題名:サラリーマン合気道
著者:箭内 道彦
発刊日:2008年9月10日
出版社:幻冬舎
読書日:2009年9月30日
読破時間:2.0H
ページ数:214
おすすめ度:☆☆☆☆(5点満点4点)
コメント:
クリエイティブディレクターの仕事術。
発売当初はタイトルが気になっていたが読んでいなかった。先日、本屋でたまたま見つけたので衝動買いをしてしまいました。
内容的は、巷の成功者が書いた仕事術とは全く逆の部分も有るが、同じような所もある。
『流されるから遠くへ行ける』は、私の中では名言になりそうだ。
著者の昔と同じように、現状に悩みがあったり、何とか変えたいと思ったり、悶々とした生活を送っている方へおすすめします。
目次:
はじめに
Ⅰ 発想の自然体を取り戻す九つのヒント
Ⅱ 仕事と自分の気をあわせる十二のテクニック
Ⅲ 人間関係の常識を逆手に取る十二のポイント
Ⅳ 自分自身を脱力させる十二のメソッド
あとがき
読書目的:
・以前から気になっていたので、押さえる
・『流されるから遠くに行ける』の真意を確かめる
線を引いたポイント:
・袋小路でぐるぐる悩むのも実は重要である。
→行き止まりにいる時間や経験が後々の自分の力になっていく
☆流されるかこそ遠くへ行ける
・「せっかく大きい会社に入ったのに、辞めちゃうなんてもったいない。」と言う人がいるが、会社を辞めた自分を試せないのがもっともったいないと思う。
・「自分の考え」や「自分の好み」と思っていることは、世の中でいわれていることだったり、社会の流行だったりする。
・自分の本当の気持ちを発見する方法。
→極端から始める。いきなり極端なことをしたり、言ったりすることで、見えてくるものがある。
→著者は金髪にした。
・ルールや制約が沢山あるちょっと窮屈な環境で仕事をしている人がいたら、それはこれからブレーキを外していく楽しみがたっぷりある状態だ
・ダメな所を克服する前に、その使い方を考えてみることをお勧めする。
→短所を短所のままお金に換えることで、短所と生きていくことに対して、前向き諦めをしていく。
・自分のダメな部分をクリエイティブな発想で有効活用していくことにこそ、本当の仕事の面白さがある。
☆今の若い人たちはチャンスに照れ過ぎです。せっかくのチャンスを目の前にしてもそれを掴み取ろうとしゃかりきになってるのを周りの人に見られたらダサいというような変な美学があって、自分で自分を推薦するようなことが出来ない人が多いです。
→とにかく声を上げないと社会では気付いてもらえないことがいまひとつ分かっていない。
→多分、若い人たちは他人と同じ条件で、正当に自分を評価して欲しい、選んで欲しいと思っている。
→一見、まじめでフェアな考え方のようですが、ものすごく受け身で怠惰な考えでもあります。
→自然と頭ひとつ抜けでることが出来るのは、本当に一握りの天才的な人間だけです。
→だから、天才でないほとんどの人は、やっぱり世の中に飛び出せるために抜け駆けが必要です。
☆抜け駆けとは社会とコミュニケーションをとって、なんとかして自分を知ってもらうという努力です。
→どんな風に抜け駆けするかというオリジナリティは、自分のスタイルや自分の生き方を発見するきっかけとなる。
☆チャンスに照れ続けたら、一生このままかも知れないという崖っぷちの感覚がないと、チャンスに照れずに突破していくことはなかなか難しいでしょう。
→自分の現状を把握して、誰かが自分の実力に気付いて評価してくれるはず、といった甘い考えは排除して、今の状況のまま10年、20年経った自分を想像してみよう。
→「チャンスに照れてる場合じゃなかった」という自覚が、捨て身の抜け駆けを可能にする。
・人間って自由でありたい生き物ですが、同時に命令もされたい。あまりに自由すぎるとどうしいいか分からず、命令されたくなってしまう。
・混沌とした時代だからこそ、自分のやるべきことを明確にしてくれる、命令の出来る上司、先輩を求めています。
→命令することと、自由に任せることのバランスがとれる人こそ理想の上司であると言える。
・かわいがられ続けられる努力を、若い人は軽視しがちな気がします。
・仕事をする上で、重要なのは「個性」とか「才能」ではなくて、「人柄」とか「コミュニケーション能力」だったりする。
→自分が誰かを採用しようとする時も、物凄い才能のある奴とよりは、一緒に仕事したい奴が欲しいです。
・他人にサービスして気持ち良くさせることなく、とにかく自分を気持ち良くして欲しいというのは、お金を預けていない銀行からお金を引き出そうとするようなもの。
・仕事にプライベートなメッセージを込めることで、自分の仕事だという実感を持つ事が出来る。
・最近、若者と接していて感じるのは、自分が人生の主役であるという実感が持てない人が多い。
→他の人の人生と差別化できるような事件も、人に語れるようなドラマや伝説も無いことが、大きな悩みになっている。
・名前の力を意識してうまく利用すれば、なりたい自分に近づくことが出来るようになります。
・十代のころの自分は仕事にも強く影響する。
→人は十代から成長しない。
・矛盾は人間が生きてきた印。
読後タスク:
・チャンスに照れない。
・大いに抜け駆けする。
編集後記:
今回より、編集後記を不定期に載せる事にしました。(これが本当のブログかもです…)
ビジネス書を1冊読んで、ブログにアップする。
文字で書くと簡単そうですが、始めてみた後の感想は本当に大変です。。。
でも、1人でも読んで頂いてると思うと『よし!今日も頑張るぞ!!』とやる気になります。
みなさん応援の程、宜しくお願いします。
