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やればできる

2009-12-16 07:20:56 | 日記
<書籍情報>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

題名:やればできる
著者:勝間 和代
発刊日:2009年12月3日
出版社:ダイヤモンド社
ページ数:227

<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

読破時間:2時間10分
おすすめ度:☆☆☆☆(5点満点4点)

<HIMETAKUが搾り出した本書の格言> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆


  1人で努力するのは、好きなこと以外、絶対に無理


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<目次>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 プロローグ 「やればできる」、本当の自己啓発は助けあいにあった!
 第1章 「しなやか力」
 第1の力 「しなやか力」とは
 ステップ1 自分の強みを見つける
 ステップ2 強みを発揮できる環境を整える
 ステップ3 まわりの人と強みを褒めあう
 第2章 「したたか力」
 「しなやか力」と「したたか力」の関係
 ステップ1 いま自分がやっている「強みでない仕事を自覚」する
 ステップ2 「マタイ効果」を意識して、集中分野を明確に定める
 ステップ3 自分の強みを活かして、強いリーダーシップを取る
 第3章 「へんか力」
 3つ目の力 「へんか力」とは何か
 ステップ1 「変化をしないことが最大のリスク」であることを自覚する
 ステップ2 自分の時間の3割を、常に変化に注ぐ習慣をつける
 ステップ3 変化を協力しあえる仲間をつくる
 第4章 「とんがり力」
 4つ目の力 「とんがり力」とは
 ステップ1 「とんがり力」の威力を知る
 ステップ2 身近な世界で「とんがり力」を発揮する
 ステップ3 「しなやか力」「したたか力」「へんか力」の3つの力をまわすこと自体を楽しむ
 エピローグ 「やればできる」を書いた理由

<本書を読む目的>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 香山リカさんの「しがみつかない生き方」のアンサー本をチェックする

<思いがけず線を引いたポイント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

・しなやか力…まわりに貢献できるような自分の”長所の種”を見つける力
 したたか力…周囲との関わりの中で、長所だけに集中する力
 へんか力 …長所を周囲の環境や成長に応じて、答え続けていく力
 とんがり力…「あの人だったら何かをしてあげよう」と商品として認められる力
→「しなやか」に長所を見つけ、そこを「したたか」に伸ばし、さらに上手に「へんか」させ、最後はどうしようもなく「とんがり」をつけてしまい、そこにまわりのパワーを集める

・大事なことは、自分1人でできることはほんの少ししかない、ということを強く自覚すること
→みんなで勝たないと勝てない時代です。

・これからの時代大事なのは、自分や他人にはそれぞれどんなすぐれた点があって、おたがいにいいことを褒めあい、長所を認めあいながら、生きるかということです。

・「自分がやりたいことで得意なこと」をできるような環境をつくるのは、あなた自身の責任です。

・能力が発揮できるかどうかは、8割外部環境で決まる

・まず自分の強みをわかったうえで、どうやってほかの人を助けることができれば、自分の能力がより活かしきれるかを考えるべきだ。

・自分の強みを見つけるということは、相手の強みを尊重できることにつながる。

・ある意味、才能とは、どこに特化できるか、見極める能力
→すなわち、才能は経験の関数であり、時間の関数なのです。

・成果を出している人は、努力と言うとわかりにくいのですが、「ある分野に圧倒的な経験値を積んでいる人」と言い換えてもいいかもしれません。

・大事なことは、すべてのアドバイスを鵜呑みせずに自分に軸をもち、リーダーシップを取って、受け入れるべきもの、ノイズとして無視していいものを判断していくこと
→判断するポイントは、アドバイスの内容で取捨選択をするのではなく、アドバイスをしてくれた人の信用度で取捨選択をするということです。

・自分のやっていることをはっきり言えると、自己肯定につながる。

・努力を誇りに思うことで、それが必ずしも結果として見えてこなかったとしても、その努力の過程を自ら楽しむことです。

・達人とは、たくさんの失敗をして、正しい方法により早くたどり着く人のことを言います。

・同じことをして成功する自分よりは、新しいことをして失敗する自分を評価してあげる。
→自分の成功の多さよりも、失敗の多さを誇れるくらいの気持ちでちょうどいいでしょう。

<この本を読んでHIMETAKUが実践すること>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 他人の役に立てる事を考える

<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 香山リカさんの『しがみつかない生き方』の反論本である本書。

 『しがみつかない生き方』に「<勝間和代>を目指さない」という章があり、勝間和代の考え方に異論を述べている。

 本書では、これまでの自己啓発書や勝間本とは一味違って、「1人ではなく、周りの人を巻き込んで夢を叶えましょう」というメッセージを送り続けている。

 1人で頑張るより、みんなで頑張った方が続けられるし、成功する可能性が高まるのは、納得出来た。
 
 それにしても、表紙の写真が昔のイメージと変わっている来ているなぁ、と新刊が出る度に思うのは私だけでしょうか??

<お知らせ>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

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