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ブログ katsukazan/活火山★時々の四方山話

昨夜、台湾でyourubeにアップされたTVドラマバージョンの推理ドラマを視聴したが。。

あえてタイトルにドラマ名を入れないのは、アプロードされたYoutuberさんへの配慮からで、ドラマは、松本清張原作・砂の器です。


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おそらく全部で5部構成か7部構成の連続ドラマをの収録をアップロードされたのだと思いますが、最後の部分、つまり5部構成であれば最後の5の部分、7部構成であれば最後の7が欠落したコンテンツで、なぜこうなったのかについては想像が及びません。

構成時間ではTV版が圧倒的長いのですが、シナリオで、刑事役の


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むかし、劇場で、松竹映画版だったと記憶しますが、刑事役が丹波哲郎、一方の主役が加藤剛で、濃厚な組み立てですたが、今回この記事を書くにあたり、ググりましたら、濃厚な映画版の脚本は山田洋二でした。

映画では原作通り、遍路姿で旅する親子の背景は、「ハンセン氏病」が原因で、お遍路になる設定でしたが、TVドラマ版・フジテレビ・俳優座の中では、支那事変に従軍して頭部戦傷の傷痍軍人として帰還したが傷が原因で精神に異常をきたしお遍路になる設定になっており、それぞれの時代を確認しました。


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映画は1974年、テレビは1977年ですが、1977年の福田赳夫政権のころ、「ハンセン氏病」という表現に制約がかかる時代であったのかどうかが気になるところです。

ちなみに1974年なら、田中角栄-三木武夫政権時で、70年安保、全共闘敗退時期ですので、社会人3年4年の活動家が一人前の建前をおおぴらに社会で発言できないような風潮があったのでしょうか?

そんなデリカシー、ナィーブなあの世代のパヨ系がいたとは想像しがたいのですが。。。


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結局、原作、映画、テレビ版は98%、読んで、観て視聴したことになりますが、重厚さではやはり映画に軍配があがる印象でした。

台湾にワープして12年になりますが、Youtubeで日本のドラマを夢中で見たのは、剣客商売と鬼平犯科帳で、それ以外は皆無ですが、当時の日本の時代劇はテレビドラマでも金をかけていたことは、素人目でも分かるだけに、もう日本では、あのような時代劇ドラマはせいさくできないだろうと想像します。
その部分に一抹のさびしさを感じます。


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砂の器TV版は、今回Wikiでググりまして分かったことは、映画が1974年、テレビ版は、今回視聴したのが1977年版で、実は映画版より早く、TBSが1962年制作しており、 そのほか、1991年・テレ朝、2004年・TBSがありましたので、テレビ界の”忠臣蔵”的存在のような印象です。

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