著者:箭内 道彦
発刊日:2008年9月10日
出版社:幻冬舎
読書日:2009年9月30日
読破時間:2.0H
ページ数:214
おすすめ度:☆☆☆☆(5点満点4点)
コメント:
クリエイティブディレクターの仕事術。
発売当初はタイトルが気になっていたが読んでいなかった。先日、本屋でたまたま見つけたので衝動買いをしてしまいました。
内容的は、巷の成功者が書いた仕事術とは全く逆の部分も有るが、同じような所もある。
『流されるから遠くへ行ける』は、私の中では名言になりそうだ。
著者の昔と同じように、現状に悩みがあったり、何とか変えたいと思ったり、悶々とした生活を送っている方へおすすめします。
目次:
はじめに
Ⅰ 発想の自然体を取り戻す九つのヒント
Ⅱ 仕事と自分の気をあわせる十二のテクニック
Ⅲ 人間関係の常識を逆手に取る十二のポイント
Ⅳ 自分自身を脱力させる十二のメソッド
あとがき
読書目的:
・以前から気になっていたので、押さえる
・『流されるから遠くに行ける』の真意を確かめる
線を引いたポイント:
・袋小路でぐるぐる悩むのも実は重要である。
→行き止まりにいる時間や経験が後々の自分の力になっていく
☆流されるかこそ遠くへ行ける
・「せっかく大きい会社に入ったのに、辞めちゃうなんてもったいない。」と言う人がいるが、会社を辞めた自分を試せないのがもっともったいないと思う。
・「自分の考え」や「自分の好み」と思っていることは、世の中でいわれていることだったり、社会の流行だったりする。
・自分の本当の気持ちを発見する方法。
→極端から始める。いきなり極端なことをしたり、言ったりすることで、見えてくるものがある。
→著者は金髪にした。
・ルールや制約が沢山あるちょっと窮屈な環境で仕事をしている人がいたら、それはこれからブレーキを外していく楽しみがたっぷりある状態だ
・ダメな所を克服する前に、その使い方を考えてみることをお勧めする。
→短所を短所のままお金に換えることで、短所と生きていくことに対して、前向き諦めをしていく。
・自分のダメな部分をクリエイティブな発想で有効活用していくことにこそ、本当の仕事の面白さがある。
☆今の若い人たちはチャンスに照れ過ぎです。せっかくのチャンスを目の前にしてもそれを掴み取ろうとしゃかりきになってるのを周りの人に見られたらダサいというような変な美学があって、自分で自分を推薦するようなことが出来ない人が多いです。
→とにかく声を上げないと社会では気付いてもらえないことがいまひとつ分かっていない。
→多分、若い人たちは他人と同じ条件で、正当に自分を評価して欲しい、選んで欲しいと思っている。
→一見、まじめでフェアな考え方のようですが、ものすごく受け身で怠惰な考えでもあります。
→自然と頭ひとつ抜けでることが出来るのは、本当に一握りの天才的な人間だけです。
→だから、天才でないほとんどの人は、やっぱり世の中に飛び出せるために抜け駆けが必要です。
☆抜け駆けとは社会とコミュニケーションをとって、なんとかして自分を知ってもらうという努力です。
→どんな風に抜け駆けするかというオリジナリティは、自分のスタイルや自分の生き方を発見するきっかけとなる。
☆チャンスに照れ続けたら、一生このままかも知れないという崖っぷちの感覚がないと、チャンスに照れずに突破していくことはなかなか難しいでしょう。
→自分の現状を把握して、誰かが自分の実力に気付いて評価してくれるはず、といった甘い考えは排除して、今の状況のまま10年、20年経った自分を想像してみよう。
→「チャンスに照れてる場合じゃなかった」という自覚が、捨て身の抜け駆けを可能にする。
・人間って自由でありたい生き物ですが、同時に命令もされたい。あまりに自由すぎるとどうしいいか分からず、命令されたくなってしまう。
・混沌とした時代だからこそ、自分のやるべきことを明確にしてくれる、命令の出来る上司、先輩を求めています。
→命令することと、自由に任せることのバランスがとれる人こそ理想の上司であると言える。
・かわいがられ続けられる努力を、若い人は軽視しがちな気がします。
・仕事をする上で、重要なのは「個性」とか「才能」ではなくて、「人柄」とか「コミュニケーション能力」だったりする。
→自分が誰かを採用しようとする時も、物凄い才能のある奴とよりは、一緒に仕事したい奴が欲しいです。
・他人にサービスして気持ち良くさせることなく、とにかく自分を気持ち良くして欲しいというのは、お金を預けていない銀行からお金を引き出そうとするようなもの。
・仕事にプライベートなメッセージを込めることで、自分の仕事だという実感を持つ事が出来る。
・最近、若者と接していて感じるのは、自分が人生の主役であるという実感が持てない人が多い。
→他の人の人生と差別化できるような事件も、人に語れるようなドラマや伝説も無いことが、大きな悩みになっている。
・名前の力を意識してうまく利用すれば、なりたい自分に近づくことが出来るようになります。
・十代のころの自分は仕事にも強く影響する。
→人は十代から成長しない。
・矛盾は人間が生きてきた印。
読後タスク:
・チャンスに照れない。
・大いに抜け駆けする。
編集後記:
今回より、編集後記を不定期に載せる事にしました。(これが本当のブログかもです…)
ビジネス書を1冊読んで、ブログにアップする。
文字で書くと簡単そうですが、始めてみた後の感想は本当に大変です。。。
でも、1人でも読んで頂いてると思うと『よし!今日も頑張るぞ!!』とやる気になります。
みなさん応援の程、宜しくお願いします。