき』と『人脈』

・講演を聴く前に持って帰るテーマを決める

・同じセミナーに興味を示した仲間と話をするきっかけ
→「どういうきっかけで来たのですか?」「何が面白かったですか?」
→セミナーの内容について話す時は、ノートにキーワードをメモしておく。

・デジタルメモとアナログメモの決定的に違う点
→『情報処理のスピード』と『携帯性』 

・ノートの取り方は『ビジネススキル』である。


読後タスク:
・おすすめ文房具の購入(とりあえず、デミクーパー(コクヨ)を購入してみる)

「ビジネス書」のトリセツ

2009-09-26 20:12:07 | 日記
題名:「ビジネス書」のトリセツ
著者:水野 俊哉
発刊日:2009年7月31日
出版社:徳間書店

読書日:2009年9月26日
読破時間:1.5H
ページ数:285
おすすめ度:☆☆☆☆(5点満点中4点)

コメント:
 著者はビジネス書を年間1000冊読まれている。

 本書は、ビジネス書を分析した結果が書かれており、ビジネス書で有名な著者まで分析している。

 また、ビジネス書の分析結果を生かして、ベストセラーの書き方まで指南している。

 最後、巻末にはおすすめビジネス書やビジネス書系図、ビジネス書マトリックスまで掲載されいる。

 ビジネス書の歴史や背景、トレンドを学びたい方におすすめしたいと思います。

目次:
 はじめに

 PART1 ビジネス書にダマされるな!
01 ビジネス書の基礎知識
02 ビジネス書の選び方にもコツがある
03 差がつく本の買い方、売り方

 PART2 ビジネス書が200%身につく読書術
01 ポイントを読み取る読書術
02 本を読む習慣を身につける
03 読書の際の情報整理法
04 読書を効率化するグッズ

 PART3 隠れたサインを見抜く「裏読み」術
01 「はじめに」のパターンを読み解け
02 著者の隠れた意図を見抜け
03 目次はこうして読みなさい

 PART4 ビジネス書10大著者の「ここが読み所」
01 勝間和代
02 本田直之
03 小山龍介&原尻淳一
04 神田昌典
05 苫米地英人
06 茂木健一郎
07 山田真哉
08 小飼弾
09 石井裕之
10 小室淑恵

 PART5 ベストセラー・ビジネス書「書き方」の法則
01 アウトプット方法
02 ベストセラーの文章術
03 セールスプロモーション
04 ビジネス書ベストセラー作家の心構え

 PART6 TPO別必読ビジネス書はこれだ!
01 成功を導く珠玉のビジネス書

 おわりに

読書目的:
・売れるビジネス書の作り方ノウハウを学ぶ。
・ビジネス書の背景・トレンドを学ぶ。

線を引いたポイント:
・20代のうちは収入のすべてを自己投資したほうが良い。あとで必ず何倍にもなって返って来る。

・若いうちの投資は回収期間が長いので、どんな投資であっても回収可能

・ビジネス書1冊に含まれる真実は1%程度である。
→200ページの本でも、せいぜい2ページぐらいが真実である。
→本を読む際には、本当に大事な2ページ分を探すつもりで読めば、濃い読書体験が出来る。

・あまり実にならない、役に立たない書籍の特徴
(1)「働かないで○千万円儲かる方法」などの、楽して儲かる系の本。
(2)本がフロント商品で高額なセミナーや情報商材を販売するための本。
(3)著者のブランディングやお店の集客、会社の宣伝のみが目的の本。

・ビジネス書の著者が本を出す目的
パターン1:取材殺到 → 雑誌 → 講演会 → TV → 政界進出
パターン2:情報商材を売る・セミナーをする
パターン3:副業執筆 → ベストセラー → コンサル作家
パターン4:趣味のブログ → 夢の書籍化 → 人生の思い出作り
パターン5:企画持ち込み → 仕事の依頼 → 大ベストセラーを書く
パターン6:どうしても書きたいこと・伝えたいことがある人

・ごくまっとうな速読法の要素
(1)本を読む目的を明確にする
(2)目標を立ててアファメーションする
(3)本を要素分解して大事な部分(目次とまえがき)から読む
(4)集中して一気に読む
(5)何度も繰り返し読む

・本を読む我々は、他人の考え方過程を反復的にたどるにすぎない
→インプットしただけではダメ。

・ビジネス書のアウトプット方法
(1)仕事
(2)ブログやメルマガ
(3)リアルでの交流

読後タスク:
・『ごくまっとうな速読法』を試す
・おすすめビジネス書を片っ端から読む