樹の時間

樹木のように ゆっくりと しっかりと 日々を過ごしていきたい

月夜

2007年08月28日 | 風景

神秘的な月の変化
見ることができました

 

 

いろいろ設定を試しながら撮りました。
コンパクトカメラでは、これが限界です。
でも、これだけ撮れただけでも嬉しい。
一番上の写真は、双眼鏡越しに撮影しました。
もう少し早く気がついていれば…。

でも、実際に観た光景は心に残っています。

この日の月を観るきっかけをくださったunaさんとusagiさんに感謝します。

 


ある日の午後に

2007年08月28日 | 日々

unaさんとusagiさんにお会いしました。
会う前は、どちらも初対面なので人見知りの私としては緊張するかなー、と思う部分もありましたが、おふたりともおおらかな方々で、緊張どころかとても楽しく過ごさせていただきました。

午前中は私が仕事だったこともあり、私の住む方面までお越しいただいてしまいました。
インター近くで待ち合わせ、まずはお蕎麦を食べに。
本当はきちんとした蕎麦処、またはおしぼりのあるお店へお連れしたかったのですが、そこからはちょっと遠かったので、近場(といってもそれほど近くはなかったですね。。すみません)のお蕎麦屋さんへ。
unaさんは山菜そばを、usagiさんと私はくるみだれのざるそばをいただきました。
今までうどんをくるみだれで食べたことはありましたが、そばは初めてでした。
普通のたれに甘みをつけた擂りぐるみを入れて食べるのですが、なかなかおいしかったですよ。

そして、そのあとはお蕎麦屋さんと同じ敷地にある『蜂の天国』へ。


そこはオーナーの趣味でスズメバチの巣を芸術的に仕上げたものの展示場とでもいいましょうか。

最初に「蜂についてよくわかりますよ。」と薦められ、ビデオから。
オーナー曰く、スズメバチは、こちらが危害を加えなければ攻撃をしてくることはない、かわいいやつなんだそうです。
そうは言ってもやっぱり怖いです…。

ビデオのあとは、館内に展示されたスズメバチの巣を観賞。
除去を依頼されて、取って来た蜂の巣をあらゆるものにつけたり、蜂の巣同士をくっつけ、巨大な蜂の巣にしてみたり。
オーナーの好奇心あふれる作品が並んでおりました。
巨大な蜂の巣の中には、ギネスブックに登録されるほど大きなものも。

 なぜみんな頭に? 

移動された蜂の巣を、スズメバチが仕上げることによって作品が完成されます。
オーナーの発想もユニークですが、眠らされている間に移動し、目覚めてから素直にその場に巣を作り続けるスズメバチの姿を思い浮かべるとちょっとほほえましく思えますね。


ノーマルなスズメバチの巣の中


スズメバチの巣の模様

でも、蜂が作る巣は、それだけでも芸術的な感じがします。


スズメバチにもいろいろいるんですね
なんだかアンティーク

今まで素通りしている場所でしたが、おふたりのおかげで意外な世界を知ることができました。

このあとは少し山手へ行ってチーズのお店でお茶の時間。
そして、その夜の月を観に、さらに山手へ向かいました。
峠に着いたのは夕暮れどき。
見晴らしのいいその場所からは、雨上がりで雲がかかった麓の、すばらしい風景を見ることができました。
富士山もしっかり見えましたよ。


和の寄せ植え

2007年08月25日 | 庭の花

玄関に置いてあるつる系の植物の寄せ植えのほかにもうひと鉢、和風の花を寄せ植えしたものがあります。
ベランダでひと鉢ごとにさせておいては少しさみしい感じだったので、寄せ植えにしたのですが。
これも植え替えるタイミングが遅くて、一時は心配しましたが、持ち前の生命力で立派に育ってくれています。

キキョウは買ったときからやや小さかったのですが、5月に買ったものを1ヶ月もポットのまま放置していたので、ひょろひょろ感がさらに強くなっていました。
でも、寄せ植えにして放置すること2ヶ月。
新しい芽も出始めたりしながら成長を続け、今日花を咲かせました。

