ホザキシモツケ(穂咲下野)
「日光白根山を菅沼登山口から(2015.8.23)」
「日光湯元温泉早朝散策(2015.8.24)」
「戦場ヶ原自然研究路(2015.8.24)その1 湯元温泉から」の続きです。
泉門池を後に・・・
相変わらず撮っては皆に追いつくために走り・・・の繰り返し。
湯元から3.2km、湯滝から1.7km。
小田代ヶ原への道を分けて 10:47
周囲が開けていよいよ戦場ヶ原へ。
・・・の前に、キノコも撮っておきます。
青木橋 11:00
橋を渡って湯川の右岸から左岸へ。
ご通行の皆様へ
クマと出会わないために人の存在を知らせましょう
次の場合に鐘を鳴らしてください
大きい音が鳴るので注意してください
◆周囲に人がいない(1人~数人)
◆人はいるが静かである
(話し声、クマ鈴など音がない状況)
◆早朝・夕方・天候により視界が悪い
◆最近クマ目撃が多い場所であり、鳴らす必要がある状況
・・・遠くの方から何度も何度も聞こえてきた鐘の音はこれだったのね。
小太郎山(西峰)と太郎山。
男体山。
左から山王帽子山・太郎山・小真名子山・大真名子山。
(たぶん)振り返れば・・・の写真。
ピンクの花園
このあたりは同じ種類の植物が大群落をつくっています。
背が低く草のように見えますが、実はホザキシモツケという木です。
7月中旬から8月中旬までの夏の間ピンク色の花を咲かせ、あたりは花園のようになります。
マガモかカルガモか。
ズミの木漏れ日木道。
こんな赤い川も。
へびとむかでの戦い
むかしむかし、
中禅寺湖をめぐって男体山の神と上州赤城山の神が、
へびとむかでをひきつれて戦ったという伝説から、
戦場ヶ原という名がつけられました。
「赤沼」は大むかでの血がたまった沼、
「菖蒲ヶ浜」は和戦会議で勝負を決めた浜というように、
奥日光にはこの伝説にちなんだ地名がいくつも残っています。
余談ですが、へびとむかでの戦いといえば地元の信夫山にも。
昔々、信夫山公園入口の黒沼には、巨大なオロチ(大蛇)が住んでいた。
一方、山の北側には、七曲坂いっぱいの大ムカデがいた、といいます。
ある日、この二匹が争って烏ヶ崎あたりで共に滅んでしまったが、
文久の山火事で骨が燃えだして、青白い炎が九日間も燃え続けた・・・
と古文書に書いてあります。
(福島市こでらんに博のパンフレットより)
穂咲の穂先にトンボが留まる。
登山者カウンター通過 11:35
湯滝から4.0kmのすぐの分岐を赤沼方面へ進んで、国道120号線を横断。
赤沼茶屋でバッジを2つ購入。
ここで散策終了!
バスを呼んで次の目的地へのはずでしたが、またまた行き先変更、竜頭ノ滝へ♪
先程の分岐に戻り、竜頭ノ滝まで1.4km。
湯川赤沼橋を見送る。
湯川の流れも緩やかなのはこの辺りまで。
石楠花橋 12:05
橋から見下ろせば・・・
沢山咲いている白い花はダイモンジソウかな?
シカ除け柵の門。
国道120号線を横断。
竜頭ノ滝園地 12:20
竜頭ノ滝
戦場ヶ原を流れてきた湯川が男体山溶岩の上を傾斜しながら激しい勢いで流れ落ちるユニークな美しさをもつ滝です。
滝の左岸に沿って付けられている歩道を下りていけば・・・
あらら、白い飛沫が白とび (-_-;)
滝は延々210mにも及び、幅は10m、
白い飛沫をあげて帯状に落ち大岩を噛んで流れる姿を竜の頭に例えて、この名が付いたともいわれます。
竜頭観世音。
そして、茶屋の間を抜ければ観瀑台。
左右の滝への光の当たり具合が、撮るには難!?
バスが待つ駐車場に向かい、今度こそ散策終了!
(男体山の頂上で食べるはずだった)
弁当ランチタイムとなりました。
食後にお土産を探す時間もなく、バスに乗り込み・・・
晴れていたのは竜頭ノ滝より上だけだったみたい。
中禅寺湖はまたもや濃霧でほぼ見えず、第1いろは坂からの景色も同様。
なので、急カーブに設置されている標識の流し撮りなどして遊んでみたり。
日光宇都宮道路を経由して東北自動車道へ。
上河内SAでレモン牛乳とか♪お土産を購入。
二本松市手前までは曇り空でしたが、二本松ICを過ぎると雨が降り出し・・・
福島市のとある場所にて解散 17:00
これでおしまいです。