  
今朝はつぼみでしたが、昼に見たら開花してました。

3色植えましたが、これは白でしょうか、ピンクが薄くなってしまったのでしょうか。


いちばん上の写真は、ちいさな朝顔です。
去年、咲いている姿がかわいらしくて、種を分けていただいたいて蒔いたものです。
まだ花は咲きませんが、どんどんつるを伸ばしています。
もう少ししたら、きっと白い可憐な花が見られるはず。

 

そして、いちばん面積を占めているのがニリンソウ。
花は終わっていますが、その後順調に根の成長を続け、新しい芽も出始めています。
これ、どんどん増えそうな感じです。
株分けも考えないと、鉢の中ではそのうちきゅうきゅうになってしまいそう。

小さな朝顔以外は根が残るはずだから、このまま来年も育てる予定です。
キキョウは来年はもう少し強い苗になってくれるかな。


オケ~天上の音楽

2007年08月20日 | チェロ
天上の音楽。
レクイエムの練習に入って、何度となく耳にした言葉。
「天上の音楽」だとイメージして弾くことが大切なようです。
でも、いう人によってなんだかイメージが変わります。

私が初めて耳にしたのは、いつもの先生が「涙の日」の前に言ったとき。
その言葉を聞いてすぐ納得できました。
美しい曲だもの。
美しい音が出せるように心がけようと思いました。

合宿のときに来たI先生は、言葉としては「天上の音楽」とは言わなかったけれど、「あの辺の音楽」と言って、天を指してぐるぐるさせました。
しかも表情は、あへぇ~という顔。
いっちゃってました。
音楽を教えるには、いろんな表現力が必要なんだと妙に感動しました。
この先生は、他にもいろんな表現をします。
ですから、この先生の言うとおりに楽譜に書き込みをすると「肉」とか「クマさん」という、そこにいなかった人にはなんだかよくわからないものがたまにあります。
でもこの先生のレッスンは楽しいんです。

そして今日の言葉はコンマスさん。
今日は管と弦の分奏練習だったので、弦はコンマスさんが指導にあたりました。
コンマスさんは週末に誰かの話を聞いてなるほどと思ったことがあったようで、
  何かの曲を弾くときは、まずその曲がどこの国かを知ること。
  そして、その国の言葉で知っている単語を3つでも浮かべてみること。
ということでした。
「呪われしもの」の前にその話に触れて、「モーツァルトはドイツ語。ドイツ語といえば語調が強い感じでしょう、だからそのイメージで。」と。
それに続けて「でも涙の日は、あくまでも天上の音楽。天使が奏でる音楽です。帝釈天じゃだめなんです。」て。
なるほどと思わず納得してしまいました。

玄関の植物

2007年08月19日 | 庭の花

今の家には、玄関先にちょっとしたスペースがあります。
せっかくだから季節ごとに植物を飾ろうと思い、今は睡蓮鉢とつる系植物の寄せ植え、アジサイを置いています。

といっても、今はどのアジサイも花が終わってしまって、今置いてあるのは、今年は花は咲かなかったアジサイです。
もともと小さかったのに6月に降ったヒョウに直撃されてさらに小さくなってしまいました。
でも、こじんまりして涼しげなので置いています。

毎日朝顔が花を咲かせます

寄せ植えは朝顔とふうせんかずら。
今は、ヘブンリーブルーが毎日花を咲かせてくれます。
もうすぐ白い朝顔も咲いてくれると思うのですが。

フウセンカズラは小さい花だけれど、楚々としていて好き。

シラサギカヤツリ

睡蓮鉢には、ヒメスイレンとシラサギカヤツリ、ナガバオモダカがあります。
スイレンは、今年は花を咲かせないかも。
しっかり日に当てないとダメみたいですね。
今は咲いていませんが、ナガバオモダカは強健みたいで、根っこがどんどん増えていきます。
株分けしてあげないときついかもしれないな。

ナガバオモダカ

先日、田んぼの近くを歩いていたら、ナガバオモダカに似た花が咲いていました。
でも葉っぱは違いました。
水辺の植物もいいですね。


南側のベランダで元気に育っています

葉っぱが成長する時期が終わったのか、また上に伸び始めています。

 


サイトウキネン

2007年08月18日 | 客席から
今年もサイトウキネンフェスティバルの季節を迎えました。
今年は小澤さんが指揮の公演はものすごい人気で、お昼近くにのこのこと出かけていった私は、小澤さんの公演のチケットは手にできませんでした。
それならばと買った『若い人のための「サイトウキネン室内楽勉強会」』。
行ってきました。

ただ私、勘違いをしていました。
私はてっきり公開練習なのかと思っていました。
きっと貴重な意見が聞けるはず!と、メモ帳を片手に出かけましたが、実際は若い人の経験の場というところでしょうか。
でも、私たちと同じ席で小澤さんをはじめ、ロバート・マンさんといった方々が若い奏者の演奏を聴いていました。

昼間は弦楽。
3組の奏者が演奏をしました。

1 モーツァルト
  弦楽四重奏曲第19番ハ長調より 第1,2,4楽章
2 ベートーヴェン
  弦楽四重奏代10番変ホ長調Op.74「ハープ」より第1,2楽章
3 ドビュッシー
  弦楽四重奏曲ト短調Op.10より第1,2,3,4楽章

1組目、2組目と普通に見ていましたが、なぜか3組目は目が釘付けでした。
1,2組目は、私がチェロの弓を中心に見ていたので気づかなかったのかもしれませんが、でもそれだけでなく、3組目には全体のまとまりがあったように思いました。
この組分けは、どんなふうにしているんだろう。
まるっきりの素人じゃなく、その道を目指している人たちだから、単なるいつも一緒にやってるグループではなくて、先生が奏者を選んで組分けをしたのだと思うけれど。
きっと練習のときのリーダーシップをとる人が上手かったんだろうな。
もちろん、どの組も曲としてはまとまっていたのだけれど、3組目はそれにプラス楽しそうに演奏をしているように見えました。
特にVn1。
アイコンタクトなんかも自然で、演奏中の表情が豊か。
きまったところは優しく微笑み、美しいメロディーのところはのびやかな表情。
見ていても美しい演奏でした。


夜は管弦楽。

1 ベートーヴェン
  弦楽四重奏曲第2番ト長調「挨拶」より第1,2,4楽章
2 ブラームス
  弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2より第1,2,4楽章
3 モーツァルト
  木管八重奏曲セレナード第11番変ホ長調K.357より第1,3,5楽章

自由席だったので、後半は真正面から見ていました。
昼の部の3組目で少人数のときの呼吸に興味を持ったので、夜の部もそのへんに注目していました。
視線の先は次に一緒に出るパートの人の目だったり、演奏中の人の弓の動きだったり。
やっぱりそういうのは重要なんですね。
夜の部はみんな表情が硬かったように思いますが、それだけ真剣だったのでしょう。
演奏後の笑顔は最高でした。





レッスン~ドツァー+

2007年08月12日 | チェロ
暑い日が続きます。
でも今日は風があったので、いくらか過ごしやすかったです。
暑ささえものともせずフウセンカズラが涼しげに咲いています。

レッスン会場の前の通りでは花市を開いていました。
お盆の風景です。


さて、レッスンはドツァー29番から。
途中まで弾いたところで止められ、左手だけ動かすように言われました。
弓は先生担当。
オート演奏みたいだ。
先生が何を言いたかったかというと、私は手首が硬くて音がしっかりしていないということらしい。
特に29番のように音符が細かくて速い動きのときは手首を柔らかくしないといい音は出ないと。
弓の持ち方の問題ですね。
親指と人差し指で持って弾くようにいわれましたが、どうも先生が思うような音は私にはだせないようでした。
まだ今後の課題として残り続けます。
脱力は、どうしたら体得できるのでしょう。

そのあとはレクイエムを。
ちょっと速いところの指使いのヒントをいただきました。
楽譜を見て指使いがパッと浮かぶようになることも私の課題ですね。


9つの色

2007年08月11日 | 読書

実際に自分で何かを体験することは、とても大切なことだと思います。
自分で考え、想像力を養い、人とのコミュニケーションをとる。
そんなことを目的としたワークショップ主催する筆者が、試行錯誤を重ねてワークショップを形作る過程を記した本。

駒形克己著 『9つの色』

ここに紹介されたワークショップは、親子を対象に白、赤、オレンジ、黄、緑、青、黒、茶、ピンクの9つの色の紙を素材に作品作りをするものでした。
ある与えられた情報から自分で何かを想像し、紙を切り張りして新しい作品にすることで自分を表現する。
子どもはこういうことが大好きだと思います。
大人だってきっと楽めると思う。

紙は乱暴に扱えばしわくちゃになり破けてしまう
ノリを使えば手がベトベトになる
あえて手間をかけながらも、切ったり貼ったりという作業から
子供たちは次第に加減を理解していく
(本文より)

服が汚れるから泥んこ遊びをさせない、危ないからハサミを使わせない。
世の中にはそういう親がいると聴きました。
実際私の周りにはいないし、本当だろうかと思ってしまいます。
子どもは遊びも中でいろいろなことを覚えていくのに。

ワークショップを毎年開催している小児歯科の浜野先生も親の心配性を指摘していました。

親子のグループで小さい子がハサミを使おうとすると、わが子に代わって色紙を切るお母さん。天真爛漫に色紙を貼ろうとすると、ノリで手が汚れると色紙に丁寧にノリを貼るお父さん。「それはこうした方がいいんじゃなーい」などと間接的にわが子の創造性を自分の意思に置き換えてしまったりと、心配性の症状をいたるところで観察することができました。しかも時間の経過と共に、子どもはジワジワと自分のすることが心配になるようです。
(本文より)

そういう親は自分が『自分に自信が持てない子ども』を育てていることに気がつかないのだろうな。
浜野氏は、心配性の特効薬は、親子で競い合い褒めあう行動力が(心配性の)感染を予防していると確信したようです。

ワークショップの最後には、自分の作品を発表するのですが、それぞれの想像力をもとにした作品に歓声と拍手がおこるそうです。
自分が認められたという嬉しさ、他人を認める気持ち、そういうことって、とても大切だと思います。


種から蒔いた花

2007年08月08日 | 庭の花

春先にいくつか花の種を蒔きました。
そのうちのひとつ、yuiminさんからいただいたブルーレースフラワーの花が咲きました。
本来よりかなり小さな花になってしまいました。
でも、涼しげでとてもきれいです。

発芽したら植え替えようと、みんなポットに蒔いたのですが、今年はちょっと失敗でした。
芽が出てから適した時期に植え替えができなかったので、どれも栄養不足状態でひょろひょろしてしまって。

朝顔も、ご近所のとても元気に咲いているのですが、うちの朝顔は何とか咲いた状態です。
去年の今頃は、すごい勢いで咲いていたのに。
でも咲いてくれると嬉しいです。

 

やはり育つ環境は大切ですね。
気休めだろうけど、明日の朝にでもブルーレースフラワーを少し大きな鉢に植え替えよう。


オケ~レクイエム

2007年08月06日 | チェロ
今日は、いままでずっと休んでいた人が参加していました。
レクイエムの演奏会に出ようか迷っていたようですが、出ることにしたそうです。
チェロの中で一番話しやすい人なので嬉しいです。

気になるところはストップがかかるものの、1曲をじっくりというより通して練習することが多くなりました。
だんだん近くなってきていることを実感します。

今週の半ばに予定されていた合唱合わせは中止になり、来週はお盆で休みなので、次回のオケの練習は20日。
それまでに少しは弾きこみをしたいです。